LOOPER ルーパーのレビュー・感想・評価
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けっこうグロいので注意
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演ということで インセプションから気になっていた俳優でもあることから鑑賞 存外グロテスクな展開が多いので鑑賞には注意、 個人的に一部シーンはSAWに匹敵するグロさだった PVは抜群の出来、あれ以上のものを期待して見るのは良くない 中身としては昔からあるタイムマシンものを最新技術で作った感じで 特に奇をてらったものではないし絶賛するほどでもない 最近は超能力ものとタイムマシンものを同じ映画で取り扱うことは少なくなったと思ったが 本作品では伏線はあったが後半になって強力な超能力者が出てきて SF的に激萎えな展開(^_^;) 超能力者はいらなかった、いらなかった、マジでいらなかった 推理モノに中国人出すくらいタイムマシンものに出しちゃいけないと思う あと浮遊バイクもクラシックすぎると思った、あまりかっこよくないし 演出と俳優はとてもいいし、映像も素晴らしい シナリオはまずまずだけど全体としての点数は4.0
予告のつかみはばっちり
私が個人的に大好きなジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じる主人公のジョーと、その30年後の老ジョーを演じるブルース・ウィルス。豪華なだけあって絵面も綺麗ですね。 現代のジョーの仕事はルーパー(LOOPER)。未来から送られてくる犯罪者の抹殺を仕事としている。ある時、送られてきた犯罪者が未来の自分であり、その老ジョーを逃がしてしまう。必死に捕らえようとするジョーと何か目的を担った老ジョーによるタイムトラベル系。 とまあ、今をときめく?タイムトラベルですが、なかなかその設定が面白かった。 まず発想は面白いですね、現代と未来の自分が戦うなんて。 しかし、 少しばかり、ブルース演じる老ジョーの動機が弱かったのと、キーとなるはずの超能力のようなもののインパクトが欠けていたようにも感じました。 が、最後はうまくまとめてあります。 変な話ですが、スタッフロールが好きですねーぜひ帰らないで最後までみていって下さいね、こういう静かで斬新なBGMも良いものです。
30年後って、こうゆうこと。
いい意味で、期待を裏切られました。ストーリーに奥行きがあって、ブルース・ウィルスの役がとってもいい。 2人2役もとってもいい感じで見せてくれます。クライマックスが久しぶりにビッックリした映画でした。
これ系の話よくあるんですけど
途中から、ハア?これターミネーター?って思ってきました。
未来の自分が出てくることよりも自分の禿げっぷりに驚かないのか!?と疑問です。観たことあるようなシーンがちょいちょい出てきて映画に集中できません。
未来の話で田舎行ぐのやめてほしいだ
なんか全体的に地味でしたね…
予告見たときは「インセプション」みたいなイメージだったんです。
未来の技術で反重力的なアクション大作だと思ってました。
しかし実際観てみるととうもろこし畑なサスペンスでした。
まず若い主人公のいる世界が未来である必要はあるんでしょうか。
使用する武器や舞台を見ると、「こんな知られざる仕事がある」ってことで現代のパラレルワールドとしても通用すると思うんですが…
超能力にしても、あの子どもが復讐するために使う道具にするための設定でしかなく、その動機が重要なわけですから不要ではないでしょうか。
こう考えると、ターミネーターみたいな話ですね。
超能力は差別化を図りたかったんでしょうか。
あの母親といい感じになるのもいるかなぁ…
色々クサしましたが、時代が過ぎていくにつれてジョセフがウィリスに変わる演出は大好物です。
演出重視の自分としては好きなシーンも結構あったので、まったくダメというわけではありませんでした。
未来っぽさがもう少し出ていれば入り込めたかもしれません。
悲しみの連鎖
「イマイチ…」というか、「惜しい!」映画でした。
タイムループ(トラベル)ネタと超能力ネタが未整理で、その関連が強引に過ぎるかと思います。
粗筋はこんな感じです。
