インポッシブルのレビュー・感想・評価
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地震、津波、怖すぎ。 離れ離れになった家族の物語。ちょっと無理矢理...
地震、津波、怖すぎ。 離れ離れになった家族の物語。ちょっと無理矢理の離れ離れ感。子ども置いてくなよ。ドラマチックを狙ったニアミスもちょっとイライラ、韓流ドラマかよ(笑) 感動とまではいかなかったが、ディザスターパニックとしてはまずは合格点。楽しく、いや怖くか、みられます。
津波の怖さを体感、そして家族の絆の強さを感じる作品
2004年に起きた、スマトラ島沖地震における実話を映画化した物語。 家族5名で、クリスマスにタイのリゾート地へバカンスを過ごしている時に、スマトラ島沖地震が発生しリゾート地を津波が襲い、家族がバラバラになってしまうが、お互いが家族の無事を信じ絶望的な中を歩んでいく姿が描かれている。 この映画を鑑賞する中で、改めて津波の怖さを知ったし旅行先で災害に遭った時の大変さを、映画を通して感じることが出来た。 また、どんなに絶望的な状況にあっても、どう行動していくことが大切なのかも逆に教えられた映画でもあった。日頃から常に災害に備えておく、例えば旅行先でも避難場所などの確認や連絡の方法など。 この映画を鑑賞している時に、日向灘で大きな地震があり南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されていたので、今という時期に鑑賞して良かったと思えた作品でした。 大変な状況に置かれた時、自分だけでなく困っている人を助けられるのかも大切なのだと感じた作品でした。
まずは救いのある話でなりより。ただクリスマス休暇を海外で過ごすこ...
まずは救いのある話でなりより。ただクリスマス休暇を海外で過ごすことが出来る「特権階級」である白人に焦点を当て過ぎているのが気になってしまった。 一応、劇中で表現はされているものの、外国人観光客をいち早く救出したのはタイの現地人であり、彼らも被災者であるはず。タイの現地人視線からもこの災害を表現して欲しかった。最後に主人公がチャーター機でシンガポールの病院に脱出するシーンはこの視点問題の最たるもので、脱出できない人がほとんどであっただろう事実を考えると複雑な気持ちになった。 少なくともエンドロールで家族5人のその後をテロップで入れるべきだろう。 海外のサイトを検索したところ、マリア(マリア・ベロン)は医師として活躍継続、ヘンリー(エンリケ・アルバレス)は難民支援NGOでボランティアとして活動、ルーカス(ルーカス)も医師として活躍、トマス(トマス)・サイモン(サイモン)はライフガードを目指して勉強中とのこと。被災経験がその後の人生に影響していることが伺える。
❇️スマトラ沖地震災害。ある家族の実話。オススメ
インポッシブル 2004年🇹🇭タイ カオラック (2004年スマトラ沖地震) 休暇で日本からリゾート🏝️に来ていた家族に巨大な津波が🌊押し寄せ、家族はバラバラに! 瓦礫と一緒に流されて母親は大怪我していた。 家族は無事なのか?スマトラ沖地震の災害で一つの家族の実話を描いた愛と感動のストーリー ◉86B点。 ❇️母親の大きな愛、息子の成長。そしてダニエルの結末を伝えるシーンがすごく良かった。 ★彡これは感動です。こんな出来過ぎとも思えるストーリーが実話とは凄いです。オススメ! 🥲😢🫣🤕🫂👨👦👦👩👦🌊💦🎬🛩️🏖️🩺🛏️❤️🩹💮🆘 シネマ津波 シネマ震災 シネマ実話 シネマ家族 シネマ葛藤 シネマ生死 シネマ限界 シネマ不穏感 シネマ体当たり演技 シネマ演技 シネマ2004 シネマ2000年台 シネマ痛み シネマ生き地獄 シネマできる事 シネマ成長 シネマ息子 シネマ愛 シネマすれ違い シネマ願う シネマ再会 シネマ頑張れ シネマ神頼み 🟡見所 1️⃣母親の人助け精神に感動。 ★彡息子が受け継ぐ流れには涙が出ます。 2️⃣ナオミワッツさんの体当たり演技も凄い。 ★彡リアルを感じる色気封印し体当たりな演技に共感。 3️⃣人には優しく‼️ ★彡困った人を助ける! ★彡長男が母にある伝えた事とは?😢 4️⃣可愛く、そして成長する子供達。 ★彡家族は最強だ‼️ 5️⃣津波の恐怖‼️ ★彡メイキング映像もYouTubeで見れます!
