サイレントヒル リベレーション3Dのレビュー・感想・評価
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静岡こわっ、近づかんとこ
前作見てないし、ゲームもしてないけど、今作だけで楽しめた。
嫌々ながらもサイレントヒルに引き寄せられるヘザーと一緒に、恐怖を体験できる、良質なホラー。
薄暗い世界、見通しのきかない未来、現実という足元が揺らぐ恐怖。
クリーチャーが怖い怖い怖い。
静岡怖いよママン。
一部キャラの行動が理解できない部分(探偵カミングアウトとか)があったり、ヘザーとアレッサの対決の結末がなぜああなるのかいまいちピンとこなかったりするが、ゲーム準拠らしい。
そのへんは父親の扱いのようにアレンジしてもよかったんじゃないかな。
狂気的な不快感を楽しむ映画
グロい。怖い。面白い。脚本は単純ですが、日常からホラーへの切り替わりの演出が見事です。いつ切り替わるかわからないものだから、常にドキドキできる。デザインも素晴らしい。狂気的でおぞましい。あんな場所で、あんな化け物に、あんな事をされたら、と思うとぞっとしますね。
まずまずの第二作。
レイトショーで3Dの方を見てきました。
まず最初に驚いた、一番すごかった3Dは灰が目の前に飛んでくると言うシーンでしたが(苦笑)。音といきなり、平和からドッカーンと言うドッキリホラー系の序盤から、後半はアクション一杯の謎解きが中心になっていきます。映画館では殆どが40代、50代のご夫婦がばかりでしたが、皆さん、微妙な表情でしたね。と言うのがこの作品の独特な世界感はゲームのファンや、前作を見た人(自分は前作は試写会でみた)ではないと、なかなか受け入れづらいかも。前作を見た自分でもなかなか、前作とのシンクロが、難しく、始まってしばらくは???でした。単純なキャーキャーいいながらみる、ホラー系ではありません。後半は完全、ゲームの世界の実写版です。監督のオリジナルに対する、ふかーい愛を感じます。少なくとも前作を見てから、見ましょう。脚本はまずまず、まだまだ続編ができそうですな。
映画として見るには・・・微妙
私はゲームを1から4までやっていたのでストーリーは何となくのみ込めましたがゲームをやっていなかったり、海外で作られたサイレントヒルをやっている人にとってはわかりづらい内容だと思います。
純粋にホラー映画というよりもゲームファンがゲーム内容と照らし合わせて楽しむ映画になっています。
正直な話、映画はゲームに忠実に作って欲しいと思っていたので様々な変更点があった前作よりは私は楽しめました。
不満点を挙げるならば、3Dにする必要性。クリーチャーのデザイン(ピンヘッドの劣化版のようなやつ)・最後に父親がサイレントヒルに残る(次回作への布石?)・BGMという点でした。
まぁ面白い
前作と当然ですが繋がってます。
ただ今作のストーリー的に、前作が女性スタートだったのがちょっとこじれた原因かも。
ゲームの無印~3までプレイした人ならおおよそスクリーン上の展開がそれても、なるほどここはこう直したのねってのが捉えられます。
で、ここからネタバレになるのですが。
▲頭好きさんの影響なのか、(▲頭が魅力的過ぎたのか)今回は▲様を含めクリーチャーが目立っています。
▲頭さんは本来2のジェイムスの罪悪感から誕生したクリーチャーですが、今回の映画ではヘザー(アレッサ)の守護神として登場していて、なんというか、正義の味方!ってのが固定している感じ。
なのでゲームのように危害を加えることは一切ないし、1の時みたいに、私も殺されるかも・・・!?とヘザー(もしくは視聴者)が心配する必要もない。
もっというとタキシード仮面です(笑)
最後の最後も▲頭さんがヘザーの代わりに戦うので、そこはちょっとうん?って感じですが、▲頭好きな人は大興奮するハズ、です。
後、1でサイレントヒルに取り込まれた母(前作主人公)を探しに残るため、ハリーが殺される描写はありません。
ヒル3で一番悲しいシーンであるハリー殺害シーンが、無いんです。(ここが前作原因の拗れ点
つまり、全体的にハッピーエンドで終わります。ハリー残りますけど;
個人的には怖くてとても面白かったので、良かったと思いますが、映画から入った人にはなかなかの不評みたいです;
夏DEATHし!
お化け屋敷に行くようなノリで観に行きました。
原作となったゲームは未プレイですが、そんなあたしでも前作は楽しめたので、今作もそれなりに楽しめたら良いな!位の期待度でした。
…が!