幼少期に母親を、未来からやって来たタイムルーパーに殺された超能力者が、やがて成人し、自身のその能力を用いて社会の支配者となります。支配者となった超能力者は、過去に起こった母親の殺害を「現在から」阻止するために、自身の権力を用いてルーパー全員を抹殺し、併せて、タイムループのシステムを破壊して全てのタイムループを閉じようとします。
一方、超能力者の意向で自分が殺されそうになるなか巻き添えをくう形で妻を殺された年老いたタイムルーパーは、妻の殺害を阻止するべく、タイムループした先の現世(過去)で、幼少期の超能力者を殺そうとします。
そして、現世に生きる「若かりし頃のルーパー」は、未来の自分が、幼少期の超能力者及び彼を庇おうとするその母親を、いままさに殺そうとする場面で、その「悲しい連鎖」を断ち切ろうと自ら命を絶ち、その瞬間、年老いたルーパーは消滅し、幼少の超能力者とその母親二人とも救われる…という話です。
「近未来」「タイムトラベル」は個人的に好きなネタです。また、誰も悪くない(それぞれに相応の理由がある)のに、悲しいことが繰り返される…というモチーフは、批評性を持ち得ると思います。でも「超能力ネタ」が絡むっていうのが、なんか「ガッカリ…」なんです。
ある人間が個人レベルで「相応の理由」をもってなした選択・決断が、よりマクロで見た場合、他者が「相応の理由」をもってなした選択・決断とバッティングしてしまい、結果的に全体としての合理性が失われる…というテーマを、タイムトラベルという手法を用いて時間的因果律の矛盾を用いて描く…という構造は、実は、アニメ版「時をかける少女」にも見られるもので、作品としてはこちらの方が数段良いと、私は思います。
超能力ネタを使わず、かつ、タイムルーパーが幼少期の超能力者を、一方成人した超能力者が全てのタイムルーパーを、それぞれ抹殺しようとする理由を、物語の後半(ラスト近く?)で観客に示すなどの工夫があれば、もっともっと良い作品になったのではないか…と思った次第です。
ブルース・ウィルスはじめ俳優陣の演技はよかったです。惰性で生きて行かざるを得ない倦怠と悲しみ、そして大切な人を守りたいという強い気持ち、そしてそれを失うことへの恐れと失ってしまったことで生じる悲しみと怒り…。それぞれの思いが「時間的因果のズレ」のなかで重層的に「ズレ」ていく様子は、まさに「ポスト9.11」的な舞台設定で、それぞれの「悲しみ」が演技から伝わってきました。それだけに「惜しい!」 1本でした。
ラストでの葛藤は、秀逸だと思った。
タイムトラベルして、過去に遡り、今現在進行形の状況を変えてしまおう!
さてさて、どうする?!
なんだけど、どこかで見たような・・・。
でも、「バック・トゥー・ザ・フューチャー」や「マトリックス」とは、少し違う。
この作品は、この作品で、良い所があったと思う。
未来から送られてきた自分自身を殺さなくてならなくなったら・・・。
とてもスリリングなサスペンスであり、悪いヤツ達のバイオレンスなアクションも楽しめた。
それに、ホラーの味付けもあり、「あれ~、ここでそんな展開になるの?!」とは思ったけれど、なかなかおもしろかった。
30年後の自分との対決を通して、自分自身の未来を決めるのは、未来の自分ではなく、今の自分なんだということ。
今を一生懸命生きることが、とても尊いのだよと。
序盤、ジョーが車を暴走中に見た、小汚い少年。
それは、自分の生い立ちを思い出させるに十分なことだったのだ。
ラストでのジョーの葛藤、決断は、秀逸。
自分の人生とリンクされた回想シーンも素晴らしい。
この作品のすべてがそこに、凝縮されていた。
ラストの展開は、私の予想に反していた。
でも、それこそが良かったのでしょう。
それにしても、未来を大きく変えたということに、感慨深い。
ブルース・ウィリスとジョゼフ・ゴードン・レヴィットの顔が、どちらもご本人でありながら、とてもよく似ていた。
特殊メークをしたのは、辻一弘さんという日本人だそうな。
何だか嬉しい。
難を言えば、拳銃。
40年後も拳銃なのね、と思った。
少々無理がある気が…
ジョセフ・ゴードン・レヴィットの
30年後がブルース・ウィリス
ってのがそもそも
無理ある気がする…
それとタイムスリップものに
ある自分自身と
出会ってはいけない。
もしくは出会っても
自分と解ってはいけない。
的なルールを完全無視!
