地獄でなぜ悪いのレビュー・感想・評価
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前衛的でキチガイ、でも好き!
映画監督になりたい男と奥さんに娘の映画をプレゼントしたいヤクザ、二つの願いが絡み合ってたくさんの人を巻き込んでいくお話。
軽い気持ちで見てたら、思ってた以上に壮絶で、命がけで、
今まで見た中で多分いちばん頭おかしい映画でした(笑)
みんな悪い人ではないけど自分の欲望に忠実で、
そのためにいろんな人が巻き込まれて、
でも巻き込まれる人たちもどこか楽しそうで。
熱気溢れる雰囲気に、ついつい熱くなってしまいました!
ラブシーンも個人的にオススメ。
物語の終わりの解釈が難しくて…
ちょっと物足りないけど個人的には大分楽しめた作品です!
Don't think feel
子供の頃に通っていた映画館がロケ地に
なっていて驚きつつ懐かしい気持ちになりました
堤真一のコミカルな演技とキレキレな殺陣のギャップがとてもかっこよかったです
ストーリーは「考えるな、感じろ」の言葉が
ぴったりだなと思いました
『地獄でなぜ悪い』
ある意味カッコいい生き方かも
嗚呼、映画馬鹿
映画を撮りたい若者を主人公に、ヤクザの抗争と若いカップルの恋を絡めながらアクションエンターテインメントに仕上げた園子温作品。
終始これでもかってくらい血まみれな映画ではあるが、ハチャメチャな展開が突き抜けているので、あまりグロさを感じさせずにコメディに仕上がっている。
主人公の映画馬鹿っぷりを演じた長谷川博己がいい。彼はシリアスな役よりも、こういう突き抜けた役の方が合っている。凡庸な若者役の星野源もいい。堤真一の縦の刀さばきは見事。まぁ、役者達の演技がどうとか以前に、あまりにも馬鹿馬鹿しい展開で、しかも映画馬鹿の世界観が内にだけ向いているので、とても高評価は付けられないが、こういう映画もたまには良い。
本作は、園子温流の『ドラゴン怒りの鉄拳』であり、『キルビル』であり、『アウトレイジ』である。
最高の邦画だ!
全力歯ぎしりレッツゴー
グロい大衆コメディ
楽しかった!
B級映画のA級映画だ
二階堂ふみだけでも見る価値あり
退屈感と爽快感
良い意味で金を取っていい自慰作品。
映画「冷たい熱帯魚」等を手掛ける園子温 監督作品。
園監督の映画への愛、最早「偏愛」と呼んでも差支え無い程の愛が込められた本作。
その愛の暑苦しさにアテられる可能性が高い、人によって好き嫌い、合う合わないがパックリ別れる「良い意味」で園監督の自慰作品でした。
監督の愛を表現する俳優陣も豪華。
國村隼、堤真一、二階堂ふみ、星野源、友近、長谷川博己 等々。
特に、堤真一。
彼のコロッケばりの顔芸。
確実に本作での見所の一端を担っています。
あと久しぶりに観るアクションも格好良かったです。
あとは終盤からのドガチャカ。
最早カオスとしか言いようがない様相に只々圧倒され濁流に呑み込まれたような感覚に襲われます。
この置いてけ堀感。
そしてラスト。
達成感、寂しさ、不安をゴチャ混ぜにした疾走は何だか泣き笑いを誘われるような感覚になりました。
ここでも横からトラックが突っ込んで終わるのでは!?とドキドキさせる、園監督ならやりかねないと思われることが凄いと感じました。
129分は正直長い、諄い。
ですが、溢れる愛を詰め込んだ結果の自慰映画だから仕方ない。
分かるやつだけ分かれば良いんだ、というスタンスは映画「風立ちぬ」に似ているかもしれません。
この異常なハイテンション、是非味わっていただければ。
オススメです。
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