ATMのレビュー・感想・評価
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フォーンブースの亜流
序盤の軽快なクリスマスパーティーの雰囲気が、中盤、ATMに寄ってお金を下ろそうとした時をきっかけに一気に緊迫した空気に変わる。
この映画が狙ったのは、安全なのはATMの中だけという限定されたシチュエーションでの追い詰められていく主人公たちのドラマを描くことだったのだろう。そこだけはブレていないので、映画としては破綻していない。
ちょっと変わったハイコンセプト映画をみたい人は、悪くないかも。
タイトルロールでもエンドロールでも流れる思わせなATMの図面や監視カメラの位置警報システムの研究は、あたかも完全犯罪を企む犯人像を浮かべるが、実際に起きる事件はあまりにも偶発的だ。
例えばコーリーが単独でお金を引き出すのに成功し、あっさり出てきたら犯人はあきらめていたのか。
3人もいて一人もケータイを持っていないなんて偶然がありえるのか。
-20°で水道が凍らないのか。
意味ありげな監視カメラの映像は監視者を思わせるが、意味はないのか。
怨恨なら、彼らが夜間偶然ATMを利用する確率は限りなく低いので、そもそも犯人の目的はお金だと思うのだが、それにしてはATM強盗なんて効率悪すぎる。そのうえ簡単に人を殺しすぎる。
なのに比較的裕福そうな隠れ家を所有している。
そこらへんをまとめて全部エイやっと、見る人の想像力にゆだねてしまっているので、消化不良の感はハンパない。
せめて最後の火炎瓶できっちり決着がついていれば、と思ってしまう。
2013.12.4
摂氏と華氏
最初はATMの小さな施設の前に立ち尽くしている不気味な男という感じだったが、散歩中のを刺し殺し、助けを呼ぼうとした警備員をも殺してしまう。携帯は車の中に置いてきてしまったし、取りに戻ろうとするも男がその手を阻もうと襲い掛かる。姿がそっくりな管理人がやってきて、その彼を殺してしまうという過ちも犯す。やがて、コーリーが果敢にも外へ出るが男に刺され重傷・・・そして最後は水攻めだ。残されたデイヴィッドとエミリーは火を燃やして火災報知器に近づけるのだが、運悪くエミリーが倒れてしまう。 ようやく消防車と警察が駆けつけるのだが、状況はデイヴィッドの悪辣ぶりを示すものばかりで現行犯逮捕。監視カメラに映っている映像も毛皮のフードを被った怪しい男なんて一つも映っていないのだ。オープニングとエンディングにも描かれているように、完全なる愉快犯による犯行。スリリングな展開はさほど恐怖感を煽らないものの、一般人が犯人へと罪を擦り付けられる恐怖が残る。
発想は良いと思うけど
面白いケド…突っ込みどころ満載って感じですかねw あの終わり方にするべく、無理矢理あの展開にしたって言われても仕方ないかなーと。 犯人の人物像が全く見えないのと、動機が不明なのも 頂けないかなーって感じです。
What's ?
僕はあの腹立つ男と犯人がグルだと殺されかけるまで思ってました。ATM寄ってくれ。だとかお金おろせるのにおろさないし、あいつが主人公をATMの中に呼んだし。女性も来ることは想定外だったのでは。そんな感じで見ると途中までは面白かった。女性が可愛かった。それだけです。
ATM (2012年アメリカ 90分)
エスキモー男によるリアルTHE SIMS
車でドア封鎖
水責め
寒さと戦いながらATMのガラス越しに見たスパナ撲殺現場
サイコなエスキモー男
恐怖に怯える3人
まーまーかな、最後の落ちがえっそーゆうことって感じで
こいつやっぱ箱庭ゲームマニアに違いない
うぅぅぅーーー
現金引き出しは計画的に
