「ナオミ・ワッツ、オバハンの体当たり見もの」インポッシブル トコマトマトさんの映画レビュー(感想・評価)
ナオミ・ワッツ、オバハンの体当たり見もの
5月某日、都内の試写室で鑑賞。
東日本大震災から2年ちょっとの日本および、日本人にはこの作品はどう受け止めていいのか、とちょっと思ってしまう。
津波の恐ろしさ、そしてそれによって死んだり、けがを負ったり、散り散りになったり…という困難に直面する人たちがよく描けている。
先の大震災で被害を受けた人には見るのはたいへん苦しく、つらい作品だろう。
日本で、この作品を宣伝する人たちも大変だろうな、と思う。
しかし、作品の映像的迫力と、困難と不運にもかかわらず、人間が愛でつながっている-ここでは散り散りになった家族が再会する-という姿を丁寧に、よく描いていると思う。
ややオマケして★4つ。
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