トリハダ 劇場版のレビュー・感想・評価
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ストーカーの恐怖
谷村美月が演ずるコールセンターのひかりとその不倫相手のストーリーが基軸となって、他の5つのエピソードをはさんだオムニバス。最もゾクゾクさせられたのが宅配業者をストーキングする笹野鈴々音のエピソード。どうすればこんなに怖い顔のメイクになるのか、凄すぎ・・・
もう一つ怖かったのが店のシャッターをこじ開けようとする不審な男を鉄パイプで殴り倒す木南晴夏。ちょとt短くて残念だったけど、一本の長編にならないかな~などと思った。
あとはバスの後部座席から女子高生のケータイメールを覗いてた野間口徹が良かったかな。人のメールは覗き見しちゃダメ!w
日常に潜む狂気や恐怖を描いたホラー作品で、2007年に放送された第...
日常に潜む狂気や恐怖を描いたホラー作品で、2007年に放送された第1作「トリハダ 夜ふかしのあなたにゾクッとする話を」を皮切りに、09年までにシリーズ計6作が放送されたオムニバスドラマの劇場版。谷村美月出演作品。
オムニバスとして成り立ってない
ドラマは見てないです。同じ話なのかな?
ひとつひとつはそれほど怖くないです。「トリハダ」ってタイトルが絶妙で、少しゾワッとくる怖さ。
だけど、谷村美月の話を軸にゆるく全ての物語をつなげているはずなのに、いまいち一貫性が見られなかった。
一番怖いのは、配達員のストーカーのです。
笹野鈴々音がコワすぎる。もちろんこういうメイクしてるからこそ。 笑...
笹野鈴々音がコワすぎる。もちろんこういうメイクしてるからこそ。
笑顔にゾクッとさせられる。日常の中に起こりうる...まぁないけど。
ほのぼのとした日常!!
シリーズ初見ですが、やんわりとした怖さでテンポも良く観易いです。セクション毎のサブタイトルが気取り過ぎていて覚えにくいです。もし全ての話が最後に繋がったら映画としての完成度は凄まじい物だったと思います。宅配便のお兄さん、ストーカー女の顔がもうスゲー怖くて笑えました。佐津川愛美は彼女らしい役で笑えましたが、シチューの具材はそのままぶち込むのではなく一旦炒めて欲しかったです。肉が焼けてなくて制作者は誰も普段料理をしないのかとシチュー好きとしては大いに萎えました。
TV版は見たこと無いけど。
ホラーと言うより愛憎劇のミステリー?
しかし、6つのストーリーの内一つだけ異彩を放つのが笹野鈴々音がストーカー化する話。
宅配の兄ちゃんを追いかけ回す話だが、この笹野鈴々音の顔立ちが物凄くインパクトあるのだ。
後を引く恐怖
オカルト系ではなく、単純に人間の怖さ、そして日常に潜む恐怖を描いていたからこそ、地味にゾクっとさせられました。
どれも有り得なさそうで有り得なくもないような、微妙な線を付いていたのが何気に上手いと思いましたね。
幽霊とか、ゾンビとか、現実感のないものよりもこっちの方がよっぽど怖いです。
いい人そうに見えて、実は殺人鬼や変態だったパターンのニュースが本当に増加している昨今ですから、尚更ね。
オムニバス形式の7話構成ながら、大きなハズレ話が一つも無かったのもなかなかの好ポイントでした。
メインの話と最後の話以外の繋がりがやや強引(と言うかほぼ繋がっていないに等しい)だったのは、もう一工夫欲しかった感じですが、まあでもどれもシンプルながら地味に恐怖を感じれる話になっていて、タイトル通り鳥肌立ちましたよ。
一番印象深かったのは、やはりメインの谷村美月が演じたクレーマーの話でしたね。
いつも挨拶するいい人そうなご近所さん、でも実際その人はどんな人かなんて知りませんから、その人がまさかの・・・なシチュエーションには、ゾクッとさせられました!
そして最後のエピソードであんな風になってしまうとは、恐ろしい、有り得なくもないところが本当に恐ろしい。
ストーカーの話も、単純に怖かった。
女ストーカーを演じた笹野鈴々音の風貌からして相当怖かったですから、余計にね(笑)
入来茉里の携帯の話も、まあこの話とは別に他人の携帯なんて見たくもないのに視界に入ってくる場合も多々ありますから、それも含めて怖かった!
佐津川愛美のシチュー騒動話も、確かにいくら見ず知らずの人には警戒していても、どうしてもイケメン(または男なら美女)となればそこは人間心理として分かると言うか・・・。
木南晴夏と石橋杏奈の話はやや強引過ぎでしたが、役者とのギャップ込みで怖かったかな。
こう言うスケールの小さい地味な恐怖、結構好きです。
サブイボでしたよ
日常の中に潜む狂気をみて、トリハダたちました。BGMも脅かしの効果音もなにも使わないそのシンプルさが、現実感をひきおこします。
相手がみえない電話というアイテムが恐怖の小道具として際立っていたのも印象的でした。
「幽霊は出ない」 「超常現象は起きない」つまり俗に言う「人間が一番怖いよねえ」な話。だから怖い!面白い!
2007年から深夜枠で約半年おきに放送され、最近まではDVD化もなかった「トリハダ」シリーズの最新作にして初の劇場版です。
トリハダには以下の五箇条があります。
「幽霊は出ない」
「超常現象は起きない」
「音楽で恐怖を煽らない」
「過度な演出はしない」
「日常から逸脱しない」
特に、幽霊も超常現象も出ないルール設定がなされている為、理論的には実際に起こりえる話なので、とても親近感があって心底怖かったです。
俗に言う「人間が一番怖いよねえ」な話であります。
超常現象が介在しない為、家に入るのが怖かったです。
オワコンと言われて久しいJホラーですが、「リング」「呪怨」等のDNAを継承した新世代ホラーだと思います。
新世代の怪談ですよこれは!
こりゃあハリウッドが権利買いするのも時間の問題でしょう!
基本的には、今DVDで出ている過去作と同じ作りと言って良いです。
トリハダシリーズが好きならもう間違いないでしょう。
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