「冒頭が最高」オール・ユー・ニード・イズ・キル BQGMANさんの映画レビュー(感想・評価)
冒頭が最高
トム・クルーズ主演ということでそれほど期待せずに観ました。が、良い意味で裏切られました!
原作者自らゲーム的、という展開や設定が実にユニークで、映画化
で諸々変更はありましたが、良い改変だと思いました。
本作に限らずループものは多々ありますが、本作は間違いなく面白い部類。本国でウケなかったのは意外というか謎(恐らく、トム・クルーズのサイエントロジー問題があるのかなーと)。
特に冒頭のトム・クルーズのゲスっぷりが最高! これが見たかった。『トロピックサンダー』のカメオ出演以来の好演じゃないでしょうか。多分、冒頭に描かれる姑息な男こそ、トム・クルーズそのものなんだと思います。素です。素の演技。素晴らしい!
とは言え、細かいことをあげれば「?」な部分はありますが、冒頭の面白さで相殺されてしまいます。まー、それでも落ちのつけ方については少々疑問ですが、、
あと、何回も死ぬ=これカウンターで表示すれば、よりゲームっぽさが出たかもしれません。
個人的には今回のキャストやスタッフをそのままに、エクソスーツやメカニカルデザインの監修をニール・ブロムガンプに発注してくれたら文句なかったです。ビッグバジェットですから、まだまだ新鋭のニール・ブロムガンプなら余裕でオファーできたと思うんですよね。もちろん、現状でも満足ですが、欲を言えば、です。
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