オブリビオンのレビュー・感想・評価
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ストーリーは好きな部類だが
ストーリーは「月に囚われた男」「マトリクス」を彷彿とさせるものがあり、好みの部類。
ただ、う~んなんというか深みが足りんのよね。
トムがでているから偏見が入っちゃっているのかもしれんが。
もはや宇宙人にも愛されてるトム
映画はCGまみれだが、全体的に3Dに反抗するかのような白を基調とした明るい映像は好印象。
しかし、実際映像はキレイでこだわりがあるが、その絵にストーリーやキャラクターの動きに深みを与えることなく、スッカラカンのペランペラン。
トムだから、その世界に悲壮感がまったく(笑)無いしね。
クローンの意味も対してなく、となりの町もトムだった、そのとなりのイケメンもトムだった、というだけで、宇宙人どんだけトム好きなん?というオチ。
まあ、もっというと、本作も、トム、どんだけトム好きなん?という彼自身とファンのためだけの映画つくりで、そのスタンスは常に一貫している。
その点だけはとてもすばらしい。
実際一番盛り上がるのは、トムVSトム。
ケンカに勝ったトムは負けたトムにラスト花を持たせる。
さすがトム、愛する自分に勝敗はつけられないよね♪
アクションもこれまた、たいして意味のないおっかけっこで、「ファントム・メナス」のアッツイ思い出が蘇ったよ、おい、どうしてくれんだ。
彼の大傑作「宇宙戦争」でお口直ししたよ。
追記その1
いいかげん、前半世界観をキレイな映像のみで淡々とした流れを引っ張り、たいしたびっくりもなく、たいして盛り上がることなく終盤に入る構成はもはや手法として古くないか?
追記その2
今回クローン、という役回りで、何でもあり、なんだけど、それに乗っかってか?、今回のトムは「アウトロー」のときよりもずっーーと若く見える。
なんでもあり、にしちゃったか、トム?
景色が美しいどんでん返し映画
絶景かな絶景かな。景色が美しいどんでん返し映画。面白かったポイントは3つ。
1つめは、景色がキレイ!映像美を堪能!
とにかく景色が美しいので、どのシーンでも絵的に映える。広大な大地をバイクで疾走したら気持ちいだろうな。
撮影地が気になって調べたら、アイスランドで撮影したらしい。アイスランドは色んなSF映画の撮影地に使われてるみたいだから、それだけSFの世界観には合ってる地形なんだね。あまりの地形の美しさに、CGも使われてるだろうと思っていたから驚きだ。まさか実際に存在する地球の景色だったなんて。
アイスランドの地形を見せて「荒廃した地球です」と言われても分からなそう。死ぬ前に一度でいいから、アイスランドに行ってSF映画の世界に入りたい。この映像美を映画館で浴びたかったなー。こういう景色がキレイな作品は映画館で観たいよね。
2つめは、敵味方が逆転するどんでん返し!
観る前はよくある荒廃した地球のSFモノと思っていた。でも、実際に観てみると、徐々に衝撃の事実が浮かび上がるどんでん返しが面白い映画だった。
スカブ=生き残りの地球人。敵だと思ってた宇宙人スカブが、実は地球人の生き残りという展開に驚く。プレデターみたいなステルス仮面のせいで、余計に宇宙人だと思い込んでたわ。サリーが黒幕だと判明してからは、サリーが悪役に見えてくる不思議。序盤は愛想のよい女上司だと思ってたのに。
3つめは、「くたばれサリー」最後が爽快!