赤いビーチボールに託された家族の絆は、水中に沈まない
2004年の12月26日にスマトラ沖地震から発生した大津波に襲われたスペインの五人家族が、幾多の苦難を乗り越え再会を果たすまでの実話を基にしたディザスター(災害)映画の感動作。ビーチリゾートとして世界的に名高いタイのプーケット島から北に位置するカオラックが舞台となり、美しい海の地上の楽園と呼ぶに相応しい観光地が一瞬にして廃墟となる自然の脅威と、過酷な状況に置かれても諦めない強い絆で結ばれた家族愛が描かれている。地震発生から2時間30分以上過ぎてから津波が到達しても、地震の情報と津波を知らせるシーンが無いのは、この時代の大地震への警戒意識の低さと津波の恐怖に関する無知故の時代背景だからだろう。災害から9年を経て制作されたこの映画には、2011年の東日本大震災の衝撃を含めての、人類への警告のメッセージを感じ取れる。 しかし、映画が描いたのはあくまで主人公ベネット家の互いに思いやる心の美しさであり、津波のシーンは家族の視点からがメインで、パニック映画のスケールを目的にはしていない。そこが良かった。津波に飲み込まれるシーンは、母親マリアと長男ルーカス二人に絞り、瓦礫と泥まみれの水中シーンを的確に映像再現している。そしてこのマリアを演じたナオミ・ワッツの渾身の演技が素晴らしく、足に重傷を負いながらも医師の知見を活かし冷静に状況判断するマリアの人間的な胆力を見事に表現している。と共に、舞台ミュージカル「ビリー・エリオット」で才能を開花したトム・ホランドが映画初出演とは思えない演技を披露していて、正直驚いた。このときトム・ホランドは、15歳ぐらいだろうか。母と言い争いながらもダニエル少年を瓦礫の山から救助したルーカスが、父親と再会出来て喜ぶ少年を病院内で見詰めるシーンがいい。離散した家族をめぐり逢わせようと名前を聴きだし奔走するシークエンスと共に、心温まる脚本の良さ。そして弟のトマスとサイモンふたりに再会するクライマックスの一つに観る、この子役たちの上手さ。お涙頂戴と分かっていても、そこまで持っていく展開と演出の作為が自然だし、ユーモアもある。父親ヘンリーのユアン・マクレガーは、見せ場が少なく全体に抑えた演技で悪くは無いが、子役たちに主役を譲った形になった。ゲスト出演のジュラルディン・チャップリンが印象的な役割で、短くも存在感を示す。 イギリスの俳優をキャスティングして英語の台詞を使用したスペイン映画で、スタッフはスペインの人たち。どちらにしても子役の扱いが巧いのは、これまでの長所から予想できるが、それが作品の良さとなり、映画のテーマを素直に伝えてくれる。ワッツとホランドの名演が、感動と衝撃と共に心に残る佳作でした。
優しさと愛を見直したいときに見る映画
未曾有の災害に見舞われながらも、優しさとは何かを感じさせてくれる映画。 兄弟愛、親子愛、夫婦愛、家族愛。 優しさとは何かもう一度思い出したいときに絶対見たい。 この手の映画はなかなかハッピーエンドはないが、心の底からハッピーエンドで良かったと思える映画。 ただ、やはりその裏では多くの不幸があるのも事実。 もう一度、スマトラ島沖の地震・津波で亡くなられた方に哀悼の意を込めて。
【大津波に襲われたタイのリゾート地で、母と家族を守るために奔走する若きトム・ホランドの姿が沁みる作品。日本の企業のBCPは大丈夫か、と思ってしまった作品でもある。】
■2004年、マリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリー(ユアン・マクレガー)夫妻と3人の息子はタイのリゾート地、カオラックで休暇を楽しんでした。 そんななか、スマトラ沖でマグニチュード9.1の地震が発生。 これにより発生した巨大津波はタイにまで押し寄せ、一家を飲みこんでしまう。家族は離れ離れになり…。 ◆感想 ・3・11を経験しているので鑑賞を控えていたが、昨晩鑑賞。 所謂、ディザスタームービーであるが、平地である島での津波に襲われるシーンは、恐ろしき事、限りなし。 ・今作の見所は、若きトム・ホランドが、母を助けるシーンと、離れ離れになってしまった父(ユアン・マクレガー)を探すシーンである。 ー 彼は、他の家族の為以外にも、奔走する。彼の善性を感じる。- <東日本大震災を経験している我々日本人にとって、今作で描かれている事は決して他人事ではない。 死に直面した人間が、生きる意味と喜びを見い出す姿が頼もしい。 奇跡的に家族全員が助かったラストシーンには感動する作品である。>
濁流の恐ろしさを痛快する映画🎬
