388のレビュー・感想・評価
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POV
最初から犯人目線のPOVで撮られていて、ドアの鍵を植え込みに隠したことを目撃されたために家中に隠しカメラが仕掛けられた(と読み取れる)。
友人アレックスに教えられ高校時代にいじめていたというビルについて思い出した。それもCDに入っていた曲”ダ・ドゥ・ロン・ロン”の歌詞に登場するビルという名前がジルに変わっていたためだ。中盤までは、ずっとビルを疑っていたジェームズが彼に謝りつつもエイミーを返してくれと口論になるまで・・・結局、監禁させられたエイミーの映像を見せられたためにビルを殺してしまうまで精神がおかしくなっていたジェームズ。
やがて心配したエイミーの姉キャサリンが388番地まで訪れて、同行した警官によってジェームズは射殺。なんと家の地下でエイミーの死体が発見されたからだ。それまでの映像を見ていた犯人と思しき何者かが撮った映像をファイルケースにしまうというオチ。
不条理どころか、猫の死体やら何やら精神錯乱状態となった主人公がかなり妄想に陥り犯罪に関わっていたとかわからなくなってしまう。犯人側の映像は最初は手持ちカメラだったためにどこまでが定点の隠しカメラ映像なのかが疑問のまま進むからだ。車の中や職場の映像なんてのも不自然だし・・・。特に車の中はかなりのカメラがあるように思われる(笑)。手ぶれ映像なのは最初だけで、あとは定点カメラだから眠くなるのも事実だ・・・
あーもう、すっきりしない
・ある日突然妻のエイミーが失踪したジェイミーの家に不可解な出来事が頻発する
・ポストに猫のくび、窓に投石、無言電話、急に替え歌の懐メロ
・画面は常に第三者の隠し撮り又は家中の至るところにつけられた監視カメラの映像で構成される
・最終的に妻の首が切られた死体を目撃したジェイミーが犯人に疑われて射殺される
・最後まで犯人の動機と人物像がわからない、幸せな人が絶望のどん底に落ちる様を記録して楽しむ快楽殺人犯な印象しか残らず消化不良感が凄い
・エンドロールの加工した声のオリジナルの猫の歌がまた不気味
CAT in BACK ♪
最初は『ゴーン・ガール』に似ているのかな?と思っていたが、どちらかというと、最近見た邦画の『ミュージアム』と似ていた。
本作『388』は、追い込まれていく心理描写が素晴らしかった。「そこまで大きなイザコザは無かった」のに、犯人のせいで心が追い込まれて、それかあたかも諸悪の根源のようになっていき、最終的には正しい判断が出来ないような状態になる。恐ろしい…
最近ではすっかりお馴染みとなった、フェイクドキュメンタリーの作風なのも、本作では効果的◎
エンドロールで流れるあの曲は、何なんだ?悪趣味だなぁ〜(笑)
ほぼカメラを通しての映像
BGMもなく、ほぼ犯人の仕掛けた隠しカメラからの視点のみ。
幸せそうな家庭を狙ってのシリアルキラーの犯行で、犯人は最後まで正体がわかりません。
何本もディスクがあるってことは、これだけ犯行を重ねてるのに 警察が全く気付かないほど巧妙に練られた犯行ってことなんだろうけど。
家族の誰かに罪を着せても疑われないように…これは相当リサーチしないとムリだよな。
しかも隠しカメラ!良くこんな所に仕込めたな!って感じ。
警察も無脳だしwww
ただ、犯人のことは全くわからないし、一方的に映像を見させられてる形なので かなり消化不良気味。
終始犯人の視点(監視カメラや本人の一人称視点)で話が進む。 じわじ...
終始犯人の視点(監視カメラや本人の一人称視点)で話が進む。
じわじわと犯人の行動が不可解だけど直接的になり、それによって翻弄される様がなんとも不気味。
なぜ主人公がターゲットに?という事に理由はなく、無差別に繰り返す犯行の一つに過ぎないというオチ。388という家の番地?からついたタイトルも、主人公を非人間的に扱っている。
僕は許せる映画かな。不快感、残ります。
DVDにて鑑賞。
この映画のスゴイと思ったところは犯人目線でストーリーが進行するとこ。
だから、主人公の壊れていく様がおもしろいほどわかる。
レンタルするときに、「あなたの深層心理をえぐる。」とあり、「おっ?これは…!」と思って借りて正解でした。
最初の異変から最後まで心臓バクバクで…泣
実際にあったら怖すぎるわ…
って思いながらみてました。
残念だったのは一部のカメラワークとオチ。
まず、カメラワーク。
デジタル時計の中身にカメラが仕掛けてあるというもの。
いやいや、そんな短時間にしこめるのか?
と思いましたね。
同様に車内と車内にあるカーステレオの中。
いやいや、それはないだろ…笑
一番はジェームズの職場。
なんで??と思う場所に隠してあります。
それはあなた自身でご確認を。
んで、次にオチ。
結局最後は犯人からの電話がかかってきて、
寝室の隠しカメラに気づいたと同時に、エイミーの姉のキャサリンと警官がやってくる、
という感じ。
で、キャサリンが地下で死んでいるエイミーの死体を見つけ、ジェームズがそのぬれぎぬを着せられ、警官に撃たれて死亡。
という感じで終わります。
結局犯人は正体を出さず、次の家を同様に狙いに行き、終わり。
という感じでした。
んー、ようは犯人の悪趣味ビデオを見せられてるような感じで不快感が残ります。
でも、個人的には噛みごたえのある作品で面白かったです。
不快感が残る映画
CUBEの監督というだけで鑑賞
作品は主に監視カメラの視点というのは斬新だと思うが‥
サスペンスなのにイマイチどきどき出来ない
目的がわからない気持ち悪さだけが漂うという感じでしょうか?低評価の一番の理由は落ちですな。交友が狭いのか、容疑者は昔いじめてた奴と妹だけ?結局誰だかわからずじまい
考えてみればCUBEも内容は面白かったけど落ちはウヤムヤだったような‥まあ次作に期待で1.5点です
犯人誰だよ
『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリ監督が製作総指揮にまわった作品。今回も不条理サスペンス。
とは言っても題材は身近。一軒家に住む夫婦。しかし第三者の気配を感じる展開。
序盤で早々と奥さんが行方不明。しかしあとは延々似たような不審事が続くだけ。単純だけど単調すぎる構成。まぁB級だよね。
この手の映画はラストが肝心だと思うけど、いや~これでは満足できないだろう。だって結局何も明かされないまま終わりだし。
ところで主演の人、どっかで見た事あるなぁ~と思ったら、ターミネーター3の人だったw
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