ジャックがマルコムと共に爆破するシーンは爽快!ジュリアが入ってると思ってたからマルコムが出てきたビックリ。マルコムはドローンとの戦闘で死んだかと思ってたからね。たぶん瀕死状態のマルコムがジャックに頼んだんだろうな。マルコムは「テッドが爆破するのを間近に見たい」って言ってたし。ラスボスはやっぱり分かりやすくぶっ倒すのがいい。
いやーほんとクールで後味のいい終わり方だったわ。最後モヤモヤしたり、後味悪かったりする映画も多いから、久々にスッキリ。ファイトクラブの最後でビルを爆破するシーンに通ずるものがある。どうやら俺は爆破して幕を閉じる映画が好きのようだ。
最近私は隣人の騒音問題に悩まされている。汚い話し声がするたび「くたばれ隣人」とボヤいている。隣の部屋にボムを仕込んで爆破して黙らせたいな。
それはさておき、映画はストーリーが面白いのも大事だけど、景色も重要な要素、そんなことを気付かせてくれた。今ままではストーリーや俳優のみに注目し、ロケーションに注目することはあまり無かった。だけど色んな映画で「撮影地はどこだろう?」と考えてみるのも新しい楽しみ方になるかもしれない。
大きい画面で観たい
映像美や格好いい装備、世界観を楽しむ映画でした。
谷間を進む戦闘機のシーンとか綺麗。
何千といるクローンのトムクルーズ
侵略してきたテット(サリー)はAIだったのかな。謎のまま。
ラスト、52号クローンが帰ってきて、クローンだけど、奥さんは嬉しいのかな…
登場人物の感情の機微はあまり描かれない、淡々としたSFでした。
なんとなく、展開は見えてた。
最初からテットの通信の感じとか地球を離れたく無い感じとかで、なんとなく展開は薄々予想出来た。敢えて匂わせていたのかもしれないけど、そのせいか実は自分は地球を占領した側だったっていう、種明かしにあんまりビックリしなかったのが残念。
他の人が書いていたが、クローンじゃ無くてコピーと解釈したらラストシーンはハッピーエンドとして受け入れられました。
よう分からんわあ
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70年後くらいの未来の話。
宇宙人の襲来を何とか撃退したが地球はボロボロ、人類は脱出していた。
でトムは嫁とチームを組んで宇宙の調査か何かに従事してた。
そんな中で生命維持装置みたいなのの中にいる女性を救出。
実はそれがトムの本当の嫁で、トムはアンドロイドで記憶を消されてた。
でモガちゃんとか出て来て、実はトムの勤務先が悪の中枢だと知る。
そしてそいつらを倒して終了。
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オブビリオンってのは忘却って意味なんだそうな。
でも忘却以前にストーリーがよう分からんかった(場)
映像は綺麗だったから、劇場で見たら楽しいんだろうけど。
酷評する程では無い
総合的にはSF、ぶっ飛んだ展開も酷評する程では無いと思った。
設定を理解するのに時間と言うよりも労力を要した。時間をかけて分かっていくのではなく、初めに説明が多かった。ただ、用語が多いというイメージは無く、出てきたワードは基本的に映像として表現されているため理解する事は容易だったかと思う。
主人公である、ジャック(トム・クルーズ)が自分のクローンとの戦闘を通して、自分がクローンであり、人類に対する敵であったことを理解していく展開は面白かった。確かに言われてみればな、となる伏線も感じられてよかった。
さて、ラストシーンである。本作で最も評価の別れる点である。
簡単に言うと、主人公であるジャックは敵船に乗り込み、敵船諸共自爆。
一方地球では、主人公ジャックと戦闘した別のクローンジャックが主人公の妻であるジュリア(オルガ・キュリレンコ)を3年かけて探し出す。
ジュリアはそれでいいのか、もっと言えば自爆した主人公ジャックはいいのか。誰が見ても疑問が残る終わり方だったと感じる。
私は、哲学におけるスワンプマンを思い出した。知らない方は調べて見てほしいが、簡単に言えば
"全く同じ記憶、見た目を持つもう1人の自分は自分なのかどうか"
というものである。
哲学であるが故に、賛否両論別れるのは仕方ない。精神の部分で個々を区別する場合は別人だが、他人から見たら別人では無い。
クローンというのは難しい題材ではあると思うが、それをオチに使うのは面白いというより、「好き」だった。
総じて私は好きな映画だった。
「本質を見抜く」
NHKで「オブリビオン」をやっていたので見た。とても面白い映画だったが、ストーリーに大~小まで細々矛盾がありネットで指摘されているが、僕の思う最大の矛盾は誰も指摘していない。
人は、大きい矛盾・相手の立場にならないと気付かない矛盾 ほど見落としがちである。
最大の矛盾は製作者サイドは当然分かっているが、それがストーリーのネック(どんでん返し)になるので改善できない。
小さな問題で、その最大の矛盾をマスキングしている。
ネットはまんまと制作側の小さな問題に引っ掛かっている。
【ネタバレ】
それは、
過去の地球を攻め滅ぼしたクローンは、感情の無い殺人兵器で、
主人公のクローンは、同じ人のクローンなのに、人間的感情もあれば、過去の断片の記憶もある。
なんで、わざわざ 出来損ないクローン(侵略側から見たら)を、偵察役にしたのか?
