箱入り息子の恋のレビュー・感想・評価
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天蛙、負けるな奈穂子、ここにあり (by 一茶パロディ)
そして、母強し (WINが輝く場面…(笑))
本来の日本語でいう「箱入り」と「ひきこもり」は違うよ~と思っていましたが、そうか、水槽の「箱」(=自分の殻)だったのか。
他のサイトのレビューで教えていただきました。ありがとうございます。
これほど、求めて求められて、だのに、何故かもどかしい。変な恋。
自分の「箱」を飛び出そうとしている若い二人の物語。
その二人を、手堅い役者を配した両親のあれこれを混ぜて描いた映画。
バルコニーの場面は『ロミオとジュリエット』かと思いきや、まあこの方が現実っぽくって、でも最初のキャラ設定からいったら有り得そうであり得ない展開。男の暴走はまだ許容範囲だけど、それより前の段階で箱入りお嬢様がリードするって…。
知り合って2カ月でこういう展開にはついていけない。だって、母親付きデ―トをしていたんだよ、最初は。
奈穂子が「 男の方のことを知りたい」って言うばかりなことも含めて、男目線で描かれた男の妄想映画。
盲目の設定で、「触ってみなければ解らない」っていうのも説得力があるようで、まったくない(笑)。確かに、芸術作品に触って鑑賞することができる美術館もあるが、でもだからといって、”人間”を触って確かめるって、かなり親密な中ならあるけれど、繰り返すが、知り合って2か月だよ。ずいぶん性急な娘だ。
御両家のご両親が、コントかと言いたいほど典型例になっていて、そこにバラエティとリアリティを混ぜ込んでいて、さすがの演技ですね。
格闘技もの、奥様の方が強いって、とってもありがち(笑)。
まあ、ラストに行きつくまでのエピソードを観れば、これからも前途多難かな?と思いますが、きっと二人はそれで強くなる。
「がんばれ」
その言葉しかありません。
「がんばれ。君たちならできる」
微笑ましく映るスペクタクルな恋物語、隔てるのも越えるのもみんな人である
バランスの取れた絶妙な加減が良い。障害物を隔てるのも人、それをよじ登って越えるのも人、そんなボロボロな勇者のラブストーリー。
星野源演じる天雫健太郎は、35年彼女なしの冴えない青年。逃げ恥よりも頼りなさが匂っている一方、ブレひとつない真っ直ぐさがあらゆる場面で顔を出す。一方の奈穂子は、眼が見えないことで過保護にされた結果、一歩を踏み出すこともなくなったヒロイン。夏帆の巧みさがとことん味を出している。この作品の良さは、親離れと子離れを平行して描いていることである。代理見合いからスタートしているにも関わらず、ストーリーがいくら進んでも、出てくる場面に親ばかり。かごに入れすぎた子ども二人がそれぞれ、自分だけの踏力で今を飛び越えようとする過程に心が暖まる。同時にヒールとして機能する、大杉漣と森山良子がまた良い。コメディ気質な場面を多く投下しながらも、愛を逃がさずに大胆に描いていく作風は、傑作に映らずとも頭の片隅に残るような匂いがする。
ヤリマンくらいしか際立ったキャラがいないものの、クセが強すぎない作品に仕上がっていたのが印象的。夏帆の透明感と星野源のネガな雰囲気は、まだ感じていたいほど。泣けるというほど泣けるものではないが、なんだか微笑ましく思える良作だった。
ドタバタ真面目な純愛ストーリー
現代版ロミオとジュリエットみたいな。
星野源のお父さん役の平泉成がめちゃくちゃ良かった。いいお父さん。
大杉漣がいけすかない親父で。
星野源が最初に大杉漣に見合いで放つ言葉が本当に真実をついていた。
外見や肩書だけで判断するのは目が見える人。彼女は違う。黒木瞳がいいお母さんで娘は救われたね。星野源と夏帆が惹かれ合ってゆく姿が微笑ましい。
2回も、死にそうな大怪我したり、裸でベランダから落ちたり、ちょっとドリフか!と、つっこみを入れたくなるところだが、そこを目をつむって文句なしの純愛ストーリーだった。
ベランダから這い上がるシーンと見つかってしまうシーンはドキドキしてしまった。心配で。
好きな人を好きといい、自分で選んだ人と結婚できるとは恵まれてるんだなと気付かされる。
吉野家に夏帆がひとりで食べにきて、泣いているシーンで私も号泣でした。
最後に星野源が病院から、点字で手紙を書き、夏帆が読んで微笑んでいるシーンで終わる。最後まで恋が成就するとこまで見れないのが惜しいが、言わずもがなだろう。
もうこの二人を引き離せる人なんていないだろう。
ただ最初にもう命をかけて夏帆を救い交通事故にあった場面を見て心動かない父親の大杉漣に理解ができないんだなあ。
本当に幸せにしてくれる人が星野源なのは明白ではないか。
だいたい一流企業に勤める野心家みたいな奴は残業やら、付き合いやらで家に帰ってこれないよ。公務員で定時に帰って夏帆や家族との時間が過ごせることがどれほど幸せか。
公務員、市役所勤め。婚歴なし。35歳
、何が文句あんだよ。
ツッコミどころはあるけど、いい映画です。
気色が悪い。これに尽きる。
もうね。キャラの行動、発言音楽演出まで全てが気持ち悪い。人間は自分が理解できないものには恐怖を感じるって本当なんだなあ。
ラストなんか意味不明ですよ。何なの?何でせっかくあったのに再開の言葉もなくディープキスからセックスに持っていこうとするの?それにしたに家族がいること知ってたでしょ。なのに何でセックス。彼女をTENGAかなんかと勘違いしてる?
