戦争と一人の女のレビュー・感想・評価
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戦時中映画の傑作
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R18映画なのでエローすな描写多めです。ヘア見えもかなりのカット有ります。
坂口安吾の原作をうまく映画にしています。
原作は戦争中に、どうせ戦争で無茶苦茶になるならと、作家が娼婦と共に暮らして○○三昧という話。
映画はこれを虚無的に捕らえているところが何とも詩的です。
セックスしても絶頂に達しないヒロインを江口のりこさんが好演しています。
終戦末期、生存ギリギリの段階で性に執着する男女というのがメインストーリーですが、この映画は実在した強○絞殺魔の物語が並行します。
愛と官能と快楽と性欲、どれかでありどれでもないセックスが入り乱れて描写されるところが圧巻です。
坂口安吾ファンは必見ですし、戦争を今一度考えるためにも、見ておくべき映画だと思います。
カメラワークに不満を漏らすレビューがありましたが、あれは「のぞき見」的な効果を狙ったものだと思います。
視点が不安定だからこそ、時代の空気が出ているのではないでしょうか。
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カメラが雑?
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面白かった。ストーリーもいい。安吾の雰囲気がよく出ていたと思う。
しかし、カメラワークが最悪だ。カメラの台数が少ないのか?手持ちのカメラで撮影したのか?ぐらんぐらん揺れていた。また、たまにピントもぼけていた。
こんなカメラワークでは、演技している役者に失礼だ。
これがほんとうに残念。
もっと細かいカット割ではなしを進めないと。今回のように、1つのカメラでダラダラ撮るから、少し時間が長く感じた。
予算の関係かな?
映画そのものは本当に良かったから、とても残念。
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