「3人の演技力…」ウォールフラワー Harricaneさんの映画レビュー(感想・評価)
3人の演技力…
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最近なにかと活躍しているエズラミラー。カリスマ感凄かったです。陽キャラなところと、ひた隠しにしている影の部分とを繊細に演じ分けていて、とても良かったです。
主演のローガンラーマンは特に後半、物語が激しく揺れ動いてからの不安定な情緒の演技が凄く上手かったです。とても説得力がありました。監督が原作者っていうのも相まって、撮り方が良かったのかなとも思います。
エマワトソンはハリポタ効果なのか貫禄すら感じる安定感。3人組の一角を担うのがエマワトソンというだけで安心して観れました。相変わらず綺麗…
映画を構成する要素(親族の死、セックス、ドラッグ、同性愛、離婚など)は一見とてもシリアスで重苦しいものを連想させますが、この映画は何かとそれらをポジティブに描いていたような気がします。その点が非常に良かったです。
学園モノでありながらも、ここ最近の邦画では決して出来ないテーマに程よく触れていってくれるのが洋画の良さかなと思います。
この映画のようなテーマを扱ったような青春映画を見るだけでも、視野が広がるような気がします。十代の間に観ることをお勧めします。
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