今作はどうもゲーム未プレイの人にはややわかりにくいストーリーとなっていたようです。
クライマックスで三角頭が主人公ヘザーを庇うような行動に出た所など、前作の流れから考えるとその意味が理解できずにモヤモヤしてしまいました。
個性的なデザインや設定のクリーチャーを見る分には楽しめる映画かと思います。
【2013.07.17 / 劇場2D鑑賞】
劇場版で見る価値ないかも
前作のできがかなりよかったのでワクワクして見に行きました。
前作の続きのストーリーになっています。
ぶっちゃけ、ダメダメでした。
前作は非常に出来が良かったので期待して見に行ったのに、この終わりは無いだろっていう感じですね。
劇場で見て損した気分です。
お金の無駄なので見たい方はDVDかブルーレイのレンタル出てから見たほうが良いかも。
前半、サイレントヒルまでいく流れは悪くないと思います。
怖いのは一応あります。
しかし、後半のサイレントヒルについてからがグダグダでした。
他の方のレビューにもありあますが、ナースがプルプル震えてるのはかなりシュールです。
(前作はあんなに震えてなかったという記憶がありますが、どうだったか見直したいところ。)
聖域に入るためにメリーゴーランドまで行くとアレッサが出てきます。
「あなたじゃ私を倒せないわよ」的な会話をして、抱き合ったら光だして一体化!何が起こったのかよくわからないままに次のシーンへ。
ラスボスの教団の主は、三角頭が勝手に戦闘し始めて殺しちゃうし。
スタッフロールの最後に三角頭がどこかに行くシーンがちらっと入ります。
まだこのシリーズを続ける気なのでしょうか?
注)ゲーム版サイレントヒル3の中に三角頭そっくりなヴァルティエルという、三角頭とは別のクリーチャー(三角のやつを被っていない)のが出てくるのですが、そいつと設定がごっちゃになって三角頭=ヘザー(アリッサ)の守護者っていう設定ができたと推察する。
パート2は、なぜコケル!
前作で衝撃を与えたクリーチャーを本作品で全滅させてしまいました。
観ててもったいない事するなーと、なんか怖い・・と思えなくて、泣けてきます。
前作で人間の皮をはいだ怪力の巨人が、なんと・・・これはアカン!
音に反応するグラマスな看護婦さんも、停止姿勢がきついのかぷるぷる脚が震えていました。
震わすならおっぱいにして欲しい・・・恐怖映画・・・では無くなりますが・・・
不思議と続編は、落ちますね。
敵役は、どう作られてきたんでしょうか?
さらっとした説明も良いんですが・・・まー詳細に説明されても、レベルがレベルだけにそれはそれでウザイかも知れませんが。
劇場で金を払う価値は、一切ありません。
レンタルする事をお勧めします。
うーん、イマイチ。
前作の1の映画をみてハマってからシリーズを色々と調べサイレントヒルにハマった時期がある者です。
まわりのレビューさんを見ると結構1の評価微妙なんですね。
個人的には大ウケでした。今回の映画はなんというかクリーチャーこええという感想しかないのが残念でした。
もっと謎を解いていくというか少しずつ明らかになっていく展開を期待していたのですが最初からアレッサとの対立という内容がハッキリしすぎたのが面白くなかったです。
あと最後の剣劇は最高にシラけました。
こんなのが見たいわけではないです。
あとアレッサのドラゴンボールなみの衝撃波も。
ちょっと静岡に行くまでの流れが長すぎたかなぁという感じがしましたね。
ヴィンセントくんもいらんでしょう。
前作のなんか机にひたすら書いてるアレッサに死ぬほどびびった僕としてはもっとストレートな怖さより変化球的な怖さがもう少し欲しかったなと。
原作ゲーム1からプレイしている人向けの映画です。
原作ゲーム1作目がPSだったせいか、2作目以降のイメージが強いようで、
元々B級色が強いシリーズなのに、勘違いで評価が低くされる作品。
ゲーム最新作辺りでイメージ作っちゃってる人たちもつらいかも。
本作は原作ゲームの3をベースに、映画1作目をフォローしたような内容。
冒頭は「今回は原作プレイヤーを切り捨ててないよ」と言わんばかりの
シーンから始まる。
原作1のように本編に入っていったのも私的ににやりシーンだった。
初対面クリーチャーは原作2の初対面のやつだったかな。
オリジナル要素もアレンジの許容範囲内で全体的には良かったと思うけど、
尺の都合上仕方ないのだろうが、せわしなくストーリーが進んでしまい
1つ1つのシーンの印象が薄れてしまう。
闇に包まれたあと通常にほぼ戻らないのも少し寂しい。
クリーチャーも原作に媚びすぎたのか、尺に対して種類と見せ場が多く
原作通りのバブルヘッドナースとライイングフィギュアがもったいない。
ラジオ的なものがなかったのも、クリーチャーの出過ぎだからだろうか。
本来出なくてもいい三角頭にあんなに見せ場を用意する必要もなかったと思う。
特にあんなにアグレッシブに人間臭く動く三角頭は見たくはなかったりする。
EDは原作2に近い印象。原作3ではハリーはアレだからね。
ダグラスが早期退場したのもそのせいだろう。
原作ゲーム初期からのファンにとっては、
映画1作目やゲーム最新作よりサイレントヒルしていて、楽しめる映画だと思う。
映画ファンとゲーム最新作ファンにとっては、駄作ととられても仕方ない。
少なくとも今作はあなたたち向けではないのだから。。。
コレジャナイ!
