「私の中ではかなりよかった」さよなら渓谷 akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
私の中ではかなりよかった
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大森南朋さんの兄ということもあり、期待大の大森立嗣監督作品。真木よう子が体を張ってレイプ被害者を演じているということで、できれば劇場で見たかった作品。「悪人」の吉田修一原作ということで、テイストはわりと似ているが、事件のあった15年前から物語における現在まで続いている加害者と被害者の葛藤が主要テーマという点で「悪人」とは少々異なってくる。長い時間だ。罪を償うということはどういうことなのかというひとつの答えが提示されている。加害者側、被害者側両方の側面をわりと丁寧に描いており、劇場で見たかった作品。大森南朋ほか役者がいい。
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