舟を編むのレビュー・感想・評価
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辞書作りの苦労さがよくわかる
観る前、主役が松田龍平だったので、ややミスキャストかなっと思っていましたが、実際に観てみると全然そうではなく、むしろ適役とさえ思えるほど、この映画の雰囲気にぴったりでしたね。地味な内容でしたが、いい映画でした。
スマホの時代に問う。
出版社、辞書作りをテーマに、という視点が小説原作っぽい。このテーマを映画にするのは地味だろうと思いきや、なかなか感動させてくれて十分に成立させている。恋とは?人が老いるとは?と見る人によりこの映画の良さは変わるであろう。
スマホで何でもすぐに調べられる時代に、辞書の存在意義を考えさせられる。
良い邦画
タイトルがいい。
目からウロコ
宮崎あおいファンになった映画。
コツコツとひたすらに
本は ライトノベルズで深みが無いと あまり評価が
良く無かったので、読まずに映画を見ました。
辞書ってこんな風に作るんだ・・ただただ驚き。
こつこつと辞書を作り 自分の人生も重ねるように紡いで行く。
そんなひたむきな人たちに 元気をもらいました。
こちらもちょっとセピアっぽく ヴィンテージのような
色合いと風合いで映画の色が作られていました。
20回以上見ましたか・・
今も時々見たくなる 久々に私の中でヒットした邦画でした。
文句なしの
辞書づくりへの熱意
気長に...
配役バッチリ
ここまで原作に忠実で、文句のない配役は珍しいと思う。
強いて言えば、西岡の嫁役がもっとブサイクだったらよかった。ブサイクの件が削られてたからまぁ、いいのだが…。
小説を読んでいて、イメージが浮かびにくいところが多々あり、映像で見られて良かった。
例えば、たくさんの学生アルバイトと作業する様子なんかは、映像の方が迫力が伝わってきて、さらに作業の地味さに途方も無い苦労を感じた。「用例採集カード」は、英単語を覚えるペラペラめくるやつを想像していた笑
ユーモアもあり、かぐやの情報を「用例採集カード」に書いたところは、とても良かった。
小説と同様、本当に辞書を作る以外の見どころが無く、人の人生をもっと描いていたら、もっと感動があったと思う。
気がついた時には物語に没頭していた。
大渡海!
面白かったです。原作を先に読んでしまっていたので、展開は手に取るように分かっていましたが、やはり映像ではその登場人物がより活き活きと実体化されていますから、愉しいです。
新しいもの、今までとは違う発想の辞書を生み出す苦労や楽しみが、じわじわと心地よく観る側に伝わってきます。
15年に渡るそのプロセスを充分に描くには、やはり原作には叶いません。が、小さな舟を漕ぎ出して大海原を目指していく人達また支える側の、静かな熱意と絆を感じることができ、日本人気質の美しさを垣間見た思いです。
さらに、舞台となったのは90年代からの東京でしたが、出てくる独身寮の大きな階段や、まじめとかぐやが初対面した踊り場?みしみしと音をたてる数々のおんぼろ建物。レトロでアナログの世界観がそのまま、古風な主人公夫妻の恋愛観とマッチしていていて、これは原作では感じられなかったことでした^_^
松田龍平さん、宮崎あおいさんは勿論のこと、良い存在感を出していたオダギリジョーさん、渡辺美佐子さん等、皆さんの笑顔が最後まで焼き付く、気持ちのほぐれるような素敵な作品です(*^_^*)
まぁまぁ
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