3Dの没入感は、自分がサイレントヒルの舞台を歩いてるかのようで、とても素晴らしいものでした。
しかし、肝心の内容がコレジャナイんですよ。
サイレントヒルの素晴らしい部分は、日本映画的な静かな恐怖・視覚聴覚面からの生理的恐怖な筈なのですが
今作は完全に洋画にありがちなビックリ系映画になっていました。
序盤から表世界でも表世界らしさが皆無で、序盤を抜けたらずっと裏世界と
表世界と裏世界の対比やメリハリがなく、これをサイレントヒルというのはちょっと難しいです
前作のラストシーン等からその片鱗はあったのですが、今作はクリーチャーの殆どは
浮遊きびなご様がネタバレレビューしている通り、サイレントヒルではなく、ヘルレイザーのそれですね。
ストーリーの方も3…の原型が微かに見て取れるくらいで余り関係ない内容です。
大筋は単純ですが、細かい部分は、ポジションの良くわからない三角様が居たりと、真剣に考えると疑問符しか浮かばないと思います。
おそらく、ファンの方がサイレントヒルとして鑑賞すると残念な気持ちになってしまうでしょう。
しかし、3D自体の質は高いので3Dで初の本格的なホラー洋画。という風に見れば割合楽しめるかもしれません。
少なくとも、某3Dホラー邦画とは映像面でも内容面でも比べ物にならないくらいしっかりしていますので、ホラー映画として見に行って損をする…という事はないと思います。
評価は普通のホラーならアリかなという事
タイトルに3Dと付いているほどなのに、殆どの劇場で3Dは吹き替え版しか公開されていない。という大きすぎる欠点も込みで、半分の2.5★で
普通の出来ですが、まあ、おもしろかった。
面白かったですよ。
いろんなクリーチャーが90分の短い尺にリズム良く登場してそれだけでも楽しめました。
一番のお気に入りはナースグループかな。
敵味方関係なく動くものはバシバシ襲っちゃう。これ、楽しい。
ただ、前作のが灰降る‘サイレントヒル’の幻想的なイメージが強かった気がする。主人公の女の子にも問題ありかもな〜。
18歳?ちょい老け気味。善の部分?神秘性が不足気味。見かけが陽気なガールなんですよね〜。
遊園地は‘デビルスリジェクト’のパクリかと思っちゃった。
3Dで観ることをおすすめ。灰降る映像が自分がその街にいるようなリアル感がありました。
期待はずれ感が凄い。
説明台詞の多さと、
内面描写の薄さ、
恐怖度の低さ、安っぽさが満載。
アレッサ&教団の弱さにビックリ。
ゲーム版の持ち味、
内面からジワジワ震える異常性を帯びた精神性の恐怖がほぼゼロ。
前作の方が、
夢と現実の曖昧な世界感の構築に優れていてコワかった。
続編、要らなかった・・・
脱出時にトラヴィス登場ってことで、
『サイレントヒル ゼロ』への前フリでしか無かった印象。
稚拙な夢語り……重厚な前作から薄っぺらなアトラクションホラーに [加筆修正2]
傑作ホラーゲーム『サイレントヒル』の映画版第2作が遂に登場!
