「旅の終わり」ホビット 決戦のゆくえ ゴラムさんの映画レビュー(感想・評価)
旅の終わり
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ああ、ついに終わってしまった・・。十年以上前のLOTR時代からのファンでこの2年は新作を心待ちにする日々を送っていました。 前作のラストで溜まったフラストレーションを一気に吹き飛ばすかのような圧巻のスケールで描かれる五軍の戦。原作にはいなかった冥王も登場して(出番は少ない)まさに垂涎モノでした。黄金の魔力に蝕まれるトーリンや、ビルボ、13人のドワーフの心情、エルフの野望等が交錯するストーリー展開も良かった。約40分以上の合戦シーンは今後、語り草となるでしょう。ただ、敵のボスがアゾクでは少し絵的に地味な印象。スマウグやサウロンに比べると絶望感がないのが少し残念でした。しかし、トリロジーの完結編、そしてロードオブザリングへの橋渡しに相応しい出来でした。もう中つ国シリーズが見られないと思うと寂しいですね・・。ED曲が尚涙を誘います。
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