いいたいことなんて山ほどあるけど文が支離滅裂になると思うのでこれでおしまい。
夏帆さんの演技が上手いのでこの点数です。
見た目駄目な奴には見えない女性じゃないと駄目なのか
笑えた。
星野源のド近眼眼鏡最高。
夏帆の透明感、最高。
35年間抑えに抑えた性欲が大暴走。
逆に眼の見えない女性はいくら綺麗でもさえない男じゃないと駄目なのか。
その辺釈然としない。
そうだ、傘に名前貼っとこう。
コメディ要素を除けば、とてもリアル
登場人物みんなの人間性がよく描かれています。
奈緒子が左利きだから、健太郎が牛丼屋で席を変わる所、芸が細かい。
終始、奈緒子の眼が見えてたら、健太郎は選ばないだろうなと思ってました。
所々笑えるところもあって、面白かったです。
清潔な奥手男子役には星野源が適任か。
あのテレビドラマだけではない、星野源がコミュ障の奥手男子を見事に演じている。ハマるなぁ…
純愛も純愛、そこを描き切ったのは役者の功が大きいと思う。
思いの外に登場したラブシーンだったけど、綺麗に描いたところは◎
ただ、マヌケな結末が気の毒に映ってしまって「とても応援したい二人」なのに、何だか明るい未来が訪れたとは思えなかったので、少し減点。ラブコメらしく、もう少し爽やかなエンディングになれば良かったかなと。
家で気楽に観るにはちょうど良い映画だと思う。
夏帆さんが素晴らしかったのにラストの展開が残念
健太郎の面影を探すように、吉野家を訪ね涙する奈穂子。
ここまでは好きな世界観で良かったのに。
職場で突然大声をあげ、奈穂子の家の壁によじ登り、カエルの鳴きまね。
もうほとんど異常者じゃん。
奈穂子の父親に見つかった時には、健太郎が刺し殺すんじゃないかという展開を予想したほど。
障がい者の奈穂子を守っていけるような男気を見せつけるように、健太郎には玄関からの正面突破で奈穂子を奪って欲しかった。
最後に点字を覚え、障がい者に寄り添う姿を見せた健太郎と、その手紙を見た奈穂子の笑顔だけが唯一の救い。
映画デビュー作という星野源さんは「逃げ恥」といい、内向的な人物を演じたら流石に上手い。
そして、本作の最大の功労者は夏帆さん。
障がい者で、健太郎を一途に想う女性を見事に演じきっていた。
「海街diary」の4姉妹の中で、一番自然な演技が出来ていたのも夏帆さんだった。
大杉漣さんを始め、両家の両親を演じた役者たちも良かったから、余計にラスト近くからの展開が重ね重ね残念。
前半は最高なのに
星野源が絶妙なハマり役だし、夏帆さんとの掛け合いもすごくよかった。
まわりに振り回されてながらも、距離を縮めていく2人の繊細な描写は観ていて幸せだったし、公園でのキスシーンなんかは最高だった。
なのにラスト20分どうした?
ひどいしありえないし、2時間に収めるために無理矢理オチをつけた感じ
前半がすごく良かった分、結末に期待しながら観ていたのでかなりガッカリした
唐突に終わった感じ
主人公を演じる星野源。生真面目で融通の効かない健太郎にはドンピシャの配役。
盲目の菜穂子と見合いを通じて知り合い一緒に昼休みを利用し公園で食事したり吉野家で牛丼を食べたりする内にお互い惹かれ合う。ただ厳格な菜穂子の父親からの反対に合い大きなトラブルに遭ってしまう。
それでも諦めきれない健太郎は思い切った行動に出る。菜穂子とのラブラブ行為の最中に思いがけない展開となります。
その後の盛り上がりもなく唐突に終わった感じ。
菜穂子を演じる夏帆との童貞健太郎とのホテルでの不性交であろうセックスシーンが唯一の見どころかな?
