「超弩級のお馬鹿エンタティンメント大作」マチェーテ・キルズ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
超弩級のお馬鹿エンタティンメント大作
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たぶんB級メキシコ映画だろうと軽く見ていたが、超弩級のお馬鹿エンタティンメント大作でした。
ロドリゲス監督の遊び心に驚嘆、アバンタイトルに予告編?、はやくも只者でない予感。
さすがB級映画、いきなりポルノ・シーンかと面食らったが、3Dメガネをおかけくださいのクレジット、結局、青赤シーンで良く見えない、こんなはぐらかし方があったとは、お茶目ですね。
驚いたのはキャスティング、米国大統領役カルロス・エステベスはチャーリー・シーンのそっくりさんだと笑っていたが、なんとご本人の本名での出演、そりゃー似ている訳ですね。
悪役にメル・ギブソン、アントニオ・バンデラス、レディー・ガガなど大物たちの無駄遣い。
プロットは往年のボンドシリーズに出て来るような悪玉とアナログ感剥き出しの野蛮人トレホの壮絶な闘い、おっぱい機関銃や股間ピストルなど奇抜で珍奇な武器もたくさん登場、小道具に凝るロドリゲス・ワールド全開。
それにしてもやたら首が飛んだり人体バラバラシーンのオンパレード、殺戮シーンで遊ぶなんて不謹慎極まりないのだが、こうまで見せつけられるとだんだん驚かなくなる自分の方が怖くなる。
まあ、これだけぶっ飛んでいると理屈抜きで面白いから思考停止状態で愉しめました。
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