真夏の方程式のレビュー・感想・評価
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原作もそうだけど結末に納得はいかないこの作品。 だけど、子供嫌いな...
原作もそうだけど結末に納得はいかないこの作品。 だけど、子供嫌いな湯川先生が少年に対して思いやりや優しい人間性が垣間見れる作品でもあるので、そういった部分はよかった。 海の中、海辺の街や夏の情景の映像がよかったし、少年との海でのロケット実験のシーンは好きだなぁ。
一切無駄のない悲しいストーリー
柴咲コウが出演していたドラマ版第1シーズン、吉高由里子が出演していた第2シーズン後の映画。 映画としては、容疑者Xの献身に続く第2作目。 今までのこのシリーズにあったノリや冗談ぽさが一切排除された、全く無駄のないストーリー展開。 福山のギターサウンドに合わせて数式を描くシーンも、相棒との漫才チックな掛け合いもなし。 ただ、もちろんこれまでどおりトリックはさすが。 事件の背景がとにかく辛く悲しい。
夏の映画といえば真夏の方程式とサマーウォーズ
ドラマとか前作とかそういった事を抜きで観てきたのですが、とても面白かったです。 それはそうと、汗にまみれたり、足を出したり、裸になったりと、若干サービスショットが多めでしたねw 絶対に気のせいではなく。 そんな要素もありながら、作品としてちゃんと纏まっていたと思います。 物語は親子の強い絆を感じられ、ちょっと切なくもありました。 何より今作は湯川がとても暖かいです。驚く位に。 季節柄にも丁度良く、夏の空気感がとても良く出ていました。 見終わった後の「夏休みの旅行から帰って来た」感がとても心地良く、久しぶりに海に行きたくなりました。
夏の空気感が良く出ていました
ドラマとか前作とかそういった事を抜きで観てきたのですが、とても面白かったです。 それはそうと、汗にまみれたり、足を出したり、裸になったりと、若干サービスショットが多めでしたねw 絶対に気のせいではなく。 そんな要素もありながら、作品としてちゃんと纏まっていたと思います。 物語は親子の強い絆を感じられ、ちょっと切なくもありました。 何より今作は湯川がとても暖かいです。驚く位に。 季節柄にも丁度良く、夏の空気感がとても良く出ていました。 見終わった後の「夏休みの旅行から帰って来た」感がとても心地良く、久しぶりに海に行きたくなりました。
自分は、好きです。すごく、好き。
地上波放送時に観ました。観賞日はうろ覚えです。 私は、好きです。 原作者の東野さんの作品は、「罪は必ず、裁かれるべきもの」というポリシーが一貫しているせいか、映画化にあたっては、脚本で改変されることが多いように思っています。この作品の場合には、将来的に気づき苦悩するだろう、という示唆でしたが。 この映画は、比較的、原作に忠実で、東野ワールドを忠実に描けているように自分は感じました。 夏の明るさ、楽しさ。ペットボトルロケットのくだりは、科学大好き少年だった自分にはたまらない!! それとあまりにも残酷な事実との対比に涙したことを今でも思い出します。 そしてその喜悲二つの正反対のエピソードが、いずれも必ず成長につながるだろうと思わせることが、この作品の極めて優れている点ではないかと感じています。 環境に対する作者の考え方も明瞭に表現されていて、「天空の蜂」と並んで、作者が科学者であることの良さが際立った原作と思う。そこを忠実に描いた点も含めて、この映画は、自分の中では高評価です。 やむなく罪を犯さざるを得ない時はある。それでも、罪は裁かれるべき。ただし、犯してしまった側に立てば、それを乗り越えることには、人生の価値があると言うことを、教えてもらった。
及第点
話としては殺人動機が不充分。これは大目に見よう。 で殺人は二回あるんだが、犯人が別の人。 これは同じにして欲しかった。 湯川:福山は全てを悟って当事者にぶつけるが、 偶には真相が違っていても、 表面的には嘘が罷り通っていても「実に面白い」のではないか。 で今回も、当事者にぶつけるシーンがあるのだが、 このシーンはその演技にも演出にも注目ですが、 前作冒頭で「愛」を否定?した湯川が、愛を語っているという妙。 決して論理的ではないが、 全てをつないでおく為の最終手段として納得。 福山さんは前作よりいいです。湯川学の徹底さが。常に冷静。 吉高は柴咲より、かわいいとかもそうだが、演技も上手いし、 目立つシーンでの振る舞いも分かってる感じ。 ちょっと化粧濃いかな。 杏の昔も杏でいいだろ、父母もそのままなんだから。 子役もたまに変な演技してた(花火のはしゃぎ方が変)。 秀逸だったのは、吟と白竜。格が違うね。 あと風吹ジュンのたばこシーンは、 何か意味有るかと思ってたらそーでもなくてがっくり。 映像がキレイ。そりゃ海だからね、で片づかない位キレイ。 玻璃ヶ浦ってホントにあるんかな、行ってみたくなった。 総合的にはまあ面白いと思う。 個人的には期待値より下だった。鐘一つといったところ。
湯川先生に会いたくて
湯川先生にまた会いたいなと思って、観ただけだったのですが 作品としても結構面白かったです。 子供嫌いな湯川先生と少年とのやり取りが、微笑ましくて癒されました。 ラストは予想通り悲しい結末でしんみりしましたが、なかなかの良作でした。
情景が素晴らしい
ガリレオシリーズの原作小説としては『容疑者Xの献身』のほうが好きなのですが、映画としては『真夏の方程式』のほうが好きです。 夏らしい情景が清々しく、映画の終盤は夏休みが終わるような一抹の寂しさがありました。 映像としては東野映画で一番好きな作品です。夏になると観たくなります。 また、こちらはガリレオシリーズ未読者、未視聴者でも「博士」と「少年」のひと夏の映画として鑑賞できるのではないかと思います。 私はミステリー映画としてではなく、切なさのある夏休みの娯楽映画として楽しみました。
これは素晴らしい福山!!
ガリレオのちょっとおふざけ感のある福山の演技を想像すると今回の静かな演技に驚きを隠せません! クールな中にも表情だけで見せる演技をしていて役者としての素晴らしさ、素直にかっこよかった。 前作の劇場版、容疑者xの献身も良かったけど原作既読済みだと、ちょっと配役に??な部分もあったが今回は原作は未読 柴崎コウはでてこなくて良かった笑 吉高由里子も邪魔にならない程度の役柄、いつものガリレオポーズをつっぱねることで今回の映画への真摯な姿勢が伝わる。 杏はさすがの演技でした。 この映画、最初は見る気なかったんですよね、容疑者xの献身はよかったけど今回はなんだか地味そうで、、 以前伊豆へ行ったときに真夏の方程式の舞台と紹介されてる場所へたまたま行ってそれがこの映画を見る動機になった オープニングのモノクロからの赤、青い海、色使いやシーンごとのセンスがとても良かった 内容としては少し地味で容疑者xの献身に少し似通った部分もあるが家族愛や少年とのやりとりなど邦画だからこそ伝わる感動があったと思う。 最後の方、湯川や、少年、お父さん、娘、色んな立場から感情移入してほろりときました。
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