まぁ、実際ソレでどーにか
なるとか誰もわからん
から無視っても問題は
ないんかもでしょうが…
あと30年後のタイムマシンが
ちとしょぼぃかなと。
でもシナリオ自体は全然
悪くはない。
徐々にキーパーソンとなる
“レインメーカー”の存在。
その名の由来も
なるほどなと。
でもって、あの子供。
発狂した顔がマジコワぃわ!!
1/14(月・祝)
[TOHOシネマズ海老名]
19:25〜
TOHOシネマズ千円DAY
での鑑賞。
際立つ「何気ない」SF感
ずっと心待ちにしていたSF映画がやっと日本でも公開された。残念ながら、アメリカでも日本でも大ヒットというわけにはいかなかったが、内容そのものはどうだったのか。
「タイム・ループもの」はSF的には割りかしベタな設定で、その点については正直真新しさは無い。だがこの映画が最も評価されたのはその脚本であり、ひとつひとつの何気ない捻りが他の映画にはないスタイリッシュさと斬新さを生み出している。
まずルーパーの設定がなかなか面白い。未来から送られてくる標的が空間から忽然と現れた瞬間に、ばかでかい銃で即射殺するだけ。頭を打ち抜くわけでも、激しいドンパチを繰り広げるわけでもないから、至って淡々としている。しかしそれが逆に暗殺の生々しさを駆り立てている。ダサかっこいいラッパ銃の爆音が静かな畑に響き渡り、鮮血がほとばしる。ルーパーたちの破滅的な人生を象徴しているかのようだ。
その殺伐とした始まり方からストーリーは予測のつかない方へと展開する。現在のジョーはオールド・ジョーを殺すために奔走し、オールド・ジョーは未来の“レインメーカー”を探しまわる。この2人の関係が時間を追うごとに徐々に変わっていくのも面白い。ある時点で現在のジョーの目的が別のものになるのだが、そこからがこの映画の特徴的なところだ。あえてSF映画的な神学論に走らず、人間の愛情をメインテーマに据えてきた点はなかなか好感が持てた。
この優れた脚本に文句を付けるとしたら、2人のジョーの絡みが少ないことだろう。彼らがダイニングで会話をするシーンは映画の中でも屈指の緊張感を誇る。まったく同じ人物が対峙しながら、既に別の人生を歩んでいるから目的も性格も違う。時間の流れがいかに人間へ影響を及ぼすのか、それをたった数分間の中に描き出している。さらに、SF映画にありがちなタイムトラベルに関する説明を省くことで、反対に深淵なテーマを浮き彫りにすることに成功しているのだ。だからこそ彼らの直接対決をもっと増やして欲しかった。
脚本も素晴らしいが、それが引き立つのは俳優たちの絶妙な演技によるものでもある。まず挙げるべきは“ジョー”を演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスだろう。顔も性格も似ていない2人がちゃんと同一人物に見えるのは、特殊メイクの力だけではない(このメイクは“ほとんど”上手くいっていた)。
レヴィットは無味乾燥な人生を生きる利己的な暗殺者をクールに演じている。彼は様々な出会いを通して少しずつ変化していくのだが、それが唐突に見えないのはまさに彼のおかげだ。現在のジョーとシド(オールド・ジョーに狙われる子供の1人)が隠れ場所で繰り広げる会話は、とても繊細で感動を誘う。
対するオールド・ジョーを演じたブルース・ウィリスは若いジョーに比べるとかなり冷静で、性格もだいぶ違う。なぜなら彼がタイムトラベルした目的はひとえに愛のためだからだ。その意志は固く、子供の殺害もいとわない。それなのに、初めの子供を射殺した後に見せる彼の苦悩に満ちた顔は正義と悪の境界を揺るがせるのだ。
彼らの脇を固める人々も見事な演技を披露する。エミリー・ブラントは初めは少々鼻につくものの、秘密が明らかになるにつれ、どんどんと魅力的な人物へと変わっていく。その息子シドを演じたピアースはまだ7歳なのに異常なカリスマ性を見せる。妙に大人びた言動と、たまに見せる子供らしい挙動、そしてかんしゃくを起こしたときの凄まじい怒り。どこまでも不気味なのに、突飛な存在には見えないところが確かな演技力を証明している。