今回はゲーム版『1』の直接の続編にあたる『3』がベースだ。
ハアアアッピバアアアスデエエイ、トゥウウイユウウウ。
(筆者はテンションが上がり過ぎて少々おかしくなっています。
ご了承下さい)
日本公開が待ちきれなかった為、海外出張の合間にBD購入&鑑賞。
が、結論としては……うううううむ、がっかりしたと言わざるを得ない。
手厳しい事を言うが、予算が前作の半分以下($5000万→2000万)
になった事は出来の悪さの完全な釈明にはならない。
(むしろ映像面だけ見れば、半分の予算にしては頑張っている方だと思う)
状況・心情の説明がとにかく拙いのだ。
しかも情感が宿るべきシーンで少しも心を動かされない。
例えば裏世界へ囚われたシャロンが帰還する場面。
夫婦間、そして親子間の愛情の深さが伝わるシーンの筈なのに、
雑な演出と余裕のない台詞回しで台無しになってしまっている。
前作の切ないラストも割とぶん投げちゃった形だし。
中盤、サイレントヒルの街の歴史から前作までの流れまでを
全て口頭で説明するシーンにも辟易。
クローディア/ヴィンセント/レナードの親子関係についても、
彼等の間には愛憎入り雑じる気持ちがあって然るべきなのに、
そういった面は殆ど描かれない。
特にクローディアに関しては、元々は単なる悪役ではくくれない
複雑なバックボーンを持つキャラなのだが、本作では映画前作の
クリスタベラを大量の水で薄めたような悪役に成り下がっている。
(まあ元を知らない方は気にも留めないだろうけど)
疑似親子的な関係にあるヘザーとダリアの対話も、
物語を進める為の機械的なやり取りに終止。
自分の娘の生まれ変わり相手に、何て味気ない会話……。
いや、役者陣は良いのだ。
主演A・クレメンスはスゴい美人ではないが魅力的。
その他も、キャリー・アン・モス、デボラ・カーラ・アンガー、
マルコム・マクダウェル、ショーン・ビーンそしてラダ・
ミッチェルと、実力も存在感もある豪華な役者が揃っている。
しかしながら記号的な役割しか与えられていない
彼らの存在感はことごとく薄い。
マクダウェル演じるレナードなんて狂気が滲んでいて
特に素晴らしいが、出番はほんの数十秒だ。
前作では絶望的なくらいに恐ろしかった“血と錆の世界”
の恐怖も大減衰。順応してる人間も多いし怪物たちを
利用しているシーンはあるしで、
(そもそもあの『治療』って何やるつもりだったの?)
容赦なく人間に危害を加えていた前作と同じ世界とはとても思えない。
表現自体も、不気味な男たちが人肉処理してるシーンを始めとして
全体的に『なんか違う』感が漂っている。
恐くはない。恐いと言うよりはシュール。
クリーチャーデザインも不満。
前作から続投の怪物や原作のフォルムを保っている怪物は良いが、
本作オリジナルの怪物からはおぞましさを殆ど感じない。
そもそも『サイレントヒル』の怪物というより
『ヘルレイザー』の出来の悪い真似事みたいだ。
特に“ミショナリー”を名乗る怪物の造形は、
物語の要所要所で登場するクセに、最悪レベルにチープだ。
終盤のクローディア変身シーン(オマエノ、シワザ、ダタノカー)や
三角頭VSミショナリーのバトルシーンに至っては、
原作ファンにもそうでない人にも???な展開だろう。
なんなのこの『取り敢えず最後に派手なシーン入れときゃ
何となく終わった感じになるんじゃね』みたいな締め方。
ポートランドのエピソードを映像化したり、トラック野郎
トラヴィスを登場させるあたりは原作ファンならではと思うけれど。
以上。前作・原作と比べても不満タラタラな出来。
神への愛。親子の愛。愛する事によってもたらされる
業の重さを情け容赦なく描いた前作とは比ぶるべくもない。
あの圧倒的な負のパワーは今回微塵も感じられず、
単なる薄っぺらなアトラクションホラーに成り下がってしまった。
映画単体の評価としては判定2.5くらいが妥当かと思うが、
いち原作ファンとしての個人的な目線を加味して2.0判定。
史上屈指の名シナリオである『2』の映画化も未だ熱望してはいるが
……2作目でこのクオリティだと……シリーズ継続は難しいだろうなあ。
<2013/3/10鑑賞>
追記:
3Dで劇場観賞後の感想。
大スクリーンで3D観賞すると臨場感が俄然アップ!
冒頭の灰舞う映像、無人の街や裏世界をさ迷う場面の美しさは◎だ。
上でボロクソ書いた後でナンなのだが、本作を最初に
3Dしかも劇場で観なかった事に後悔している。
やっぱり映画は大スクリーンで観るに限る。
ハリーとヘザーの生活が垣間見える序盤、レナード登場シーン、
最後に登場する『ゼロ』『ダウンプア』ネタなど、
ファンならニヤリのシーンだって少なくない。
前作/原作とは違い、ある程度エンタメ寄りの内容だと
腹をくくって観れば、本作は決して最悪の出来ではない。
これなら2.5~3.0くらいには判定上げても良いかなあ、と。
ところで字幕/吹替の両方を観賞したが、ヘザーの吹替を
担当したものまね芸人・福田彩乃が予想外に上手い。
絶叫シーンだけが今ひとつで残念だが、最後の吹替
スタッフロールが出るまで彼女が演ってたとは知らなんだ。
あと、GACKTが○○○○○役ってマジすか(笑)。
〈2013.7.13, 15鑑賞〉
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