「頭突きには頭突き!」パニック・フライト kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
頭突きには頭突き!
なぜだか大木金太郎とボボ・ブラジルの頭突き合戦を思い出してしまったが、映画ではか弱いホテルウーマンがテロリストに頭突き返しを行ったというだけ。
レイチェル・マクアダムスというと未だに『きみに読む物語』を思い出してしまうのですが、こんなに美人だったっけ?と驚くばかり。常に携帯でホテルの後輩シンシアや父親と連絡を取り合う、活発で有能な女性というイメージだが、どことなく飛行機嫌いだという面も見せる。
そんな彼女がテロに巻き込まれ、VIPの部屋を変えるだけなのに手の込んだことをしやがって!と、キリアン・マーフィが憎らしく思えてくる。密室劇に特有の、おばさん、女の子、間抜けな若者というサブキャラもなかなか上手い使い方。
終盤では自宅での格闘となるのですが、効果音などはホラー映画そのもの。ホテルの爆破がちょっと小規模だったため、こちらの方がメインであるかと思えた。それにしても自宅に車で突っ込むシーンは爽快でもあったなぁ~
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