藁の楯 わらのたてのレビュー・感想・評価
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世界が認めたアクション映画
っていうのは分かる。
でも、日本人からしたら賛否両論?って感じがする。
設定も犯罪者を守ることだし、国民が手を出すというのも分かる。10億という莫大な数値が動かす力も分かる。メッセージ性はとても強い映画だろう…
しかしながら人の死に方がエグい
海外映画のような人の死に方がではなく、一人一人の死に方がストーリーがあり、そして、それを悔やみ悲しむ人たちがちゃんといる…それをわからせるから視聴者の胸にささる
面白い設定だが、このエグさが日本人にとって反対意見も生むのではないかと思った
やっぱり連れてった!
色々無茶な設定だから、無茶苦茶なのはむしろ気にならず。
結構みんなあっけなく殺されてしまう。
なんかなーって思ったけど、そこがこの映画のねらいなのか?
あっさり人は殺されてしまうけど、だからこそ命を守るのは大変だと。
でも、最後は死刑になったし違うかー。
きよまるは日本の役者では彼しかできないな。。。。間違いなく。
邦画にしては迫力ある
銘刈の小さな物語
「ひとをまもるのがあなたの仕事でしょう」
銘刈の信じた小さな物語。
信じることでしか生きてこれなかった。
嗚咽号泣した。
解せないことがたくさんあって、
何故を繰り返し、それでも生きるしかなかったら
自分の心の中に勝手に作った
小さな物語にすがるように
命をつなぐしかない。
「何度も何度も頭の中で殺したよ。
仕事がなきゃ俺はあいつを殺してた。
仕事じゃなきゃおまえも真っ先に殺してたよ。
教えてやろうか。
5人の中でいちばんおまえを殺したかったのは、
この俺だ!」
そう叫んだ銘刈を清丸は嘲笑った。
怒涛なサイコ
なかなか…
なかなか、面白くなかったです・・・。
つまらないわけでもないのですが、ね
まず設定の時点で現実味が無いですよね
それでもまあ、ちゃんと順を追ってくれれば良かったんですけど、急いで心情描写や説明に欠けてて唐突感が拭えませんでした。
メインの人物達をそれぞれ単体で見ると魅力的なキャラクターばかりなのですが、配役を含め、それぞれが強すぎてごちゃごちゃしてました。折角のキャラクターを生かしきれてないように感じます。
銘苅の正義感といい、清丸の人間性といい、説明が足りなくて感情移入しずらいです。
清丸に関して言えば、行動の理由が読めないので、ただただ頭のイカれた幼女リョナ大好きクソ変態野郎が何も考えずアホみたいなことをしてるようにしか見えなくて胸糞悪かったです。どんな作品にも強烈な殺人鬼ほど何かの裏づけがあったり、または明朗であったり、なにか信念のようなものに囚われていたり、と何かあるはずなのですが。何も無いので清丸はスプラッター感を出すためのお飾りにしか見えません。
割とラストは好きでしたよ。ハッピーエンドと言えないところがいいですね。
ただ、本当の最後に白岩の息子と銘苅が一緒に歩くっていうのは・・・ものすごく簡単でチープな終わらせ方ですよね・・・。そりゃあ残された子供を正義感たっぷりで仕事を全うしたイケメンが面倒見る、というのはいかにもハッピー!ですけどね。もやもやした終わりにしたいなら最後まで貫けばよかったのにと思います。
この監督さんは緊迫したような人間と人間の駆け引き、であったり人間の内面のようなものを描こうとし、軸自体はシリアスめなのですが、いつもストレートすぎて笑っちゃいますね。
笑うような場面じゃあないんですが、あからさまで笑っちゃいます。
そういうところはわりと嫌いではないですよ、クセになる感じです。
ハラハラするのであったり、見ている最中にイヤになるほど胸糞悪くなるところも意外と好きです。
いろいろ言いましたが、まあまあ、ですかね・・・。テレビで放送してたら見るかー、レベルです。
ありえないことの連続!
最初は壮大なストーリーかと思ったのですが、ありえないことがあまりにも起こりすぎて、ビックリでした。
SPなのに軽装すぎる
電車の中に長いナイフ持ってる一般市民
まさかの徒歩移動
乗った車の運転手が被害者の家族
でも、終盤の大沢さんと藤原竜也の演技の迫力が凄かったです。
狂った役が藤原竜也はうまい!
観ているうちにどんどん苦しくなる映画でした…後味は最高に悪いです
地上波放送はカットされた部分があったのでしょうか、オリジナルがどういう終わりかただったのかが気になりました。
設定の斬新さ/奇抜さで逃げ切れなかった作品。
設定の斬新さ、そして奇抜さ。
劇場に足を運ばせる魅力は十分に有ると思います。
…が、残念ながらソレだけ。
状況に進展があるように見せてはいますが。
基本的には、移動⇒襲撃⇒疑心暗鬼⇒清丸の反応⇒移動、の繰り返し。
特に中盤以降は不自然な点が多過ぎて物語の展開に集中出来ないノイズになっていました。
描写したい部分は分かるのですが話と話の繋ぎ部分が雑過ぎてガッカリという感じでした。
個人的に印象的だったのは清丸の異常性を描きつつ、実は相対する人物、そして「異常ではない」とされる一般人の異常性を描いている点。
清丸が強烈な個性を放っているため、一見、清丸への嫌悪や憎悪が高まる作りになっていますが。
彼と対比する形で描かれている普通の人々が隠し持つ異常性や汚い部分に気付かされます。
特に終盤。
或る人物による或る決定以降の状況の変化を観て、これまで登場人物からの口から吐かれた綺麗事や義憤が正に欺瞞であったことが分かります。
結局は金かよ、という絶望感すら覚えます。
エンドロールで監督名が中央で止まる映画に傑作無し、とはよく言ったもので。
同じ監督であれば「十三人の刺客」が断然オススメです。
色々な意味で期待を裏切られたい方のみ。
オススメです。
疑心暗鬼になっていく警察が見もの
10億の賞金を目当てに、警察官までもが護送する犯人の命を狙うという設定は面白い。アクションはなかなか迫力があるし、護送する警察が疑心暗鬼になっていく様は緊迫感もある。俳優陣もよかった。ただ、最後のオチのつけ方が今ひとつ。あそこまで頑なに犯人の命を守った理由が弱かった気がした。
まず、まずの出来では有るけれど・・。
護る側と攻める側が入れ替わり、
疑心暗鬼のシチュエーション。
そこには確かな面白さがある。
殺人犯が警察に命を狙われたという
題材は今までにない発想。
だが、作品としての出来は今一です。
まず、脚本。
綻びが多く、ストーリーに入り込めない。
ストーリー構成が悪く、
メリハリのメリが足りない。
辻褄が合わない点が多すぎます。
次にキャスト。
藤原竜也にあの役は似合わない。
整った顔立ちが邪魔してる。
カイジと同じ違和感。
最後に監督のメッセージ。
正直計りかねる。
貫く正義か、救いようのない現実か
はたまた、人間の独りよがりな復讐か
いくつもか見所がある分、
みる側の意識分散され感情移入し辛い。
パトカーの破壊シーンや裏切り者は
誰だか的な謎解きもあり、悪い作品では
無かったが、残念。
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