俺はまだ本気出してないだけのレビュー・感想・評価
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アホ過ぎておもろい
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駄目な漫画家志望の40代のおっさんがフリーターだった。
ついに採用されたと思いきや、直後に担当が会社を辞めてなかったことに。
親友は対照的に真面目だけが取り得のリーマンだったが、
離婚が決定的になったのを機に会社を辞めた。
そしたら逆に、心配した嫁と子が帰って来た。
主人公の娘は風俗で働いていて、店で遭遇(場)
父にずっと漫画を描いていて欲しかったらしいとのこと。
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おれもリーマンになったのは30歳やし40歳過ぎで退職予定やが、
この主人公みたいに適当ではないので、一緒にしてもらっては困る。
なので全く同調することはありませんでした。
でもまあ堤の演技力もあって、コメディとしてはおもしろかったかな。
市野沢秀一
金髪で死んだ目の市野沢がカッコよすぎ
普段は無気力だが、良い人をほっとけなくてよく喧嘩していた
正義感も喧嘩も強い
堤真一のコミカルな演技がよかった
笑いどころ満載、泣ける人は泣けるような映画だった
エンドロールで市野沢が生瀬勝久の息子を抱っこしてたのが良かった
シズオ氏の生き様
傍目にはダメな生き方のようでも、当人はお構いなしに信じた道を突き進む。こんなふうにどこまでも前向きに生きてみたいものだ。
新しい担当が出てくるところからの転落が、それまでの雰囲気を引きずっていてなんだか生ぬるく、締りがない感じになってしまっているように感じた。流血みたいな強い描写までしおいてあっさり終わりとは、一体何をしたかったのだろうかと、とても中途半端な印象。
とはいえ、優しいキャラたちの優しい雰囲気が満ちていて、とても明るい気持ちになれる作品であった。
GYAO!
根拠のない自信
あんまり興味はなかったけど、まだ借りても見えるな~と思う本数だったので
おまけ的にかりた映画。
そしたら大好き濱田君が出てた♡
こんな人きっとたくさんいるんだろうな、と思う(笑。
コメディっぽいけどそこまで笑いはなく
橋本愛ちゃん演じる娘がめっちゃいい娘すぎる。
でも時には根拠のない自信こそが背中を押してくれることもあるよね!?
私もきっとシズオに近い何かがある気がする(笑
現実的かも
望めばかんたんに手に入る "夢の人生" などは無く、1歩ずつ試行錯誤して頑張っていくしかない。
ということを教えてくれるラストで、どこか安心した。
うおおおオオオオォォォオオオやる気出てきた!!という感じじゃなくて、
じわりと自分から内発的に「…さぁ頑張ろうかね」、と思わせてくれる映画。
頑張る前の息抜きに良い感じ。
原作における不安感が…ない
映画自体は1000円を出すほどの価値はないかな?
っといった感じの作品ですが。
キャストが実力者ぞろいなので、意外と面白く、
そしてホロリとさせられてしまう良い作品です。
っが原作を読んでいた人間からすると、
堤真一さんのガタイが良すぎたり、
他のキャラもかっこよすぎたりみたいな感じで、
ちょっとあの原作の不安感というか、
自分を重ねるあの絶望感がないんですよね…。
原作は読んでいると「あぁ…哀れだな…」みたいな
可哀想な人を見る感じもあるのですが、
映画は「この人ならなんとかなるんじゃ?」みたいな
妙な安心感が凄いんですよね(笑)
実際そんな感じの話になってしまっていますし(^^;
娘さんとかの話も原作は結構えぐいんですよね…。
でも普通に笑って楽しめて、そして泣ける!
そういう良い映画ではありました。
私はまだ根気出していくだけ。
ナンだ?この言い訳、まるで私じゃないの!なんて
本気で思ってしまった、実に身につまされる作品。
そもそもこういうことを言う人間に限って(ホントーです)
本気出すところなんて、一回も見たことがない。
じゃあ、いつ本気出すの?今でしょ~っ?ってどこぞの
有名先生にぶっ飛ばされそうな気さえするんだけど、
このバツイチ42歳の男の日常が、全く珍しくないのが怖い。
私が子供の頃は…こんなオトナは見たことがなかったけど
今じゃ独身中年が親を頼って引きこもり中…なんてことが
珍しくなくなってきた。その怖さ(汗)が、ダラダラとした
世界観の中に織り込まれていて、なかなかの臨場感を醸す。
もし、うちの親がこんなんだったらどうする…?って、
誰もが思うシズオの醜態と、父親のいう「昔からコイツは~」
というくだりから考えても、かなり不思議なシズオの性格。
果たして結婚できていたことすら、怪しい(爆)
(会社勤め時代は、それなりにきちんとしていた様子だが)
冒頭からずーっと、そのシズオの世界観に浸されるので、
朝からゲームやって、漫画描いて、ボツになると少年野球を
見て、人のいい幼馴染みに酒を奢らせる…って、アナタ!!