ちなみにジョーの親友セスを演じたポール・ダノにはある見せ場が待っている。このシーンはとても鮮烈で、彼が演じたからこそ、チョイ役なのに存在感を発揮している。
どことなくレトロな未来感も私好みだった。すべてが発達しているわけではなく、むしろ世界は荒廃したディストピアと化している。だがそれが妙にリアルなのだ。生活の中にSFが溶け込んでいるから、ひとつひとつの演出にも説得力が生まれる。(ちなみに“古臭い”ジョーの服がかっこいい。)
この映画の公開はほとんどの映画館が今週には打ち切るだろう。本当に残念だ。こんなにも良質なSF映画はなかなかお目にかかれない。
(2013年2月2日鑑賞)
ルーパー
自分はタイムスリップ物のが大好きなんですが、この映画、タイムスリップ物の面白さである、未来を知ってるから出来る行動とか、少ししかなかったし、映画を2度目に観たら1度目と違う面白さもなかった。 中盤やたら意味ないラブシーンとかあって、かったるい、緊張感がないシーンが多すぎ! オチも衝撃というわりには、カットとか下手で、衝撃になってないし、その後も何?と思ってしまう。 ブルースがボスと戦うシーンもまるまるカットしてるし、主人公がブルースになる30年もかつとび すぎ。 評価している人の気持ちがわかりません。
忙しい
タイムトラベル系には普段はあんまり手を出さないんです。 今回は後輩が行きたいというのでたまには人のオススメに素直に従ってみるのもいいねと思って行ってみた。 映画の内容は、30年後からタイムトラベルを使って送り込まれてくる人間をきっちり消すLOOPERという仕事をしている人間(ジョセフゴードン)がある時送り込まれてきた30年後の自分(ブルースウィリス)を仕留める前に逃げられ(これは非常にマズい)必死に追いかける中で30年後の自分が何を成し遂げるために過去にやってきたのかを知り自分の未来をどう変えるべきか悩みに悩む、って感じの話。 ストーリー自体は面白いと思ったけど、こういう時空を超える話って観ながら矛盾に気付いたり疑問が出てきたり、脳ミソが非常に忙しい。 結論としてはそんなに矛盾もなくよくできていると思ったけど、公式サイトなんかで「意外なラスト!」みたいな煽りを著名人達がコメントしているけど、一切そんなことはない。 やっぱりああいう前評判はほとんど役に立たない。
斬新で乱暴でノスタルジックΣd(゚∀゚d)イカス!
ブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン・レヴィットを同一人物という設定にする乱暴さアッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
年取ったジョーの禿げをネタにしまくる乱暴さアッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
唐突なラブシーンアッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
何の前触れもない急なタイムスリップ描写の乱暴さアッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
子役の顎に特徴があってレインメーカーの顎が人工だという設定アッヒャッヒャ!ヽ(゚∀゚)ノアッヒャッヒャ!
みんな知的でクールに振る舞ってる割には設定が乱暴過ぎる(ノ∀`)アチャー
でもそれがたまらなく(・∀・)イイ!!
「矛盾があり過ぎる」という批判が多いけど、そもそもタイムスリップを題材にした映画なり小説なりで矛盾がないやつなんて今まであったか???
タイムスリップなんてどんなに文明が発達しても絶対に実現不可能なんだから矛盾が出るのは当たり前なんです(`・д・´)9m ビシッ!!
