「家族愛の形に考えさせられました。」真夏の方程式 南国ドラゴンフルーツさんの映画レビュー(感想・評価)
家族愛の形に考えさせられました。
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愛する人の血のつながない子供を守る為に血縁関係に有る子供を犯罪に利用してしまう親心・・・
家族を守る為にお互いに打ち明けない秘密・・… お互いが、知らないとの思いこみ… お互いを気遣うあまり、確認しない事実・・・
情報不足や意思の疎通不足から発生する家族を守る為に起こさなくても良い犯罪…
定年を迎えた刑事は、過去の事件の真実を知りたくて調べてはいましたが決して家族の崩壊までは、望んでいなかったと思います。
その事実を知ろうとしない事から起きる誤解と悲劇・・・
愛する家族を守る為の個々の思いと、思いやりが交錯し、家族を守ろうとする個々の様々な愛の形に考えさせられました。
湯川先生が、成実と恭平に語りかけた言葉に深い意味が有るように感じました。
一貫して情報収集の大切さ、情報分析の大切さ、意志疎通の大切さ、それに基づいた判断の大切さを資源問題&環境問題、ペットボトルロケット、家族愛等で表現されていたと思いました。
湯川先生の犯罪に対する冷徹さではなく、人を思いやる人間味が感じられました。
奥深いメッセージが込められていると感じました。
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