藁の楯 わらのたてのレビュー・感想・評価
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リアリティ皆無
見ていて頭が痛くなるような、ご都合主義の展開の積み重ね。
監督が悪いのか脚本家が悪いのか、シーン一つ一つに説得力が無く、意味も無く、整合性もありません。
アクションシーンを撮影する為に台湾ロケを行った事について、三池監督は「日本ではここまでという(映画製作者側の)了解を崩そうと思った」と発言していましたが、こんなの撮ってるからまだまだ日本の映画の枠が広がらないんじゃないかな……と感じました。
随分、高評価ですね。
皆様も書いていらっしゃるので敢えて細かい点は書きませんが、ツッコミ所が多かったですね。
着想は悪くないのですが、僕みたいな素人でも、殺す側・守る側どちらの立場になっても、もう少し上手くやる自信があるかな(;^_^A
舞台を外国にして、ストーリーを全体的に考え直せばかなり面白い作品になりそうですね。
ただ、キャストは悪くなかったですし、勢いはあったので、それなりに楽しめましたし、法律遵守かそれとも法律など無視して下衆な犯罪者は殺してしまうべきか、どちらの気持ちもわかるだけに考えさせられる作品ではありました。
世界に誇る日本のアクション
サスペンス、アクションが好きなら必ず観るべし。
そうでなくても、必ず観るべし。
日本の、そして世界の映画史に残る、最高のアクション映画です。
この展開を考えたのも凄いが、映像で実現するとは、恐るべしです。
守るのは国の法と秩序。
主要キャストも脇役も実力派を揃えた作品。全国民が敵かもしれない。身内すら信じられない。そして護衛対象は救いようのないの殺人犯。恨み、怒り、悲しみ、正義、狂気。様々な感情や葛藤の入り交じり、それを表現した俳優陣の演技は流石の一言。
ただ、白岩はもう少し母親としての一面を出して欲しかったし、感情を表に出して欲しかったかな。
全国民が敵ってスケールが大きく見えるけど、金で人を殺せる人間がどれほどいるか。しかも実名晒されて刑務所に入らなきゃならないとかそんなリスクを払うのは現代社会の一般人にとって無理でしょ。せいぜいネットで祭か野次馬止まり。SPvs警察&特殊部隊を期待したがSP5人のハイパーディフェンスでこれをことごとく阻止。もう少し盛り上げて欲しかったな。
三池監督の不満が見え隠れ
全体的に何かテンポが悪い。
原作は未見ですがすごく面白いんでしょうが、
それを伝えたいが為に面白いシーンだけ切り取って映像にし、
前後のシーンは辻褄合わせの説明台詞。
(主に岸谷五朗が説明)
役としても表現が薄くなってる。
大沢たかおの妻の話は、
ラスト前の藤原と対峙する所まで朧気にしといた方が絶対上がるし、
松嶋菜々子の件ももっと事前に子ども出しても良いし、
岸谷は人の説明ばっかりで自分の動機は不可解だし、
永山「B太」は柄悪すぎる。この人ホントに警視庁の精鋭なのか?
後、何と言っても藤原竜也の狂気に期待してたのに、フツー。
感情の起伏が有りすぎて、幼児殺しの変態なのに微塵も変態を感じない。
藤原なら素晴らしい変態になれると思ってたのに、もっとガンバレよ。
原作面白そうで、監督は三池さん。
役者陣も申し分ないのに、何でこの態か。
それは「脚本:林民夫」これに尽きます。
林氏の過去作にありました、私個人のワースト映画、
「ゴールデンスランバー」
あれこそ原作台無し映画の代表の気がする。
あれよりはなんぼかマシだったけど、終わり方も嫌いじゃないけど、
今後脚本この人の映画なら多分観ない。
エンドロールでやたらと台湾のスタッフと台湾のロケ地の名がズラズラ。
これやっぱり、台湾マネーが入ってるんだよね多分。
スポンサーのご意向とかご機嫌とか伺いながら作ったのかな。
三池監督なんだから、脚本も彼が仕上げて、
スポンサーも国内で調達できていれば、
もっと上級のエンタメ映画になっていたんではないだろうかと、
もったいない!、と思ってしまった作品でした。
面白かった。 なんだか漫画っぽいと思ってしまった。原作小説は読んだ...
面白かった。
なんだか漫画っぽいと思ってしまった。原作小説は読んだことなくて、この映画を見た限りでの感想。
好きな映画
私情と仕事上の責任との間で葛藤するSPの姿がとても印象的な映画でした。
命がけで人殺しを守らなければならないという松嶋菜々子の複雑な心中に、見ていくうちに共感していました。
観る前に思っていた以上に深いテーマの映画でした。
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