例えば「ルーパー稼業を引退したジョーが上海に渡って殺しまくってるけど、未来では殺人はすぐばれるからわざわざタイムマシーンを使って過去に送って殺すんだろ?」とか
「ループを閉じるのに自分で未来の自分を殺すけど、そんなことやらせると余計に話がこじれるだろ?」とか
「将来レインメーカーになるあの子供を殺さないでジョーが死んで憎しみの連鎖を断ち切るのはいいけど、結局この時代の荒廃ぶりは変わらんだろ?」とか
まあ色々突っ込みどころはありますよそりゃo(`・д・´)o ウン!!
でもこの話の肝はタイムスリップじゃなくて「人間はどう生きればいいのか」という哲学的な命題なわけです。
上海に渡って金もたんまりもらってうはうは状態のジョーは、何不自由なく生活してるけど全然楽しそうじゃないし、逆にレインメーカーの母親は決して裕福じゃないのに今の生活を楽しんでる風。
つうかルーパー稼業だって決して面白がってない。
だから最後に自分を殺して憎しみの連鎖を断ち切ることで、自分なりの生きる意味を見いだせたわけですな(・∀・)ウン!!
その意味では大傑作だと思いますよ俺はイイネ♪d('∀'o)
何と行ってもタイムスリップシーンの、何も前触れがないのに唐突に目の前に現れる斬新さは目を見張るものがあるし、過去の肉体欠損が未来の自分の体に痕跡として徐々に表れるシーンなんてかなり斬新Σ(゚Д゚ノ)ノオオォッ
いや~恐ろしいガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
使ってるラッパ銃も、未来の設定の割には全然新しいモデルじゃないし、乗ってるバイクなんて排気ガスを再利用するような古臭いデザインで、むしろ文明が後退してるような印象。
敵が来たことを知らせるカエルのおもちゃの仕掛けなんて、子供が考えた仕掛けだけどアナログだし貧乏臭い(;´∀`)
未来描写って文明が発達したイメージが多いけど、でも未来なんてこんなもんじゃねえの?っていう現実感もあってかなり斬新(。´゚ェ゚)。´_ _)ゥン
そして所々に挟み込まれる過去の色んな映画を彷彿とさせるシーン
とうもろこし畑は『フィールド・オブ・ドリームズ』とか『ザ・フィールド』を彷彿とさせるし、子供の顔が真っ赤に染まるのは『気狂いピエロ』っぽいし、レインメーカーの能力は『キャリー』をイメージするし、ラストの流れは『ターミネーター2』とか『グラン・トリノ』を連想する(・∀・)
大友克洋の『童夢』とか『AKIRA』にもちょっと似てるかも知れない(゚д゚)イーヨイイヨー
年を取ったジョーは、レインメーカーを小さいうちに芽を摘み取っておこうとして、めぼしい子供を探して片っ端から殺そうとするわけだけど、これはいくら奥さんを殺されたとは言えちょっとやり過ぎだし、この段階でもう完全な悪役になってるわけだから、誰を応援したらいいのか途中から訳が分からなくなる(*゚Д゚) アレ?
レインメーカーがその能力を使って支配してるおかげで、未来は荒廃しちまったからレインメーカーを殺さんと解決はしないわけだが、果たして殺したところで本当に世の中が良くなるのか・・・
暴君を抹殺して世の中平和になったワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイっていうのは短絡的すぎるし、むしろそういう暴君が台頭したのは何故かという根本的な理由をしっかり追及するべきだと俺は思うんだけど、ここではそれに通じる部分もあるし、子供が超能力を持った結果とんでもないことになるという発想も大友克洋っぽいo(`・д・´)o ウン!!
とにかく斬新な未来描写、そして皮肉たっぷりなシーン、特にブルース・ウィリスのロン毛で禿げた描写はとにかく(ノ∀`)アチャーってなるアヒャヘ(゚∀゚*)人(*゚∀゚)ノアヒャ
意地悪だし乱暴だし哲学的だし最高じゃないですか(∩´∀`)∩ワーイ
お勧めです゚+。゚(・∀・)゚。+゚イイ!!