もう一つ、
侵略側が突然、経済的に、みみっちくなる。
地球まで来て 月まで破壊する 大量殺人クローンで地球環境・人類滅亡をギリギリまで追い込む。
なのにその後(映画本編の物語)、殺人クローンでなく、出来損ないのクローンに地球を管理させ、ドローンもけちるし、最後の人類を、見つけては、ちびちび殺して行く。
訳が分からない。
人間全部一掃してから海水汲めよ!ってことだ。何で最後にちょっとだけ残して、変な事するのか?
映画はそこから始めるから、その視点に立って、映画を見始めさせて、どんでん返しにする為である。
その為にかなりの矛盾を作ってしまった。
相手の立場(宇宙人側)で考えられない人にはこの矛盾は気付けない。
ネットでの最大の指摘ポイント(これは製作者サイドの意図的ひっかけ問題)ラストの「旦那は別のクローンでOKなのか?」ってポイントだが、
人のアイディンティティーを記憶・精神に求めるか?肉体(別のクローン)に求めるか?である。
人間は2か月ぐらいでほぼ細胞は入れ替わってしまう。
肉体にアイデンティティを求める人の2か月前のアイディンティティー(肉体)は、トイレの汚水の中である。
人間だれしも、2か月前のクローンだけど、って話である。
この映画は「本質を見抜く」練習としてはとても良い問題になると思う。
意外に奥深い人間関係
夢か現実か? 対比は無機質で機能的な世界と、自然でまったり。エイリアンと人間。それにクローンが絡んで、ようく考えようとすると、薄い脳が混乱する。
ま、そんなにディテールに拘らなくても十分楽しい。ドローンの攻撃はホントに怖いし、乗り込む飛行体もいかしている。無機質な家兼基地の洗練されたデザインも気に入っている。
自分の首を絞める(物理)。 中2の頃に作ってた黒歴史ノートみたいな映画…😅
文明崩壊後の地球を舞台に、宇宙ステーション「テット」から派遣されたドローン技術者ジャック・ハーパーの冒険と決断を描いたSFアクション。
主人公ジャック・ハーパーを演じるのは『トップガン』『ミッション:インポッシブル』シリーズの、レジェンド俳優トム・クルーズ。
地球を侵略した異星人「スカヴ」のリーダー、マルコム・ビーチを演じるのは『ショーシャンクの空に』「ダークナイト トリロジー」の、レジェンド俳優モーガン・フリーマン。
ジャックが救出した謎の宇宙飛行士、ジュリア・ルサコーヴァを演じるのは『パリ、ジュテーム』『007/慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコ。
……うーん…。
監督:ジョセフ・コシンスキー×主演:トム・クルーズという『トップガン マーヴェリック』のコンビが、初めてタッグを組んだのがこの作品。
『トップガン マーヴェリック』の監督にコシンスキーを選んだということは、トム・クルーズはこの映画を気に入っているのだろうか?だとしたら一体何が気に入ったんだろう…。
映画冒頭から怒涛の世界設定説明台詞ラッシュ!!
