フタバから遠く離れてのレビュー・感想・評価
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電力会社からの被害だけではなく、国のエネルギー政策の間違い。残念ながら今も変えていない。
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『もう、帰らなくていいや。そうはいかない?』
『そうはいかないだろうね』
この映画の感心できた唯一無二の会話。
フタバ町長の見解の間違い。
『長崎も広島も被爆したが、人が住んでいる。たから、我々も町に帰りたい』色々な意味で、余り良いたとえではないと感じた。かたや戦争である。また、広島と長崎の被爆と福島県の被爆の程度は全く違う。また、行政は他人事のように言い逃れをする。なんと醜いことだろうか。
結局は政治的なパフォーマンスが姿を表す。それにこの頃は『民○党』だったから、今の与党が住民を応援する始末。さて、子供達をこの街に返すべきなのだろうか?そして『カシコミ、カシコミ』と言って、過去の出来事と称して、あの『水たまり』と同じ位の『冷却水』を海に流そうとしている。海に流せばあれは希釈されるが、海には生態系があって、食物連鎖が存在する。つまり、あの水俣事件の様な悲劇を繰り返す可能性がある。
単純な計算で、この地に踏み込める時期は二億年先の事である。だから、韓国が騒いでいるんじゃないかなぁ。それを自由と民主主義の国日本は風評被害と言っている。さて、どちらを信用するか?
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