感情の起伏がない自分が感情を露わにする程、描写がリアルで悲惨でした。 あるシーンで父親が、 『 1番怖かった時が分かるか。濁流に呑まれた時じゃない、独りぼっちだと思った時だった 』 そう言って離散した家族を捜し回る時は、手を握ってお願い。見つけて。とどれだけボルテージが高まったか😖 -0.5は怪訝に思う節があったので、訳を尋ねたいと思った
すんごい映画だった
すごくよくまとまっていたと思う もうすんごい映画だった。 すんごい ストーリーが非常に良かったのでGoodでしたね。 個人的には1時間50分というのが「これはいい映画な予感」を感じさせました。 映像表現、映画としてのストーリー、エンタメとしての要素、伏線や小道具、そして背景。 映画としてよかったわ。 確かに少しわざとらしさは感じたが、なんかそのわざとらしさも嫌じゃなかった。 事実としてのノンフィクションというより、誰でも食後に楽しめるエンタメ要素もあったので個人的に評価が高い。なんかすんごい僕は好きだなーって。 あんな夢見ながら眠ったら、睡眠薬切れて一気に起きちゃうよな!!って感じも好きでしたね。 そりゃスパイダーマンになっちゃうよなーて思いました。 正直、見るまでは★3くらいだろうと思ってたのですが、津波の中の表現がすごすぎて、★4となりました。
スマトラ沖地震についての事実や思いなど得るものはなし
ホワイトウォッシュと呼ばれるキャスティング問題について、これまで映画を観るとき気になったことはなかったが、この映画は(ホワイトウォッシュとはちょっと違うかもしれないが)違和感を感じた。 タイ南西部の、外国人観光客が多いリゾートエリアで津波によって家族に起こった事実を基にした話だが、映画内では中心となる白人家族の他、彼らと密に関わったり主な演技をする出演者はほぼ白人。ローカルが出てくるのはここがアジアであるという設定を感じさせる程度。白人達だけで分かち合ったり悩んだり協力しあったり。 ケガで意識を失った主人公を地元の人間が助け手当てをしたが、彼女が意識を取り戻したときローカルの人達はただ取り囲み心配そうに大人しく見つめている。それに対し主人公だけが「ありがとう。ありがとう」と涙を流しながら発言。アジア人は純粋無垢で大人しい人達といった設定感じなんだろう。タイやタイ人はそんな国や人柄ではない。病院スタッフが、院内で死んだ人間が身につけていた貴金属を盗んだと一瞬思わせるようなシーンあり。タイでも地域性はあるだろうがタイ人はただ大人しかったり相手が白人だからと臆して大人しくなるような国民性ではないし死人からアクセサリを盗むようなデリカシーがないもしくは貧困がそこまでひどい国でもない。ボッタクリはいるが街でスリや犯罪に巻き込まれる事を常に心配しなければいけないような国ではない。その他、違和感を感じる設定いくつかあり。 この映画は、実際に災害にあったこの地や人々を知ろうとする作業なく作品がつくられたのだろう。このアジアの地を舞台とした、白人に巻き起こった白人達の物語であり、彼らの、困難に立ち向かう勇気や少年の成長、家族愛の話である。この国である必要はノンフィクションという謳い文句がつかなくなるだけであり作品に全く影響はない。 私は、過去に起こったスマトラ沖地震というとても大きな出来事とそれにまつわるそこで起こったドラマを映画を観て知り感じたかったのだと思う。他の映画を観るときもそうだと思う。事実を基にした映画ということで尚更そうだったが、この映画はそういうものはなかった。最後「○○家族が体験した出来事をもとにした映画である」と画面に流れたが、ノンフィクション映画によくある、物語最後やエンドロールでの事実の振り返りや説明なども一切ない。 この災害が起きた過去の事実に対して、思いやリスペクトはないのだと思った。それが映画にとって必要ではないということなのかもしれないが、結果見終わったあと、内容は陳腐なものに感じ、心に語りかけてくるもの、印象付けるものとならなかった。 全体的に皆さんの評価は高いようだが、この大災害を題材にしておいて、その事実へのリスペクトが何もないこと。このような内容では、ノンフィクションだろうがフィクションでつくろうが大差ない。ストーリーがよかったとしても、映画として評価するに値するものと思わない。
ナオミワッツ、子役の演技が良い
スマトラ地震の津波を題材にしたらしいが、ハッピーエンドで終わって一安心。 主演のナオミワッツも子役も演技が素晴らしく引きこまれて観ることができた。 実際にはもっと過酷で壮絶な体験をした方々が多いと思うが、津波の恐ろしさ、家族愛を深める良作。
津波がリアルで波に呑み込まれていく恐怖を体感しているかのように現実...
