劇場公開日 2014年12月13日

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ホビット 決戦のゆくえのレビュー・感想・評価

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4.5ゆきて帰りし物語

2014年12月13日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

待望の「ホビット」完結編!
前作「竜に奪われた王国」があんな所で終わり、後1年も待つのは酷…と思っていたら、公開が来春から今冬に繰り上げ!!\(^o^)/
当初の副題に愛着ありつつも、早く見れる事に感謝感激歓喜!(本当はもっと早くても良かったんだけどね)
初日朝一で観に行って来た!

まずは、前作のクライマックスから直結の序盤。はなれ山を飛び立ったスマウグが港町を襲撃!バルドは大弓の矢を放つ!
そう、これが見たかったのだ!
もう、何この、序盤からクライマックスのようなテンションは!?
ハァ…、待った甲斐があった…。
正直、一本丸々スマウグとの決着でも良かったのだが、完結編の物語はここから始まる…!

エレボールを取り戻し、遂に旅の目的を達成したドワーフたち。
が、トーリンが宝の魔力に侵され、邪王へと堕ちていく。あの誇り高き男だったトーリンが…!
その時、ビルボは…!?

囚われの身となったガンダルフの安否。
目の当たりにした冥王の復活、アゾグ率いるオークの大軍がエレボールへ向かう。
その頃エレボールでは、財宝の正当な分け前を主張する人間とエルフが手を組み、門を塞ぐトーリンたちと一触即発の危機。
そこへオークの大軍が奇襲、怒涛のバトルの火蓋が切って落とされる…!

前2作のアクションも見応えたっぷりだったが、スケールも迫力も各段に上。「王の帰還」のラストバトルに引けを取らない。
中つ国の命運を懸けたあの戦いの前にも、こんなに激しい戦いがあったとは…!
なるほど、これなら副題変更も納得。

反目し合っていた種族たちが危機を前に団結する。
一つのちっぽけな勇気が試される。
我々の世界にも通用する、「ロード〜」「ホビット」シリーズの普遍的なメッセージ。

人間&ドワーフ&エルフvsオーク、キーリとタウリエルの恋の行方、そしてトーリンとアゾグの最終決戦…。
犠牲者も出る。それぞれの別れには熱いものがこみ上げる。

引き続き「ロード〜」に登場する面々のその後を匂わす描写。
指輪と、「ロード〜」第1作目へ直結するラスト。
たっぷりの重厚感と満足感と感動を持って、完結。

単なる「ロード〜」の前日譚じゃない。
「ホビット」シリーズという3部からなる壮大な超大作!

旅は終わった。戦いは終わった。
いや、あの物語はここから始まったのだ。
伝説は永遠に語り継がれる。

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近大