これで生活できていること自体が不思議で堪らないのだが、
いちいち怒鳴る父親に代わって、なぜか健気な娘の態度。
父親を詰るわけでもなく、グレるわけでもなく、家事とバイト
をこなしながら、きちんと学校へも通っている様子。
(あとで意外なことが判明するんだけど)
こういうきちんとした人に囲まれながら、自分だけはしっかり
怠惰にキメる…。これはこれで、スゴイ才能だとも思える。
ただ面白いのは、何だかんだ言って漫画家になる夢を捨てない
けっこう一途で執念深いところがシズオにはある。
編集部に何回も持ちこんでは、ボツ。また持ち込んでは、ボツ。
その、紙やインク代だけだってバカにならないだろーに。
まるでへこたれる様子もなく、徹夜してまでシズオは描き上げる。
この漫画おそらく…つまらないんだろうなと思ったところ、
シュールでシンプルな内容のところなど、実にシズオらしい。
シズオを見ていると、誰に対しても並行目線で、実に素直。
小さなガキんちょ(失礼!)から、バイトの部下(一応)にまで、
店長!とか、監督!なんて、おちょくられても一向に構わない。
その懐の大きさが収入に繋がれば、言うことないのにねぇー。
生瀬の息子が母親に「シズオみたくなったら困る」と訴えるのが
あまりに的を得た意見で笑えるのと同時に、
でもそんなシズオから、君のお父さんはある意味インスパイア
されているところもあったのよ。いわゆる反面教師ってやつか。
編集部の担当くんも同じ。
誰にだってやりたいことはある。好きでやってみたい仕事が。
だけどそれで生活費を稼ぐ!ってことがどれくらい難しいか、
夢を追いかける人達は、言われなくても散々身に沁みている。
だから、憎まれないシズオが、みんな羨ましいのだ。
しかし細かいことになると、あの家は親父の年金で食べている?
としか考えられない。
シズオの退職金だって(自己都合だから)失業保険だって少ない
だろうし、どこからあの食費を捻出しているのかが不思議だ。
(友人曰く、けっこういいモノが食卓に上がっていたというし)
あぁ~ダメだ。
余計なところに考えが回り、ますます自分の首を絞めてしまう。
(私も本気を意識したことないな。ボチボチやるのは大好きよ)
脱力系映画も個性的な面々でスパイスが効いてました。
最初から最後まで堤真一演じるシズオのダメおやじっぷりが「しっかりしろよ~」と思いつつも、最後はもしかしたら本当に本気だしてくれるんじゃないかと思わせる終わり方で・・・生瀬勝久演じる宮田も山田孝之演じる市野沢もシズオの生き方になんとなく憧れというか羨ましさを持っているところが面白いと感じました。
本当はシズオ自身が自分の今を一番不安に思ってて、心の中の葛藤を妄想の中で表現しているところがこの映画の見所なのかなと思いつつ、結局は自堕落な生活に戻ってしまうあたりが自分にも当てはまるかなと思ったりしました。
ストーリーの方向性は「純喫茶磯辺」に通じるものがあり、最後は家族の絆みたいなものも感じつつ…でもやっぱり脱力系なところまで一緒でした。
笑って泣けて、これぞやっぱり喜劇の王道ナンセンス映画の決定版
青野春秋の人気漫画が原作で有ると言う。私は今迄この人気漫画の存在を知らずにいた。
しかし、映画を観ていると、「何か、この大黒シズオって、自分にそっくりで、似ているじゃない?と言うより、これ自分の事か!!??」と冷汗がどっと噴き出した。
「しかし、シズオはまだ軽傷だよな、一応神様が警告に来てくれるのだから、引き返すチャンスが残されているのかもしれない。自分の前には、神様も、もう時既に遅過ぎるので、来てもくれないわけだ」と妙に被害妄想が広がってしまった。
しかし、この辺りの心理状態は確かに、巧い描き方である。笑いのオブラートで良く真実を包みましたと、1枚座布団進呈したい気分でした。
この映画は配役も、その面白さを一段と高めてくれていると思うのだ。しかし、どちらかと言うとシリアスな芝居のイメージで考えていたが、堤真一がこんなキャラクターのコメディーか?と最初は驚いたが、大黒を堤真一に頼んだ人はセンスが良いと観た後感心した。
例えば、コメディーも多く演じて巧い、阿部寛が、大黒ではやはり、クール過ぎる。では、中井貴一では?この場合も、顔が不向きな気もするし、阿部サダヲでは、また意外性に欠けて面白味が出ないと思う。とするとやはり、この堤真一で大正解なのだ。そして、特に面白いのが、あの神さまと、過去の自分との夢の会議、あれは最高でした!
