「小さな嘘、大きな犠牲(パート2)」偽りなき者 めるさんの映画レビュー(感想・評価)
小さな嘘、大きな犠牲(パート2)
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前からずーっと観たかった作品!マッツミケルセン主演。配信もないからほんまWOWOWありがとう!!タイトルのパート1はこの前にみたちいさな独裁者。
ちいさな独裁者も小さな嘘がきっかけだったが、この映画もとある少女のちいさな嘘が取り返しのない事態へと発展していく。なんで嘘をついたかって、ちょっとした怒りやったんやよね。拒絶されたっていう。たまたま兄の動画を見ていてそのことを言ってしまった。言ってしまった後は後悔していて周りの大人にもちゃんとあの子自身は話している。
大人たちの対応がもう最悪。特にあの園長。きちんと話も聞かず断定してしまう。取り敢えず事なかれ主義が、でっちあげの校長とよく似ている。
子どもって子どもだと思っていても内心はほんまにいろんなことを考えている。話していると我々大人が見えていなかったことも実はとても冷静な目で見ていたりする。完全に無垢な存在かというとそういうわけでもない。ある意味境界線がわからず残酷なことだってする。
あの時大人たちは?ちゃんとクララの話をきちんと聞かなあかんかった。周りの大人たちの対応はとりあえず聞くに聞けないし、そのままにしておこうと臭いものに蓋をしているようにしか見えなかった。
ラストシーン、ルーカスを狙ったのは誰だったんやろう。犬はクララの母かな…犬おらんこと知ってる風やったなあ。
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