スカヴだのテットだのタイタンだの採水プラントだのドローン166だの172だの109だのと、聞き慣れない用語のラッシュで全然頭に入ってこないっ…🌀
この壮大すぎる設定を押し付けてくる感じ、なんとなく『ファイナルファンタジーⅩⅢ』を初プレイした時のことを思い出す。
製作サイドが説明したい情報量と、受取る側の一度に理解することが可能な容量とが釣り合っていないため、全然世界観を飲み込めないままストーリーが進んで行ってしまう。まぁ映画を観ていけば大体は理解できるのだけれど、それならもう少し情報を小出しにしながら説明していけばよかったのに、とは思う。
なるほど、『スター・ウォーズ』と『マッドマックス2』をミックスしたような映画なのねん、と思っていたらまさかの『ダブル・インパクト』。うーん、ヴァンダム。
この意外性には驚いたし、トムvsトム(○トム・クルーズ ×トム・クルーズ:2分39秒 三角締め)には笑わせてもらいましたが、全体的にアクション的な見せ場は少なめ。
SFということもありCGによるアクション・シーンが多いのだが、せっかくトム・クルーズを使っているのだから、もっと血湧き肉躍る生身のバトルやアクションを見せて欲しかった。
ザ・設定厨な一本であり、監督のやりたいことは伝わるのだが、その想いが強すぎるゆえ詰め込み過ぎになっておりなんだか尻切れトンボな印象を受ける。
設定だけ固めて肝心の中身がスカスカという、中二病の黒歴史ノートみたいな映画だった…。
……えっと、クライマックスはあれで良いの?
オリジナル→人造人間49号への乗り換えはわかる。すげ〜良くわかる。
でも49号→52号への乗り換えはなんか違わない?いくらオリジナルが同じだからって、それはもう別個体でしょうに。
大体、52号のパートナーのヴィカはどうなったのよ?
それに、あの地球上には他にも何十人何百人とトム・クルーズがいるんでしょう?そいつら全員ジュリアのところに集めるのか…?
うーむ…。やっぱなんか良くわからん映画だ…。
まぁとりあえず、これだけトム・クルーズがいれば、『トップガン』を100本くらい作れるね!
『アンドリュー・ワイエス』の『クリスティーナの世界』は古き良き地球に対する望郷の念
全くのファンタジーだが、言いたい事がはっきり分かって、共感できる。CG全開だが、トム・クルーズのアクションは活かされていたと思う。
結末は割と早い段階でわかってしまうが、最後に『アンドリュー・ワイエス』の『クリスティーナの世界』は古き良き地球に対する望郷の念だろうと思う。鳥肌が立った。
侵略した者がはっきりしないし、これから、どうするんだって不満はあるが、こういったディストピアな結末ならば満足出来る。傑作な話だと思う。
追伸
受け売りになりますが、惑星ソラリスと終わり方そっくりですね。その指摘、感動しました。
格好の良いラスト、斬新なストーリー・デザインを有する、時空を超えた愛を描くSF映画の新たな傑作
ジョセフ・コジンスキー監督による2013年製作のアメリカ映画
原題:Oblivion、配給:東宝東和。
時空を超えた愛を讃える様なラストが、映像の終わらせ方・音楽の入り方も含めて実に格好良く、感動させられた。コジンスキー監督によるオリジナル・ストーリーとのことだが、トム・クルーズ演ずる主人公自身がクローンの一人というのがとても斬新で、そこにヒロイン女性オルガ・キュリレンコとの愛を絡めた展開が、SF傑作映画の惑星ソラリスを想いうかべるとともに、心を揺さぶられた。
どこか東洋的にも見えるキュリレンコ(ウクライナ出身)が、主人公の断片的記憶として挿入される白黒の断片映像も含めとても魅力的で、この映画のヒロイン像にとても合致していた印象。エンパイア・ステートビルの屋上望遠鏡やそこで彼女に渡される婚約指輪の映像が、物語のアクセントとして良く効いている。
最初戸惑ったが、トムクルーズがトムクルーズと闘い、チームパートナー・アンドレア・ライズボローが複数存在することを見せる展開で、彼らがクローンで複数チームが存在することを観客に悟らせる脚本が上手い。彼女らはオリジナルの気持ちを反映してか、皆主人公を愛する様に出来ているのだろうか。偶然の一致と思うが、エヴァンゲリオンのQ及びシンのアヤナミ・レイを連想させられた。
トムクルーズが乗り込む飛行機の形状がユニークで、敵となるまん丸型ドローンの造形とその殺人能力の過激性が凄かった。そして、ドローンとの空中戦が未来のマーベラス戦闘シーンを予感させるなかなかの迫力であった。地球を見守る基地のデザインや内装も良かった。一方、地球の他場所と対照的な、緑に恵まれた湖の辺り(トムクルーズ・オリジナルが夢見た暮らし場所)の映像が何とも美しかった。
ということで、ジョゼフ・コジンスキー作のSF映画の新たな傑作を見た思いがした。
