地獄でなぜ悪いのレビュー・感想・評価
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もっとすごいものを期待しすぎた
予告編に騙された。
後々見返してみたら、予告編に騙される要素はなかった。
どうしてこんな作品に騙されたのだろう。
ヤクザが映画を撮るという設定までは面白い。
そしてそれがドキュメンタリーというか、ハーフドキュメンタリーみたいなあたりも面白い。
少なくともいいシーンはあった。
しかし、全体を通してみるとまあぼちぼち……。
なんかうすっぺらい映画だった。
しかし、アクションは面白かった。
けれどもそれだけ。
園子温のギャグってあんまりたいしたことないんだなと感じた。
まあ、トータルでみるとこれくらいの点数かなと思う。
國村隼さんにきゅんきゅんした。
腕とか首とか飛びまくって血が沢山出る映画ですが、わざとらしい血糊なのでまったくリアル感がなく、スプラッタ苦手な人でも観れるんじゃないかと思います。
人を切って血飛沫が飛ぶのに白いスーツにまったく返り血を浴びてないとか、ちょっと笑えましたもん。
映画のストーリーとしては、基本が任侠ものだったので、ヤクザ映画大好きな私は興奮しておりました。その中でも、國村隼さんがべらぼうにカッコいい!!!!!!
あの渋さに私の心拍数はあがりっぱなしでした。
園子温らしくはない
血みどろだけど笑える
もうハチャメチャに血みどろです。
しかし、ニヤニヤしてしまいました。
(時々痛そうですけど)
よくよく見ると凄いシーンなのにニヤけてしまうのは何故なんだろう。
でも、笑ってしまうんです。今までの園監督の作品のドロドロなシーンはありません。
でんでんも怖くないです。
何と言っても殺陣シーン最高!
二階堂ふみより成海璃子!
のがよかったなー可愛かったなー素敵だったなー!
彼女から出るサブカル臭は二階堂ふみのそれとは比べものにならないくらいの魅力に溢れているのです。
少なくとも僕にとってはそうなのです。
とはいえ二階堂ふみちゃんも素晴らしい演技、素晴らしい魅力でした。
映画の出来もまた素晴らしい!
たくさん血が出て人が死んでこんなに笑える映画なんて、海外にはたくさんあるけど邦画じゃなかなかなかったような。
園子温作品は、はじめて観たのがヒミズで僕には全然合わなくて、以来はほぼほぼ食わず嫌い。
観てもいまいち好きになれなかったけど、この作品でそれもおしまい。
なかなかの傑作ありがとうございました!
後半、コメディに寄せすぎて、これだけ派手ならもう少しシリアスに見せてくれた方がむしろ笑えたかもなんて、偉そうなことも言いたいけれど、ぐっとこらえて拍手です!
桐島、スーパー8、リトルランボーズ、などなど映画内で映画を撮る映画は映画愛に溢れていてとても綺麗だ。
爆笑。
全身の力を抜いて観てほしい
怖いのも血が出るのもドロドロしたのも嫌だし、シリアスだったり重たいのもめんどくさいから、
今まで園監督作品は一つも見る気になれなかった。
でも、この作品の「ポップコーンムービーです」「笑えます」という監督の言葉に、
うっかり興味をそそられてしまった。
強面のヤクザや血糊べったりなスチールがいくつも公開されてるのに、笑えるとはどういうことなのか?
チケット購入後、まっ先にパンフレットを買って、ネタバレらしき箇所を拾い読みして、
大丈夫だと自分に言い聞かせながら上映開始を待つチキンな自分でさえ、
ハラハラして息を飲むシーンもありつつ、笑っちゃったし、ジーンとしたし、
自分は映画マニアってわけじゃないけれど、映画を愛する人たちを 初めて 愛おしいと思った。
長すぎてグダグダだと指摘されている乱闘シーンの長ささえ、苦笑いしながらも愛おしかった。
この映画には、映画の良し悪しを評価するための小理屈はいらないと思う。
強制的にでも全身の力を抜いて、脳みそもぐにゃぐにゃにして、
既成概念なんぞどっかに打ち捨てて、
一人のバカな観客として、最後の一秒まで見届けることをオススメする。
エンドロールを見ながら「映画バカ萌え〜」と思っちゃったので、評価の中にある「萌え」を選んでおく。
飲み屋で話したくなる映画
スカッとする!
ヤクザと「フィルムメイキング」
園子温はもう何をやっても面白いのは編集と音楽でどうとでも料理できる、あとは撮影現場のパッションだーぐらいのことで成立している。でも悪くない。だって面白いんだから。面白さの中心はバカバカしさ。
どうやってこんな企画が成立したのかさっぱりわからないほどかいつまんで説明するのが意味をなさないし筋もなさない代物だけれど、役者のばかばかしい魅力全快でそれが楽しめれば全部よし、という感じ。いろんなオマージュと共に自分のオマージュもやっちゃってるけど、いざ映画を撮るぞ、というときにヤクザが参考書変わりにしていたほしのあきらの「フィルムメイキング」というのが時代を感じて泣かせる。PFFフィルム世代はみんな読んでたよな、アレ。こういうとこが嫌いになれない。
そもそも、これは自主映画へのオマージュなんだよな。自主映画、低予算。時間がないので、殺陣は中途半端、
自主映画の銃撃シーンのように効果音は洪水のように入れるが、壁は無傷。でも園子温監督は、もうこの規模の映画をやらなくてもいいような気がする。壁に銃弾の穴があく予算規模のものをやって欲しい。
笑えたけど
イマイチ
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