星野源主役ですが、星3つ。
星野源という意識なしの頃見た
今 見て、
「え?星野源だったんだ!?」というくらい 無意識に無名の人だと思って見たことが判明。
例のドラマより前に見てたからだなあ。
彼だったのか。
なるほど、
今は なんだかかっこいいキャラに寄ってるけど
だいたいはこういうキモ系でしょう。
おもしろい映画だったよなあという記憶はある。
最初から最後までカエル
途中まではとても良かったです。
平凡で真面目すぎる健太郎は星野源さんのハマり役でしたし、夏帆さんも、目の見えない感じが素晴らしい。障害者ならではという感じが上手く描かれていました。
ただ、ヤリマンと呼ばれている女性が出てきたあたりから流れがそういう方向に進んでしまっていて、最後なんかは勿体なさすぎました。
カエルみたいにしがみついて不法侵入なんて有り得ないし、二回も重傷を負って迷惑かけまくりで最初の方の無様な男と障害者の女の不器用な恋は何処へやら。
健太郎も十分気持ち悪いですが、一番ヤバいと感じたのは森山良子さん演じる健太郎の母です。子供への愛のあまり、子離れできない母親でしたが…
どの役者さんも演技が上手く、どこにでもありそうな世界観だったのはとても良かったです。
視覚障害者の役の夏帆がかわいい
主だった登場人物、全員に存在感がある
息子の親は平泉成、森山良子、娘の親は大杉蓮、黒木瞳
箱入り息子と訳アリ金持ち美少女版のロミオとジュリエット
この監督、
食卓や部屋の場面だとぐっと世界観と見てる側が近くなる
食べるシーンがうまいよな
映像はいつも黄色みがかってる、昭和みたいな色味
サクサク見れちゃう感じが軽くていい
だからなのか外のシーンがまぁまぁあるのに
スッキリした映像にはならないね
雨のシーンも良く出てくる
雨にムラがあるのが気になったけど
雨のにおいが好きって言ったセリフが良かったな
冒頭、親同士がお見合いして本人不在ていまどきだなぁと
物語の最初はすっと入れました
たいしたトラブルもなくおつきあいまではいくのだけど
そっからが大変
2回もけがしちゃって、2回目は足が・・・
後半からのドタバタの脚本が乱暴な感じがしないでもない
2回目だから許されて最後の点字のお手紙のシーンも効いてくるのかな
引けば引くほど飛んだ時遠くに行けると思うので
最初の主人公の鬱屈した日常の部分をカエルとゲーム以外でも
もうちょい長く心理的なところも加えて描けば
ラブストーリーのところが映えるかなぁなんて
星野源と夏帆が良かったので3.0です
切なくも応援したくなる
タイトルからボンボンの恋愛映画と思ったら違った。
タイトルは大事。もっと吟味すべし。
さて、映画の出来。
良かった〜😊
コミュ障の星野源さん。視覚障害の夏帆さん。
この2人と両親の物語。
キャスティングはバッチリ。
大杉漣さん、堅物演技上手い!
障害の娘を持つ親として必死になる姿は共感出来る。
色々なことが起こりますが、一般社会経験の乏しい2人が乗り越えていこうとする健気さや、もどかしさが上手く演出されています。
後半意外と突拍子もなく大人なことをしでかすので、これも逆に良かった。
恋愛を応援したくなる映画でした。
ゲロゲロゲロ・・・・グワァッ??!!
まずタイトルの『箱入り息子』というのは、ちょっと違うような気がしました。
金持ちで大事に大事に育てられた御曹司なのかな?・・って思ったら
単なるコミュ障の男性なのね(;´∀`)
■星野源はイケメンにもブサメンにもなれる!
今作においては・・結構気持ち悪いブサメン役ですwww
内気で友人ゼロのコミュ障、ゲーム好き、35歳で童貞、貯金が趣味、カエルがペット。
う~ん・・ちょっとヤバいかな(;・∀・)
こういうのって配役は芸人さんとかになりそうなのに
ここで星野源!!ぉぉ~~!違和感のない的確な配役でした。
■障害者だしたらね・・もうね・・
ヒロインは目が見えないのよね・・(´;ω;`)
もうね・・泣かせにきたか!!・・って
ピュアなラブストーリーの展開見え見えでベタすぎだゎ。
でもデートシーンはほっこりします♡
■不可解な行動
吉野家で泣いてるシーン・・
なんであの時に彼女に声かけなかった?退店してから叫んでも意味ないやん。
しかも会社に戻ってから「うぉー!!」って叫ぶしww 危ない奴すぎて怖いわ。。
更には後半にカエルの鳴き真似・・ぃゃぃゃ・・マジで怖いです。
普通に小石をベランダに当てるとかさ、あるじゃない(;´∀`)
ここらへんはから胸キュンよりも・・この人怖い・・って思っちゃって興醒めです。
途中まではまぁまぁ良かったのですが後半は理解に苦しみました。
微妙だったなぁ~~(´・ω・`)
極端
ストーリーはロミオとジュリエット的なベタな純愛でしたが、健太郎と菜穂子をずっと見守っていたくなる様なそんな暖かい作品でした。賛否両論あるラストですが、病的に極端な行動をとる健太郎のコミュ障っぷりが良く分かったので、彼の生きづらさを理解する上ではやんわりと終わるよりも良かったのではないでしょうか。一般受けはしなそうですが。
終盤の展開が...
役者さんたちがみんないい仕事してる。星野源は冴えない男を時に可愛らしく、時に気持ち悪く見事に演じているし夏帆が演じる盲目の女性も目線が虚ろな感じとかがリアル。ただ途中まではいい展開だったのに終盤があまりにも残念すぎる。どうしてこんな風になってしまったのか。綺麗に積み上げてきたものが最後に台無しにされる気分。
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