製作ピーター・チャーニン、ディラン・クラーク、ダンカン・ヘンダーソン、ジョセフ・コジンスキー、製作総指揮デイブ・モリソン、ジェシー・バーガー。
原作ジョセフ・コジンスキー、脚本ジョセフ・コジンスキー、ウィリアム・モナハン、カール・ガイダシェク、マイケル・アーント。撮影クラウディオ・ミランダ、美術ダーレン・ギルフォード、衣装マーリーン・スチュワート、編集リチャード・フランシス=ブルース、音楽アンソニー・ゴンザレス、 ジョセフ・トラパニーズ。
出演は。トム・クルーズ(ジャック・ハーパー)、オルガ・キュリレンコ(ジュリア)、
モーガン・フリーマン(ビーチ)、メリッサ・レオ(サリー)、アンドレア・ライズボロー(ヴィクトリア)、ニコライ・コスター=ワルドー(サイクス軍曹)。
鑑賞者のひねくれ度
面白いかどうかでいれば、面白いグループには入る作品でした。
映像まぁまぁキャストはよい。
絶賛するかと言われればそれほどでもない。
どんでん返しというほどの何かも全くないけど、クローンについてなど近年の映画では減ってしまった鑑賞後にいろんなことを考えさせられる作品だ。
また、鑑賞する側がひねくれ度高めだと、ブツブツつっこみながら見てしまう映画でもある。
・メンテや保守が仕事で、放射能汚染地域がある設定だし全てドローン遠隔の作業すべき
・ドローンが墜落したらドローンで持って帰ってくればいい
・バッテリー切れのドローンも伸びるアームついたドローンで交換すればいい
・レーダー見失いすぎ問題
・オペレーティングモニタ広すぎ&平面すぎ&反射しすぎ&飲み物置いてる問題。
・汚染に神経質なのに帰還時のチェックが個人判断しかない。
・すごい広い空間に微妙な数のドローン&クローン。資源足りないとしても無駄が多すぎる。
・クローン鉢合わせの可能性けっこうある
・規則破ったらめちゃくちゃまずいとかいう記憶操作はできる
・クローン同士は無視するとか別人に見えるとかいう設定をテットがしない
といった感じだ。
とても高度な科学力っぽいのでいくつかはクリアできてるのかもしれないし、そもそも映画ってのは映されていない・表現されていないシーンを鑑賞者が脳内補完するものという前提なら問題ないか。
スカブ。見た目は某プレデター。
この存在が出てきた瞬間に、
人類生き残り確定→主人公たちは騙されてるor勘違いしてる→上司(または会社)がラスボスか?
というのはすぐ思いつくのではなかろうか。ひねくれてると。
そして49号52号問題。
某シスターズよろしく情報や経験の共有ができるとか、そういう描写はない。
何かもやもやして入れ替わっただの諸説ある。縛った布のシーンとかわざとらしくてね。
個人的な見解としては、49は立派にやり遂げた。
52は殴り合いで?記憶を取り戻したあと3年くらいジュリアがいそうな場所を探したわけだが、52号がオアシスに来た時のハッピーエンド感が70%くらいなのは、ジュリアが喜び爆発しないから。
戦って勝って生き残って抱き合ってキスしないのはアメリカじゃない。
いつもなら水ン中飛び込んで抱き合うでしょ。あの人たち。
ジャクは初期設定のまま対スカブ殲滅担当とかでよかったのでは。ジャックが死んでも代わりはいるもの。
敵対して殺し合いしてた相手が人類、加えて記憶経験継承してジュリアは生き残りジャックに任せて、テットが気づく前にヤリにいく。
あ、それじゃぁオールユーニードイズキルのパクリか・・・
というかまんまこんな設定の話があったなぁ。僕が記憶に操作されてるのか。
こんな考察?感想?妄想ができる映画という意味で良い映画か。
最終的な感想としては宇宙題材映画はそろそろスターウォーズ感を脱してほしいということである。
僕はジャック・ハーパー
美しい映像、世界観に引き込まれた。
ジャック・ハーパーをトム・クルーズが演じる。トム・クルーズがジャック・ハーパーそのものに思えた。
鑑賞後に沁みてくる作品。スクリーンで観たかった。
ー本当の君が、未だ君の中に居ると
ー強敵に立ち向かう以上の死に様があろうか
BS-テレ東を録画にて鑑賞 (吹替版)
大作っぽいけどそうでもない
大作っぽい装いでお金がかかってなさそうな映画。
CGがかなりショボかったな。
特にドローンとの追いかけっこのシーンは一番最初の
スターウォーズの特撮のようだった。
ストーリーも最初の方で何となく読めた。
サリーとかいうひとはどう見ても人間らしさがないし
あの広大な地域をジャックひとりにパトロールとか不自然極まりない。
また、エイリアンの姿をワザと見せないことなどから、
敵は人間なんだろうなあと思たら案の定そうだった。
演出がわかり易すぎて驚きにはならなかった。
また、ジャックがクローンなのか?オリジナルなのか?
