舟を編むのレビュー・感想・評価
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日本的な作品
日本語大好き
面白かった!
タイトルなし
変人が偏屈な作業を続けるだけの話。
松田龍平の表情の抑えた演技
地道な作業。
何かに打ち込むということ
世の中には、なんでも器用にそつなくこなす人と、ある特定の分野だけに特異な能力を発揮するが、他分野では平均以下、という人と2種類がいる。これは、能力差ではなく興味の幅が広いか狭いかの違いではないか、と最近思う。限られた集中力を分散させるか、ひと所に集中させるかによって、結果が変わってくるのだ。
本作品のまじめさんは、まさしく後者の人間だ。彼は、文字で書かれたことばにだけ強い興味を示し、その仕事に打ち込んだ。作中で、彼が人の悪口を言ったりする場面は一つもなかった。それが彼の信念だから、というより、人より抜きんでたいという欲求には一切興味がなかったから、そこに注ぐ注意力の一切はことばに向けていたのだろう。結果として、彼は誠実で謙虚な人間として描かれている。出世欲からの仕事人間ではなく、仕事そのものに打ち込む仕事人間が格好良いと思うのは、このようなカラクリからではないかと思う。
静かな空気感
あまり知られてない辞書作りの世界が分かる!言葉の世界の深さ
仕事に向き合う人々の姿に心が打たれました
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