「闇の大江戸掃除人」CMタイム kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
闇の大江戸掃除人
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ベートーベン第九交響曲をバックに演歌歌手・城ノ内つばめ、落ち目の時代劇俳優・大菩薩金五郎、そしてヒップホップスターのレオナルド八田を使い、清涼飲料水のCMを作るという物語。
どことなく三谷幸喜の『ラヂオの時間』を思い出す。一つの作品を完成させるのに難題が山積していて、徐々に解決に導いていくものの・・・といった展開。しかし、笑えない。細かなギャグによって失笑してしまう部分もあるかもしれないけど、キャラ設定(ネーミングも)が凝っているため笑っていいのか迷ってしまった。
黒木瞳と中村嘉葎雄の不仲の原因も終盤になってわかるけど、ちょっと違和感。そしてヒップホップスターの加藤和樹のごちゃ混ぜ設定も浮いているし、3人の釣り合いも取れていない。さすがにロングバージョンは面白かったけど、途中がつまらないので盛り上がりにも欠ける。さらに、コンペティションも出来レースみたいだったし・・・
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