トリハダ　劇場版

三木康一郎作品。
愉しんだ。
世はストーカーと変態だらけ、
美男美女は何かと言い寄られ必ず痛い目に遭う、
という世界観。
それを軸足にラブコメ（隠れビッチ〜）や
男女性差の社会派（先生の白〜）に
踏み込んで撮らせるか？は製作者が熟考を。
ホラーに留まる方が得策かも。

普通のホラー映画よりこういう方が実際にありそうで怖い、ヒトコワ系

ストーカーの話が一番嫌だった、シャンプーが血になってる
貸倉庫には死体、隣人がクレーマー、お裾分けのビーフシチューに舌…最悪な街だ…
カウントダウンの話も結末が最悪でよかった

それぞれの話に繋がりがあった方が面白かったかも

　谷村美月が演ずるコールセンターのひかりとその不倫相手のストーリーが基軸となって、他の5つのエピソードをはさんだオムニバス。最もゾクゾクさせられたのが宅配業者をストーキングする笹野鈴々音のエピソード。どうすればこんなに怖い顔のメイクになるのか、凄すぎ・・・

　もう一つ怖かったのが店のシャッターをこじ開けようとする不審な男を鉄パイプで殴り倒す木南晴夏。ちょとｔ短くて残念だったけど、一本の長編にならないかな～などと思った。

　あとはバスの後部座席から女子高生のケータイメールを覗いてた野間口徹が良かったかな。人のメールは覗き見しちゃダメ！ｗ

日本のホラーの中ではおもしろかった。つまんない展開にならず、腹八分な終わりかた。
笹野鈴々音って女優、凄いな。