劇場公開日 2024年3月1日

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「中盤以降に登場する黒木華がちょっとコミカルで面白い。 松田龍平、オダギリジョー、小林薫、加藤剛、 登場人物が皆かっこいい。男前というべきかな。 まっすぐ生きている人たちの生きざまを見た気がする。」舟を編む ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0中盤以降に登場する黒木華がちょっとコミカルで面白い。 松田龍平、オダギリジョー、小林薫、加藤剛、 登場人物が皆かっこいい。男前というべきかな。 まっすぐ生きている人たちの生きざまを見た気がする。

2025年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

癒される

動画配信で映画「舟を編む」を見た。

2013年製作/133分/G/日本
配給:松竹、アスミック・エース
2013年4月13日(日本初公開)

松田龍平(馬締光也)
宮﨑あおい(林香具矢)
オダギリジョー(西岡正志)
黒木華(岸辺みどり)
渡辺美佐子(タケ)
池脇千鶴(三好麗美)
鶴見辰吾(村越局長)
伊佐山ひろ子(佐々木薫)
八千草薫(松本千恵)
小林薫(荒木公平)
加藤剛(松本朋佑)
宇野祥平(宮本慎一郎)
森岡龍(江川)
又吉直樹(戸川)
斎藤嘉樹(小林)
波岡一喜(編集者)
麻生久美子(ポスターの女優)

池田エライザが主演したNHKドラマ『舟を編む〜私、辞書つくります〜』が、2025年5月21日ドイツ国際映像祭「World Media Festivals2025」Entertainment:Omnia Open部門で金賞を受賞した。

というニュースを見た。

なのでこの映画が見たくなった。

原作は三浦しをん。
三浦しをんが直木賞作家ということは知らなかった。

彼女が作家になったいきさつが面白いので興味がある人は調べてみるといいと思う。

三浦しをん原作の映画と言えば「光」(大森立嗣監督)を見たことがある。

いい映画だった。
好きな映画だ。

石井裕也監督作品は「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」だけ見たことがある。

「玄武書房」に勤める馬締光也が新しく刊行する辞書『大渡海』の編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられ、編纂者たちが辞書の世界に没頭していく姿を描いた作品。「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」という意味でこの書名が付いている。執筆にあたって、岩波書店および小学館の辞書編集部の取材を行っている。

『広辞苑』(こうじえん)は、岩波書店が発行する中型の日本語国語辞典[注 1]。編者は新村出であり、第一版は1955年に刊行された。最新の第七版は2018年に刊行され、約25万語を収録する。百科事典の役割を兼ね備え、図版は3000点を超える。中型国語辞典として三省堂の『大辞林』と双璧をなし、情報機器に電子辞書の形で提供されることも多い。

『大辞林』(だいじりん)は、三省堂が発行する中型国語辞典。中型国語辞典としては、岩波書店の『広辞苑』と並ぶ双璧。1988年初版刊行。13年ぶりの改訂となった2019年刊行の第四版は25万1000語を収録する。

1988年11月3日、初版発行[1]。『広辞苑』に対抗して新しい辞典を出版する企画が持ち上がったのは1959年であった[注 1][3]。

※ 大辞林は発行までに28年かかっていると映画中で述べられている。

辞書を作るだけの話がそんなに面白いのかなと、
映画を見る前に思った。

杞憂だった。

中盤以降に登場する黒木華がちょっとコミカルで面白い。

松田龍平、オダギリジョー、小林薫、加藤剛、
登場人物が皆かっこいい。男前というべきかな。

まっすぐ生きている人たちの生きざまを見た気がする。

松田龍平、オダギリジョーの友情、

加藤剛の晩年の手紙。

この映画を見て3回泣いた。

池田エライザが主演したNHKドラマもぜひ見てみたい。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック
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