仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦 アルティメイタムのレビュー・感想・評価
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邦画上位のド派手なアクション品質
俳優陣による生身での格闘アクション・パルクール・大規模なナパーム爆発・ワイヤーアクション・バイクアクション・カースタントなどなど邦画で出来るアクション要素をとにかくこれでもかと仮面ライダーという作品で出来るアクションをこれでもかと詰め込んだアクション映画の中のアクション映画で視聴後のカロリー消費量も凄まじいですが満足感がめちゃくちゃあります。
まさかまさか
フォーゼ は観たことは無いがウィザードは好きだった。
ひょんな事から観る機会に恵まれたが、まさかまさかのイナズマンとポワトリン。
こういう演出は嫌いじゃない。
イナズマンはよく知らないがポワトリンはわかるかな。
ドンピシャ世代は、かなり興奮した事だろう。
普通にポワトリンで終わっても良かったと思うけど店長オチは面白かった。
仮面ライダーの映画
5歳の甥っ子と一緒に見てきました。
夏の映画が今ひとつだったのに対し、こちらは「これぞ仮面ライダー」という感じで。
子供向けということもあって、ドラマの尺があまり長くなく戦闘シーンが大半だった訳ですが、むしろ、無駄にドラマ展開をやるよりも最初から悪役が出てきてそれを倒す展開の方が大人としても入りやすい。
予備知識があまりなくても「ウイザード」という名称からして魔法使いなのだということは解りますから、魔法世界についてはある程度納得できるのではと思います。
フォーゼ編は過去の映画を見ていないと解らないネタがあちこちにありますが、解らなくても何とかなる。(実際、昨冬の映画は自身も見ていません)
既にTV放映が終了しているフォーゼについては大団円。
事前に「出るよ」と言われていた過去キャラ達の扱いも、前作のキョーダインよりは良く。見せ場もそれなりにあります。
昔の特撮を見ていた世代が同時代の大人向けドラマを見ていた筈もなく、下手に古風なドラマを挟むよりは、むしろこういう作りの方がノスタルジーを感じるのにはいいのではと思ったりもしました。
一つ難を言えば、帰りにウイザードの指輪をねだられてしまった訳で。
前年に続き玩具が沢山出る展開は、玩具メーカーに上手くやれれてるなぁ…と(笑
ひたすら戦闘シーンの連続でした。
ウルトラマンしかり、この仮面ライダーしかり、昭和世代にリアルに盛り上がっていた自分からするとどうにもゴチャゴチャ感が否めない…。
子供たちには変身ベルトも大人気らしいけど、こんなに操作ボタンあったら途中で迷うよね?瞬時で操作遅くなったら敵にどつかれるよね?衣装も次から次から色は変わるし、デザインも変わるし、まぁー忙しくてせわしない連続でした。
というか、ゲーム世代でない自分のような年代が見ても追いつけないのでした…。
それにしても、90分弱の上映時間ほぼ戦闘シーンばかり。これはこれですごいよね!
石ノ森ヒーロー大戦2012 -序章-
石ノ森章太郎が生み出した数多のヒーローの中でも、その頂点に君臨し続けている王者、仮面ライダー。
そんなライダーが永久覇者になる事を阻むように、同族であるイナズマン、ポワトリン、そしてアクマイザーの3人がMOVIE大戦と言う無限のリングを舞台に、フォーゼ&ウィザードと戦う。
内容としては、イナズマンへのリスペクトも、ポワトリンの部分的リメイクも、アクマイザーのイメージリファイン(見た目はほぼS.I.Cそのもの)も、すんなり受け入れる事が出来た。
これはひとえに、役者とキャラクターの相性の良さもさることながら、坂本監督の演出の上手さも当然あるのだろう。
そして石ノ森ヒーローがそのバックボーンに背負っている哀しみや、異形のヒーローである事の葛藤を、風田三郎:イナズマンのエピソードとして有機的に表現されていたのは凄く良かった。
(イナズマンから三郎に戻る変身解除のシーンも、みよっぺのリアクション込みで原作に忠実に準拠してて良かった)
石ノ森章太郎が遺した大いなる遺産は、今後さらなるリファインの機会を与えられるのだろうか。
来年のMOVIE大戦には新しくなったキカイダーとロボット刑事とロボコンが出てたりして(笑)。
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