ザ・インシデントのレビュー・感想・評価

中々のグロさで気に入った
触法精神障害者専用施設の割に職員が少なすぎ
ラストの解釈が難しいがハッピーエンドでないのは確か

時折出てくるシーンがとにかく痛くてグロい。襲ってくるのがよくあるゾンビではなく生身の人間なので、なおさら嫌な気分にさせられる。

安定剤をはじめ薬を服用しなかったからといって精神病棟に入院している患者があそこまで凶暴で暴力的になるわけはないのだが、そこを差し引いても〈タガが外れた人間がしでかすことの恐ろしさ〉はとてもリアルで怖い。

ストーリー的は最後の最後で一捻りされており、ボス的キャラの彼は実際にはどうなったんだろうという疑問が残る。壮大な夢オチ・妄想オチという香りがしないでもないが、とりあえずハッピーな終わり方でないことは確か。

精神病患者への偏見を助長しかねない作品だといううがった見方もできるが、けっこう良質なB級作品だと思う。

展開が無理矢理なところもあるけどグロ描写は割と良かったし役者さんも悪くないと思います。好みです。

多くの人が持っている（大っぴらに言えないけど）漠然とした精神病者に対する恐れを、単純にエンターテイメントにしただけ…とは思えない。もしかしてすごく考えて作られてるのに、表現が下手なのか？いろんな伏線や思わせぶりな演出は、実は意味が深いのか？？
ただの駄作と言い捨てられない、でもよくわからん。
映像はかっこいいし、暗闇の中で良い塩梅にチラ見せがうまい。非難されるの承知で作ってるんだろうし、やりきる感じ、嫌いじゃない。

多くの人が持っている（大っぴらに言えないけど）漠然とした精神病者に対する恐れを、単純にエンターテイメントにしただけ…とは思えない。もしかしてすごく考えて作られてるのに、表現が下手なのか？いろんな伏線や思わせぶりな演出は、実は意味が深いのか？？
ただの駄作と言い捨てられない、でもよくわからん。
映像はかっこいいし、暗闇の中で良い塩梅にチラ見せがうまい。非難されるの承知で作ってるんだろうし、やりきる感じ、嫌いじゃない。

まぁ現実的に薬を服用させている精神科で、ここまで荒れ果てるのは想像出来ないし、ホントあんな荒んだ給食は食えないよ(笑)
アルバイトが盛り付けしてるとか可笑しい(笑)

あれだけの暴動だと「インシデント」のレベルじゃないし(笑)

未だに、精神科ってこんなイメージのままなのかね？
キャッチコピーは凄いこと書いてあったように思うが、私はそれほどとは思わなかった。

雰囲気はいいんだけど、なぜ精神病患者達があそこまで凶暴になるのかがわからない。精神病患者＝ゾンビなのだろうか？そういう位置づけなら、甚だ不愉快だと思う。精神病×シチュエーション映画なら、（少し違うが）es【エス】の方が断然面白いと思う。

「トロント映画祭で失神者続出の話題作」というキャッチコピーでワクワクしてみたのに…偽りありだ。全体的に流れはとても良い。どんな場所か→何かが起きそう→大パニック→収束。スピーディーでテンポも良く流れとしては面白かった。グロさもなかなかのもの。指を切ったり、コンロで人間を燃やしたり、血みどろだ。また停電下の施設内なので視界は真っ暗。懐中電灯で廊下を歩きいきなり出てくる発狂者。そこまでビビリはしないものの、なかなか恐怖を煽るような演出だった。一体何が不満か。意味がわからないからだ。オチとしては理解できるものの、敵のリーダー格の存在感もないしストーリーも曖昧。ましてや相手が触法精神疾患患者というところもつまらない。肉の搬入からおかしかったからそこから意味不明な生物が出てきても良かったのに。

精神病院のキッチンでバイトを始めたバンドマンが、停電により暴徒と化した囚人に襲われる話。ホラーコメディと思いきや、ガチガチのスプラッターホラー。終始、理不尽な展開が続く。カメラアングルや雰囲気はわりとかっこよく、話の設定も斬新だった。それにしても停電ひとつでこの惨劇はひどいなぁ。