思わせぶりに終わったが、あの終わり方はどうなのだろうか?
記憶がクローンにもコピー出来るのであればどれもオリジナルであるとは
考えにくい。あたかもオリジナルっぽいジャックがエンディングで現れるが、
素直にハッピーエンドとは思えなかった。あれは全部クローンと考え
愛する人のクローンでも愛する人のオリジナルのように愛せるか?
と問うているものの考えるほうがまだマシかな。
もし記憶をコピーする事ができたとしてクローンの記憶がコピーかオリジナルか
わからなかったとしても、それはやっぱり第三者から見ればコピーであるから
奥さんから見れば本物とは言い難いであろう。
ただ実際に同じ姿同じ記憶で現れたならたとえコピーとわかっていても
愛してしまうことは人情ではあるとは思う。
アイデンティティなんてものは記憶が嘘でもホントと思った時点で
存在してしまうのだから、この物語でアイデンティティとは何かと問うのは
違う気がする。
更に良くわからないのが子供。
あれはいつの時の子供なのだろうか?
まさか奥さんが撃たれた時に連れて行った隠れ家?
怪我してるのに?流石にないでしょう。。
話が意味有りげに作られているせいか
全体的にもやもや感が凄い映画だった。
こんな奇想天外は初めて
主人公はクローンの中の一体。敵と思っていたのが味方の地球人で、
主人公が人類の敵だったなんて。敵さん(滅亡危機の地球人達)?がクローンの敵(主人公)の
人間らしい愛やしぐさを見て、敵さんが主人公を味方にする。
こんなに設定が凝っててドンデン返しは初めて。面白かった。
ちょいアクションが迫力に欠けるが、設定は、そうくるか~みたいな感じで良かったな。
最初から主人公が敵役なんだよね。騙されてた事にクローンの主人公が、だんだん気付いていく映画。クローンにも愛や記憶は残ってる。そこが鍵になってラスボス倒しちゃう感じだった。
この世界の真実を疑え!
DVDで鑑賞(字幕)。
どんでん返しに次ぐどんでん返しに手に汗握りました。
今目の前にあるものを疑いたくなりました。
提示されたものをありのままに信じるのではなく、ちゃんと考えて取捨選択しながら行動しなくてはならないな、と…
そうしないといつの間にか自分自身さえも見失って、とんでもない事態になるかもしれない…。肝に銘じました。
※修正(2022/11/02)
全体的にインパクトが薄い・・
確かに、荒廃して世界の風景描写は素晴らしく美しかったけど、なんというか全体的にとても印象が薄い。。記憶に残らないタイプの映画だったかな。スター・ウォーズなのか、アイアンマンなのか、どこかで見たことあるような設定がたくさん垣間見えた。後半いろんなことがドンデン返されて、全貌が見えてきたけど、気持ち盛り上がらず。。
しかも、決死の覚悟で自分を犠牲にしてテットを破壊したのに、ラストシーンであっけなく復活・・。もう、彼はなんでもありじゃないか 笑 っておもっちゃいました。
ジュリア役のオルガ・キュリレンコさんはなかなか表情で語る女優さんですね。見ていて惹き込まれました。
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