そして、その他大黒を囲む人間関係もとても面白い!先ず最高にキマッテいたのは、山田孝之演じる、フリーターの市野沢だ。彼は最初、どうしょうもないヤンキーなのかと思っていたら、超真面目な、純情なキャラだった。そして、大黒の幼なじみの宮田を演じる生瀬勝久は、真面目で実直なそのキャラが、大黒と何故か親友と言うのが、キャラ的に、ミスマッチで最高でした。しかし、彼もピンチを迎えるけれど、最後は良かったね。
そして、最も楽しかったのは、大黒の漫画担当の編集マンを濱田岳が演じていた事だ。彼の巧みな断り方は、まるで本当の編集マンみたいだった!(何故私が、そんな事を知っているのか?それは秘密です)
映画では、思いっ切り笑ったけれども、身に沁みた映画だった。人間は夢を持ちたいと誰もが望んでいる。しかし、やりたい事と、出来る事は現実的には一致するものでもない。
この人生の現実と言うべきか?矛盾と言うべきか?それは良く解りませんが、「奇跡のリンゴ」の木村さんの事例ではありませんが、人間の未来は何時花開くのか解らないのだから、夢を信じ続けて、本気を出しても、報われる事無く終わる事も有る。
しかし、覚悟を決めて、やり抜いた先に、光が射す瞬間もある。だから人は夢を見続けているのかも知れない。
だが現実には、そんな危険は決して侵せないのだ。だからこそ、映画の中だけでも、じっくりとこの大黒シヅオを応援して欲しいと願っている私だ。本作は、普段は映画をあまり観ないオヤジにも薦めたい映画だ。勿論、橋本愛ちゃんファンは元より、多くの方に笑って楽しんで貰える作品だと思いので、この作品で元気を充電して欲しい。
映画館で、作品上映前に映画泥棒禁止CM用にこの作品バージョンが創られた事を、映画を見た後で、映画のHPで知った。映画館で是非観たかった。それだけが心残りだ。
シズオって男・・・面白い でも、夢!大事!
気になって・・・気になって・・・とうとう劇場に行っちゃいました。
本編ずーーっとゆる系で笑えました。
堤真一さんの演技には毎回やられっぱなしですが
今回もすごかった(笑)
あんな・・・コミカルな役を演じきる堤さん・・・ますます好きになっちゃいました。
シズオの葛藤が面白く描かれてて・・・
神とか出てきちゃうし・・・
最後の8歳の俺・・・にはジーーンってなっちゃいました。
夢って大事っていうか
原点はしっかりもってるシズオ。
なんか憎めない。
娘もそんな父はずーーとみているんですが
どこか娘として満たされてないってあたり超リアルです。
42歳にしてフリーターとかって正直キツイ・・・
でも、漫画家になるって
半ば、勘違いもはなはだしいシズオ。
それでも、1度は佳作にまでいったんだから
彼の今後が見てみたいな~って
次回に期待。
個性豊かな役者さんが多くまた演技もうまかったので
すごく安心しました。
終始・・・失笑してしまいましたが、
ゆるさがいい感じで
大人が楽しめる作品だと思います。
シズオみたいなキャラクター
いたらあってみたい。
なにか、いいこと言ってくれそう。
天然なんだけど、
心に響きました。
あ・・・
でも・・・
思い出せません。
やっぱり・・・ゆるい・・・
堤真一さん…キモイ(笑)
堤真一さんも壊れてた!つかキモイ!!(笑)
でも漫画家になると決めてすぐに漫画が描けるのはすごい!!
そして、山田孝之クンがむっちゃカッコいいんだけど!!シズオに対して笑ったとこには激しく萌えました♪
他のキャストの方々も素敵でした。クスッと笑えてちょっぴり泣ける作品かもしれません。
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