藁の楯 わらのたてのレビュー・感想・評価
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守るのは国の法と秩序。
主要キャストも脇役も実力派を揃えた作品。全国民が敵かもしれない。身内すら信じられない。そして護衛対象は救いようのないの殺人犯。恨み、怒り、悲しみ、正義、狂気。様々な感情や葛藤の入り交じり、それを表現した俳優陣の演技は流石の一言。
ただ、白岩はもう少し母親としての一面を出して欲しかったし、感情を表に出して欲しかったかな。
全国民が敵ってスケールが大きく見えるけど、金で人を殺せる人間がどれほどいるか。しかも実名晒されて刑務所に入らなきゃならないとかそんなリスクを払うのは現代社会の一般人にとって無理でしょ。せいぜいネットで祭か野次馬止まり。SPvs警察&特殊部隊を期待したがSP5人のハイパーディフェンスでこれをことごとく阻止。もう少し盛り上げて欲しかったな。
三池監督の不満が見え隠れ
全体的に何かテンポが悪い。
原作は未見ですがすごく面白いんでしょうが、
それを伝えたいが為に面白いシーンだけ切り取って映像にし、
前後のシーンは辻褄合わせの説明台詞。
(主に岸谷五朗が説明)
役としても表現が薄くなってる。
大沢たかおの妻の話は、
ラスト前の藤原と対峙する所まで朧気にしといた方が絶対上がるし、
松嶋菜々子の件ももっと事前に子ども出しても良いし、
岸谷は人の説明ばっかりで自分の動機は不可解だし、
永山「B太」は柄悪すぎる。この人ホントに警視庁の精鋭なのか?
後、何と言っても藤原竜也の狂気に期待してたのに、フツー。
感情の起伏が有りすぎて、幼児殺しの変態なのに微塵も変態を感じない。
藤原なら素晴らしい変態になれると思ってたのに、もっとガンバレよ。
原作面白そうで、監督は三池さん。
役者陣も申し分ないのに、何でこの態か。
それは「脚本:林民夫」これに尽きます。
林氏の過去作にありました、私個人のワースト映画、
「ゴールデンスランバー」
あれこそ原作台無し映画の代表の気がする。
あれよりはなんぼかマシだったけど、終わり方も嫌いじゃないけど、
今後脚本この人の映画なら多分観ない。
エンドロールでやたらと台湾のスタッフと台湾のロケ地の名がズラズラ。
これやっぱり、台湾マネーが入ってるんだよね多分。
スポンサーのご意向とかご機嫌とか伺いながら作ったのかな。
三池監督なんだから、脚本も彼が仕上げて、
スポンサーも国内で調達できていれば、
もっと上級のエンタメ映画になっていたんではないだろうかと、
もったいない!、と思ってしまった作品でした。
好きな映画
所詮、三池作品
二度目
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