劇場公開日 2013年6月22日

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「真木よう子が出演しているので見ようと思った。 大森立嗣監督の作品も好き。 原作者が芥川賞作家の吉田修一というのは後で知った。 楽園(2019)、怒り(2016)、悪人(2010)を見たことがある。」さよなら渓谷 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0真木よう子が出演しているので見ようと思った。 大森立嗣監督の作品も好き。 原作者が芥川賞作家の吉田修一というのは後で知った。 楽園(2019)、怒り(2016)、悪人(2010)を見たことがある。

2025年5月11日
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鑑賞方法:VOD

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動画配信で映画「さよなら渓谷」を見た。

2013年製作/116分/R15+/日本
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2013年6月22日

大森立嗣監督
吉田修一原作
真木よう子(尾崎かなこ)
大西信満(尾崎俊介)
鈴木杏(小林杏奈)
大森南朋(渡辺一彦)
井浦新
新井浩文
鶴田真由(渡辺の妻)
木下ほうか
三浦誠己
薬袋いづみ
池内万作
木野花
瀧内公美

なるべく予備情報なしで映画を見ます。
予告編も見ない。
知っておきたいのはどんな役者が出ているのか、
監督や原作者。
その方が映画を楽しめると思うので。

真木よう子が出演しているので見ようと思った。
大森立嗣監督の作品も好き。
原作者が芥川賞作家の吉田修一というのは後で知った。
楽園(2019)、怒り(2016)、悪人(2010)を見たことがある。

尾崎夫妻の燐家の女、立花里美が自分の子供を殺した容疑で逮捕された。

里美の証言によって尾崎も警察の自称聴取を受ける。

仲のいい夫婦に見える尾崎夫妻だが、
尾崎が燐家の犯罪に関与しているような描写はない。

これはミステリーかサスペンスなのか?

映画の中盤で尾崎夫妻がそれぞれ犯罪の加害者と被害者であることがわかる。

ああ、そういうことか。

やっと腑に落ちた。

尾崎が15年前の犯行に及んだ心理状態の描写がまったくないのがイライラした。

尾崎夫妻のそれぞれの心の葛藤の描写が続く。

ラストシーンは意外だった。

吉田修一の原作はやっぱりすばらしい。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック
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