「トラファルガー広場みたいだと思ったら本物…。」オール・ユー・ニード・イズ・キル tedさんの映画レビュー(感想・評価)
トラファルガー広場みたいだと思ったら本物…。
RPGを実写化しようとしたと思うんですが、スケールが考えられる限り最大級で、中盤もう何があっても普通に感じてしまいました。ロンドンからドイツのダムとか、あーパリもやっちゃったんだ!と思いましたが、ルーブル美術館はセットらしいです。
同じシーンが繰り返しっていうのは、トム・クルーズのド根性を感じます。しかし、一体何を伝えたいのか?色々勘繰ってしまいますが、敵の正体に同情のスキも与えないところが今までのトム映画と通じるところではあります。オーウェルの『1984』みたいでもあるのですが、トム・クルーズの場合、あらゆる逆境を『リセット』してでも乗り越えるという過剰な精神力が剥き出しになっていて、それを素直に受け止めて良いのか少し迷うんですよね。
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