矛盾点
オチでわかる
根本的な矛盾点がひとつありました
まずブルースが生きてきた記憶では
未来の自分を殺しているため
レインメーカーの親を殺すことはないはずです
ですが、
ゴードンはラストで
未来の自分が少年の親を殺してしまうことで
未来、レインメーカーが現れる。
すべては自分が元凶なのだと悟り、
悪循環(?)になってしまうと言っていましたが、
心優しい少年が
なぜレインメーカーになったのか
母を殺され憎しみにかられて
と言っていたと思いますが
そもそもブルースの記憶では
未来の自分をすでに殺していて
未来の自分が少年の親を殺すことはできないはずです。
よって少年がレインメーカーになることはないのです
では、本当のレインメーカーは誰なのでしょう?
と、ちらほら矛盾がでてきますね!
感想としては
内容と話の構成はとてもいい感じです!
ですが、もうちょっと話の矛盾を減らしてほしかったって思います。
ラストが微妙なのがもったいない。
ちょうど良い面白さ
タイムマシンが出来た未来では
殺人を犯すと足がつくので
足がつかない過去に殺人を依頼する
未来から送られてきたターゲットを殺すのが
ルーパーと呼ばれる過去の人間達
ルーパーは独特のルールがあって
未来の自分を始末することでループが閉じる
ループが閉じて30年後に殺されるまでは悠々自適に暮らす
という設定がとても面白い。
話自体もSFとしてよく出来てると思うが
映画自体は普通の映画。
未来で殺人を犯しにくい割には犯罪組織が暗躍していて
普通に人を殺せそうな未来だったので
矛盾を探そうと思うと色々出てきそうだが
そういう部分を無視してみれば楽しめると思う。
途中からブルースウィルスが無双すぎて
ダイハードを思い出す。
ラストが衝撃という宣伝があったが
別に衝撃というほどではない。
ややこしいけど感動した
タイムトラベルものは考えれば考えるほどわけが分からなくなるし、突っ込みどころでもあるのだが、そんな事がありながらも非常に感動的な素晴らしい物語だった。 途中から主人公が現代のと未来のと二人現れて、非常に混乱した。若ジョーは未来から来た老ジョーを取り逃がした人で、老ジョーは過去に老ジョーを取り逃がさずに始末して、現在に戻って逃げている人。二つの世界が交錯したまま物語が進行する。 腑に落ちなかったのは、老ジョーが若ジョーに向かって「お前は自分のことしか考えてない子供で、でもオレは未来で愛する妻に出会って成長した」と偉そうに説教しているのにもかかわらず、やろうとしている事は子供殺しだった。しかもその理由が妻を助けるためという、身勝手すぎないかと思った。 しかし、若ジョーはシングルマザーと出会って、その息子と接するうちに彼らに対する親愛を抱くようになり、最終的に自分を犠牲にして彼らを助けた。老ジョーよりもはるかに立派な行いであった。 つまり、女や恋愛によってもたらされる成長なんかより、子供や母親との心の交流の方がずっと偉大であるというメッセージとして解釈しました。
キャリー+オーメン+ターミネーター
冒頭、現代のジョーが鏡を見て髪の生え際を気にする。将来の自分のハゲを予感する。でも、30年後はiPS細胞で毛髪再生ができるようになり、ハゲはなくなるはずだ。もしかして、趣味的ハゲ?
