「基本的にテレビドラマのノリだけど、そこそこおもしろかった。」探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)
基本的にテレビドラマのノリだけど、そこそこおもしろかった。
原作は読んでいないけど、このシリーズはハードボイルドというより、昔日テレでやっていた、おふざけ探偵物、おふざけ刑事物を、うまくアレンジして、焼き直した物のような気がする。
ギャグも作りこんだものというより、雰囲気やノリで笑わすものが多く、いかにもテレビ的。
違うのは、舞台が北海道のススキノであることと、大泉洋さんのおもしろキャラクター、それからちょっとエロいシーンが入っていることくらい。
その辺でいうと、今回は雪のシーンがほとんどなく、どこだかわからない感じが、多少マイナス。
大泉洋さんのおもしろさは、いつもどおり。
エロいシーンは、とってつけたような感じで、あまりエロく感じなかった。
今回よかったのは尾野さん渡部さんの「外事警察」コンビ。
尾野さんは顔はきれいなんだけど、関西弁でまくしたてる大阪のおばちゃんのイメージがあって、ヒロインは合わないような気がしていた。
最初はなんで尾野さん?もっといい人がいたはず、と思っていました。
でも後半、渡部さんが「外事警察」みたいな演技をし始めたので、これはこの映画の流れを変えて、シリアスな展開に持っていくためのキャスティングなのだろうと納得した。
おふざけ探偵物と思って見ていたので、その辺にひっかかって、思わず感動してしまった。
このシリーズの売りの、おふざけアクションシーンもたくさん入っていたし、個人的には前作よりよかった。
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