シチュエーション的には面白かったですが、あまりに作りが雑すぎて、面白さよりも突っ込みどころが勝ってしまった感・・・。 これなら人気のないATMで普通に強盗に襲われた方がよっぽど怖かったような? とりあえず、今までありそうで無かったATMを舞台にしたソリッド・シチュエーション・スリラーと言うアイデアだけは褒めてあげたいですね。 これ、一体どうなるんだろうと言う期待感は十分抱けましたから。 キャストもまあアリス・イブこそ多少知られた存在ではあったものの、名前で結末が分かるキャストでは無かったですから、ハラハラドキドキ出来るお膳立てはしっかり整えられていた映画だったと思いました。 ただ、3人がATMに立ち寄るまでのくだりがかなり強引且つ突っ込みどころ満載だった感じから、これは傑作にはならないだろうなと薄々気付きはしましたが、最後の最後まで雑なままで終わってしまうとは・・・ある意味ビックリでした。 正直そのオチを持ってこられても、この内容では全く説得力が無いですね。 エンドロールも、実は何か驚愕の真実が隠されているのかもと思わせておいて、まさかの・・・。 まあ犯人は何故こんなことをするのか、この意図の分からなさ具合はある意味物凄く怖いことではありましたが、映画的には微妙だったと言わざるを得ないでしょう。 でも、こう言う突っ込みどころ満載のB級映画もたまに見ると妙にホッとしますね。
オチがイマイチ
深夜にATMを訪れる男女3人。しかし外に怖そうなフードかぶった大男がいるから出れなくなる話。どんだけチキンだよ。俺も多分出れないけど(笑)
その大男が次々と仕掛けてくる展開。単純だけどなかなか面白い。
脚本は『リミット』の人だそうで、ワンシチュエーションの構成はなるほどいいアイデア。
ただしこれ、オチがイマイチなんだな。言いたいことはわかるけどさ、なんかピンとこないのは『リミット』の時と同じ。
ドーンと来るラストじゃなくて、「え?なにこれ?」見たいな締めで消化不良だったな。
う==む
全体的にいまいち。
映像的に暗さが続く一辺倒なので
もう少しコントラストをつけないと見ずらくて
映画に集中できなかった。
印象に気持ち悪いを付けてくれと思うほど
後味悪し
このエンディングのパターンはは嫌いじゃないが、、
そこに至るまでの突っ込みどころがいろいろあって
イライラする。
ATMと車の距離が遠すぎる。
真冬であのATMに寄るならもっと近いはずだし、
あの距離なら携帯は持っていく。
証券マンが二人そろって携帯を持たない。
後からくる警備員もこれまた車が遠い。
HELP&あの状況を見てあの距離はない。
なぜ二人で逃げれたときにATMに戻ったのか。
車にいった方が犯人との距離も遠かったし、
一石二鳥だったのでは。
ATM壊すのが遅すぎ、すぐ思いついた。
犯人の顔最後の最後までまったく見えなかったのが、一番気持ち悪い。
むしろイライラする。
そこさえ出してくれれば作品として上手くまとまったのでは。。。
時間の無駄。
設定に無理がありすぎ。
あまりにも偶然利用したATMにも関わらず、なぜそこまで執拗に襲われなければならないのか。
まあ、サイコって設定はわかるが、ならば手ぶらで襲うってのはいかがなものか。
ってか正しくは襲ってない。
犯人はATMの周りをうろついていただけ。
しかも正面ではなく、しょっちゅう裏に回っていたし、よそ見しながらや通行人を一生懸命襲いながらかなり離れたところにいた。
逃げれば済む話なのに。。。
3人の男女がたまたま携帯を所持してなかった設定も無理ありすぎ。
携帯を誰かが持っていたら即犯人つかまってるし。
ATMをたたこうが何しようが警備が来ないってのも変。
矛盾だらけなのだが、極めつけは最後に生き残った主人公が犯人扱い。
監視カメラの映像が最後にダイジェストで流れていたが、主人公が怪しい動きをしているところだけをピックアップ。
おいおい、明らかに犯人にびびってただろうに。
極めつけは、犯人は明かされず。
てなわけで時間の無駄。
正直よくわからない
なんであそこで立ち止まったのか。
犯人(結局身元までは明かされなかったが)どうしてそこまでしたかったのか。
動機は?
実際ありうることなのだろうけど、そもそも
なんであんな遠くに車を停めたのか。外寒いのに。
逃げるチャンスはいくらでもあったと思うけど。
実際ああなったらそうもいかないのかなあ。こちらの方が人数多いのに。
一方では、こうゆう街から離れたところにあるATMには
カメラや警報など設置されているが、いざとなったら機能しない。
伝わらない。伝わっているのかもしれないが特に対処してくれない。
そんな"恐ろしさ"を伝えたかったのだろうか。
正直、見終わった後味はよくはなかったです。少なくとも自分は。
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