30年後の毛量。
未来のことを考えても(特に自分の老後)いい夢は見れないので^^;
あまり予想もしていないが、確かに30年後の自分がツルっ禿げじゃ
ショックは隠せない…波平さんの一本ですら愛おしくなるよね。。
まぁ遺伝は仕方ないんだけど(そこがテーマではないし^^;)
J・G・レヴィットとB・ウィリス、どこをどう見ても似てない顔を
特殊メイク(日本人アーティスト)の手を借りて、確かに頑張っては
いたような…(だからそこがテーマじゃないんだって^^;)
発想があまりに面白いので、色々な方面で突っ込みたくなる本作。
でも内容はいたってシンプル。
あの大作とあの名作とあのオカルトをくっ付けたような感じなのだ。
もう既視感ありあり。
そこをどう観せるかなんだろうけど、前半と後半のスピード感に比べ
中盤は何だかいらないシーンが多く、ゴチャゴチャした印象。
観終えて考えると、これ、ブルースを使う必要があった?(ゴメンね)
みたいな印象まで残った。
自分の前に、抹殺せねばならない30年後の自分が送られてくる、
エェっ!と思っているうちに逃げられてしまい、
組織に殺されちゃ堪らん!と、自分で自分を追うハメになる主人公。
30年後の未来の自分に何があったのか。
この男(自分)はこの世界に来て何をしようとしているのか。
段々と解明され、その後現在の主人公は、標的となる人物に近づく。
でもそれがなぁ…^^;
普段は可愛いんだよね。とある瞬間に化け物に変わるんだけど。
どうする!どうする!オレ?ってやつですよ。何かCMみたいだけど。
私的にこの後半の(ラストは凄いよね)展開を全く予想しなかったので
エェっ!何コレ、こういう話になるの…?と度肝を抜かれ。
そんな意味では巧いのかなぁ…とは思うんだけど、なんかますます
ブルースの存在価値が無くなっていってしまって…(終いには本当に)
考えてみて下さい。
悪の連鎖を断ち切るには、どうするのが一番いいか。
犯罪の原点とは、どこを指すのか。
…ホント、けっこう心理的にグサグサくる展開が待ち受けていますね。
ただ、ターミネーターとは違って、
すでに主人公が暮らしている現在がかなりの未来(荒んでいるけど)
というあたりで、もう現実感がないのよね。
だから自分の身に降りかかってくるような恐怖感が生まれてこない。
(それで唯一の恐怖が禿げること(爆)なんて、そんな冗談が^^;)
大抵このテの悪人は、そのうち足を洗って高飛びして…っていうけど、
見事成功しました!っていうのをあまり見かけない。
生まれ育ちが悲惨な主人公(母の想い出を美化)、やっと安息の地を
見つけたかと思ったら…運命ってやっぱり皮肉なものね。
ジョセフ、お相手のE・ブラントもさすがの演技。子役も巧いしねぇ。
あぁ、そんなんで、ますます霞んでいくのが、ブルース…^^;
ところで、ビックリした!P・ペラーボじゃん。久々に観た気がする!
しかもねぇ…出しちゃってるし~。ジョセフのメイクより衝撃的^^;
P・ダノも基本的に何でもやる俳優さんですね、この人も好きです。
斬新な発想と衝(笑)撃的な映像&展開に、いろいろ目を見張る作品。
(他作でもあったけど、とにかく奥さん撃つのやめようよ~怖いってば)
面白かった
面白かったです。 SFを見る時は「どんな面白いガジェットを見せてくれるのだろう」って期待して観に行くのだけれど、今回はそんな風に思わなかったのがよかったのかも。 いい意味でSFっぽくない。 ボスに友人をかくまっているか問いただされるシーンはレヴィット君が明らかにブルースのモノマネしてましたね。クオリティも高い。でも同じ人間に見えるかどうかは肝ではないので後のシーンは気にせず見ました。 荒削りなんですが、雰囲気を楽しむ気持ちにはさせてくれます。役者たちの力でしょうか(子役も含めて)。繰り返し見るほどではないですが、時間がたったらまた観たくなる作品です。 …前半の劇中音楽はちょっとうるさいと感じました。
二人のジョー
舞台は2044年。じりじり退化しているように見える社会、なんか生々しい近未来。タイムトラベルでやってきたのは30年後の自分だった…ストーリーに引きこまれました。 観終わってからも色々考えて、あらためて良く出来た話だなと思いました。 ジョーの前に現れた30年後の自分、別人が演じてるのは上手いと思いました。その瞬間から経験を異にした二人がはっきりわかりやすかったです。そうでありながら、どちらも"ジョーらしい"考え方や、選択の方向性を重ねて物語が積み上がっていき…。面白いです。 ジョセフ・ゴードン=レビットがブルース・ウィルスにガンバって似せていましたが、顔は表情を似せるだけで良かったと思いました。ルーパー仲間の30年後は、かなり無雑作に似てなかったよ。
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