「緊張の糸は張ったまま」偽りなき者 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
緊張の糸は張ったまま
とても良かった。
映画としてはめちゃくちゃ面白かった。
だけど、こんなにキツい2時間はそうない。
疲れました。
一つの子どもの嘘でここまで人って変われるのか。
変わるんだろうなぁ…
リアリティがあり過ぎて、自分も他人の子と二人きりに
なるのはやめようと思いました。
証拠がない、子どもの証言だけが頼り。
濃い霧の中を進んでいく物語に胸が苦しく、
眉間にはシワを寄せたまま。
男の友情が最後の砦。
熱いものも感じられたけど、
飼い犬の事を自分は忘れない。
主人公もきっとそうだったんだと思う。
そして、周りの人の中にも疑ってる人はいる。
もう元には戻れない、あんなに楽しそうだった男たちの
飲み会もラストでは嫌な雰囲気で、
最後の最後まで緊張の糸は張ったままで、
とても面白かったです。
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