津波がリアルで波に呑み込まれていく恐怖を体感しているかのように現実味がある。一瞬にして全ての景色が変わってしまう自然災害の恐ろしさとともに人間の優しさ、逞しさもきちんと伝えてくれる。数日間で成長していくルーカス役のトム・ホランドの演技力が素晴らしかった。
役者よ、良く頑張っだね。
結構衝撃的な作品。私達、日本人には大津波の記憶が残ってるので、見たくない人も沢山いるのは理解してる。 でもさこの作品凄い役者根性なんよー。ナオミワッツ大好きな女優だけれど、汚い格好で演技も上手いし、本当に涙する良い映画。 少年役の演技がナオミ以上に凄い!凄い!凄い!とても自然な演技でなんだこの子はとずっと思ってた。 後から分かったのはトムホランドだって、あのスパイダーマン!! 驚きました、演技も上手いはずです。 家族の愛を描いた本作は必見です。
痛みの表現が過剰か
個人評価:2.8 悲惨さ過酷さを伝えるのは大切だが、痛みに対する表現を必要以上に演出し、大切なテーマは薄まり、ただのエンターテイメント災害映画になっている。実際の地震災害を描いているが、どこか遠い国のフィクションに感じられる。 ただ兄弟の再会場面は真に迫る演技で、いいシーンだった。
Zurich
津波の再現シーンは圧巻の映像。津波と水の怖さをここまで表現した映像はないかも知れぬ。ナオミワッツの右ふくらはぎの傷は顔を背けたくなるほどの痛々しさ。メイクアップがリアルで秀逸。ユアンマクレガーの慟哭は津波を前にした個人の無力感をにじませる。子供の活躍が案外にきいているのも良い。英雄的な逸話や変なアクションシーンをあまり混ぜこぜにすることなく、実体験を尊重しているのは好感がもてる。白人メインの話であるが、世界に津波のことをよく伝える役割を果たしている。ただ、ドラマとドキュメンタリーのいずれが良いかと聞かれれば、ドキュメンタリーの方が表現として良いように思う。
スマトラ島沖地震
未だに生々しい記憶と共にある、スマトラ島沖地震。 実話を元に作られた作品と言うことですが… 実際はもっと過酷だったのではないかと思います。 楽しくなる筈のヴァカンスが一転、悪夢に変わった瞬間を(作品の中で)目の当たりにし、もし自分だったら…助けを求める声を聞いたら自分ならどうしただろうか…と、考えた。 最終的に、主軸となる家族が皆 再会出来たことは良かったけれど、最愛の人達を失った方も沢山居られたと思うと、胸が苦しくなりました。 若かりし頃のトム・ホランドの演技にも胸打たれました…。 イギリスの俳優さんばかり出演していたので、イギリスの映画かと思いましたが、全然違いましたね(笑)。
お母さん映画!!
災害シーンや野戦病院では叫びや呻き声、嘔吐にまみれていて、ある意味123便事件の場景を想起させますが、これらの描写は日本の生温い311映画より遥かに上を行くと思います。ワッツではなく実質的に少年が主役でした。家族に焦点が当てられているので、略奪や盗難等の人間描写に関しては、余りにも無くて不満でした。日本でもセブンイレブンから商品をゴッソリ持ち出す男の写真、金庫を棒でこじ開けようとする写真、避難所で女性の着替えを覗く、寝床に侵入する、暴行する等の記述がありました。本作は日本の311映画よりは大分マシですが、何か綺麗過ぎる部分もあります。
トムホ目当てで観たけれど、そんなこと吹っ飛ぶ位衝撃の映画だった。
スパイダーマンきっかけで、トム・ホランドを知り、新作前に他作品を観ようと思い鑑賞。いやーーーーもう、トムホの演技が素晴らしくて。最初は子供子供していたけれど、作中成長していく様子が良い。こういった瞬間をフィルムに収められたのは良かったと思う。 と、それよりも津波!東日本大震災は経験していても都内だったため津波はどこか他人事で。浮いていれば助かるのかな~なんてうっすら思っていた誤解を完膚なきまでに打ち砕く。 濁流にのみこまれ流される。流れるプールじゃないので、四方八方から障害物が襲ってくる。太い枝に刺さってしまっても逃げることも出来ない地獄。。これは、死ぬわ。と実感。津波の恐ろしさがよくわかる映画でした。 作中、無数の行方不明者の張り紙。家族を探す人たちがリアルで、涙が止まりませんでした。
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