「鳥山先生ありがとう」DRAGON BALL Z 神と神 智哉さんの映画レビュー(感想・評価)
鳥山先生ありがとう
鳥山明のギャグセンス全開で構築された、新生ドラゴンボール。
時代と協調する事でキャラクター達の魅力も増し、思い出の中に在り続けるだけのコンテンツにしておくのは、ちょっともったいないと思わされた。
リファインする事で面白さが増すこの世界観は、負けて復活する度に強くなるサイヤ人の法則とタブって見えて、改めてドラゴンボールと言う作品が持つシンプルな深さにちょっと唸らされた。
破壊神ビルスが宇宙最強と言うキャラの立て方にも無理がなくて面白く、地球を去る際に残したセリフには少し感動さえ覚えた。
チチが悟飯をたしなめるシーンや、スーパーサイヤ人ゴッドを誕生させる一連の場面からは、家族愛の様な情緒を感じて良かったし、最後は悟空やベジータファミリー達の温もりを感じれて、ちょっと泣けた。
そう、悟空がなんぼ強くなってもウーロンとは対等な関係やからね。
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