「マッツ・ミケルセン」偽りなき者 むぎさんの映画レビュー(感想・評価)
マッツ・ミケルセン
ルーカス役のマッツ・ミケルセンがとにかく良かった。動揺、やり場のない怒りがとても表現されていて、もどかしい気持ちになった。
女の子が軽い気持ちで嘘をついてしまったとき、私の幼いころにもなんだか体験したことのあるような、嫌な感情?を思い出した。
周りがどんどん遠ざかって、身内だった人が敵になっていく時の虚無感がとても怖くて、リアルだった。
実証など何もなく、最後にはルーカスはなにもしてなかった、と丸く収まってしまうのが腑に落ちなかった。しかし信用を取り戻していくルーカスの姿はとても希望を与えてくれた。
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