劇場公開日 2012年11月23日

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「父との共演では打てず、母と会って大爆発」人生の特等席 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5父との共演では打てず、母と会って大爆発

2020年6月15日
iPhoneアプリから投稿

家庭を省みずに仕事に打ち込み、後に後悔として背中に背負う老人の姿は、最近の運び屋ともイーストウッド自身にも被さる。単に古いスカウト論を持ち上げたり、ドラフト1位候補を、人格的に悪役に仕立てるやり口には引っかかりながらも、イーストウッドとエイミーアダムスの演技に惹きつけられた。
しかし終盤に立て続けにつまづく。変な昔話でこの2人を和解させる意味があったのか?さらにピーナツ屋の登場でリアリティが吹き飛び、女性キャリアを本当にリスペクトしているのか疑問を抱く展開に首を傾げた。
なんぼなんでもカーブへの適応力ぐらい調べるだろうし、オーナーのドラ1を前にしての暴言は許されない。球団側の敵役、マシューリラードの軽薄さが良かった。ジャスティンは浮いていたように思う。

Kj