探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点のレビュー・感想・評価
全90件中、1~20件目を表示
「探偵」シリーズでは最も動きのある意欲作
大泉洋と松田龍平がコンビを組んだ「探偵はBARにいる」シリーズの第2作。1作目のヒロイン・小雪に続き、今作のヒロインは演技派・尾野真千子。この人のキャラクターが、今作を躍動させている。ストーリーとしても札幌だけにとどまらず道内あちこちに移動しており、シリーズの中では最も動きの多かった作品といえる。原作でも読み応えのあった第5作「探偵はひとりぼっち」を映像化しており、あくまでも個人的な見解だが、今シリーズでは一番好きな作品である。
2作目で早くも安定した定番の味が出てきた
シリーズ2作目で大泉洋と松田龍平のコンビも安定感を増して、「待ってました」と言いたくなる定番感が出てきた。よほど相性の良いコンビなのかもしれない。
愛憎スキャンダルと政治家という組み合わせなので、わかりやすい悪のいる物語かと思いきや、誰をも憎みきれない味わい深い余韻を残す作品となっている。勧善懲悪でないので爽快さには欠けるが、酸いも甘いも噛みしめる大人の男のドラマとして魅力的だ。
公開当時タイムリーな原発問題、そして顔の見えない市民の、善意による暴力など、社会問題にも目配せしているのは前作にはない要素。政治家を守ろうと勝手に立ち上がった市民たちは、マスクで顔を隠している時はとても強気だが、マスクを取られた途端弱気になって謝りだす。まるで匿名の時だけ強気なネット民のようだ。
探偵は、 橡脇の大勢の支持者たちや、 前作同様、花岡組の一味に命を狙われることになる。 見どころは探偵や高田が多くの刺客に繰り返し襲われる場面だと思う。
動画配信で映画「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」を見た。
2013年製作/119分/PG12/日本
配給:東映
劇場公開日:2013年5月11日
大泉洋
松田龍平
尾野真千子
ゴリ
渡部篤郎
田口トモロヲ
篠井英介
だいたいいつもBARにいる探偵、俺(大泉洋)の友人、
オカマのマサコちゃん(ゴリ)が札幌の街で何者かに殺された。
事件に衆院議員の橡脇(渡部篤郎)が絡んでいるという噂を聞いた探偵は
相棒の高田(松田龍平)と調査を開始する。
しかし探偵は、
橡脇の大勢の支持者たちや、
前作同様、花岡組の一味に命を狙われることになる。
見どころは探偵や高田が多くの刺客に繰り返し襲われる場面だと思う。
前作に続き安藤玉恵のウエイトレスは意味が解らないし必要ない気はする。
この映画の撮影には
テレビ朝日の『相棒』の主要なスタッフが参加しているらしい。
この2作目は前作よりもちょっと薄味になったと思う。
今晩は3作目を見ることにする。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
パンツ一丁
第2作。 笑い要素も増え、大泉洋と松田龍平のコンビは健在。前作に引...
今回はアクション映画
前作では、ミステリーではなくヒューマンドラマだと言ったが、今作はアクションだった。兎に角アクションシーンが豊富。結構いろんな動きがあるから、これは映画で見る価値があると思う。路面電車のシーンが特に好き。カーレースもよかった。全体的にアクションが多くて派手な画が多いのが特徴。
続いて前回もだったけど、今作を見て高田のキャラの良さを改めて感じた。1番好きなキャラ。(そもそもレギュラーキャラめっちゃ少ないけど)あの普段はずっと眠そうなのに強いっていうのはやっぱりめっちゃかっこいいし、いいよなあ。
尾野真千子の演技も良かった。前回も終盤泣いたけど、今回も涙出てきた笑 キャラの振り幅が結構あったけど、全部マッチしててすばらしい。
内容については、まあストーリーは割と単純ではあって、そこまでの奥深さは感じない。話の流れもまあまあまあ、
ただ、キャラクターが魅力的なのがこの映画の特徴。探偵はもちろん、今回はマサコちゃんやその仲間もすごくよかった。なんか心があったかくなる。
あと、この映画のいいところはロケハン。北海道、ススキノの良さを引き出してる。この作品見てると北海道行きたくなる。北海道は1回だけ行ったことがあり、ススキノって危なそうな印象だったが、一個ぐらい飲み屋行けば良かったな。って思うくらい。大通の撮影も大規模ですごいなと。大統領選か。
バーとか街、店の雰囲気も安定に最高。お酒飲めないけど飲みたくなるし、タバコも吸ってみたいなと思った。こういう昔からの大人の印象、渋い感じが上手く表現されてて、懐かしさを感じる。この世界観に浸りたいがために見るのもアリ。ストーリーよりは世界観、キャラ、雰囲気の魅力が強めの映画。
割と手軽に楽しめて、VODで見るのもおすすめ。
やっぱりラストが...
探偵はBARにいるシリーズ2作品目。
前作はそこそこ面白かったので、今回もそこそこの期待。出演者の把握はあえてしてないです。
やっぱり面白かった。
安定した笑いと絶妙なバランスのコンビ。
でも、タイトルにもある通りラストが今回も...ね。
探偵の2人は地元ススキノのおかまバーで人気者のまさこちゃんが暗殺されたことを知り、すぐさま犯人を捕らえるべく動きだす。
今回は前作よりも松田龍平が生き生きしてる。
すんごい楽しそうだし、やっぱりあの冷静沈着さが笑いを引き立たせてくれている。戦闘シーンもかっこええ
北海道らしさ満載。北海道出身の人はかなりテンション上がるんじゃない?
大自然の中で繰り広げるドタバタ劇は最高に面白い。にしてもよく動くよなぁ、この車は。
しかし、やっぱりラストが良くない。
ご都合主義というか、良いようにまとめられているというか、気になる点が多いな。
結局解決したと言えるのか?バイオリンは練習したのかな?何がしたかったのかな?
あと無駄なお色気シーンが多い。
見てて不快だし、省いて欲しい。
このシーンが今回長すぎたように感じるんですよ
全体的にはなかなか面白いのに、勿体ないな〜
でも、大泉洋と松田龍平はもう最高。
探偵はひとりぼっち…じゃない。
「探偵はBARにいる」シリーズ第2作。
「日曜洋画劇場」での地上波初放送を鑑賞。
原作は未読です。
ススキノのプライベート・アイ(探偵)がカムバック!
今回挑むのは探偵の友人・マサコちゃんが死体で見付かった事件。調べていく内にマサコちゃんと野党大物二世議員との関係が判明し、議員を支持する一派から命を狙われる羽目に…。
そして、マサコちゃんがファンだった美人ヴァイオリニスト・弓子が、何故かマサコちゃんの死因を調べるために札幌を訪れていました。
探偵は彼女を依頼人として契約し、数々のピンチを切り抜けながら真相に肉薄していきました。
前作からのお約束や鉄板ネタが随所に仕込まれ、第2作にして早くも抜群の安定感を発揮しておりました(笑)
探偵とその助手・高田くんのコンビ芸(笑)がよりパワーアップ。アクションは言わずもがなですが、コミカルなやり取りのテンポと間も素晴らしく息がぴったりで微笑ましくなりました(笑)
ハードボイルド探偵には美女が付きもの…。
というわけで、本作のヒロインは尾野真千子。気が強いヴァイオリニスト役がとても似合っていました。素がこんな感じなんじゃないかなと思いました。
「依頼人は必ず守る」の信念の基、ラストで探偵が選んだ決着の付け方にホロリと来ました…。
バランスのとれた良作
全90件中、1~20件目を表示