「暗かった」さよなら渓谷 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
暗かった
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あまりに暗い話でびっくりした。過去に決定的な事件があり、決定的に人生が転換してしまうという話だった。事件や、被害にあった事実は深刻な問題なのだが、どうにか前向きに気持ちを切り替えることができなかったのだろうか。暗くしていてもどうしようもないではないかと思ってしまう。
登場人物がそもそもとても生真面目で、ある意味幸福を放棄して生きるという方針はふざけているとも言えるのだが、そういった側面とエロな側面しか描いていないような感じがした。
セックスでどのような精神の交流があったのか、もうちょっと踏み込んで描いてもよかったのではないだろうか。
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