「国語辞典の編集という地味な作業に取り組む主人公の物語」舟を編む ゆっくりランナー1号(名前を11/28変更しました)さんの映画レビュー(感想・評価)
国語辞典の編集という地味な作業に取り組む主人公の物語
クリックして本文を読む
NHKでドラマの放送が始まった
昨年、劇場版を見たのだがレビューを投稿していなかったことに気づいた
思い出しながら投稿する
出版社に勤務する主人公・馬締光也(松田龍平)が辞書の編集に携わる物語
玄武書房では『大渡海』という辞書の編纂に取り組んでいた。
編集部の中心である荒木は定年を控えており、退職後の編集部員を探していた
ある日、荒木は言語学を学んでいた馬締光也という若手社員を見つける
「『右』という言葉を説明してみろ」という質問に「西を向いたときに北のほう」と答えた馬締を荒木は編集部に引き抜く
営業部では成果を上げることが出来なかった馬締だが、辞書の編纂という活躍の場と出会う・・・・
というストーリー
会社が辞書の出版から撤退しそうになったり、そのピンチから編集部を救った西岡が宣伝部に異動になったり、下宿の孫娘に初恋をしたり・・・・・
色々なことを乗り越え編纂は進む
13年後、
『大渡海』の出版記念会場には出版を見届けることが出来なかった監修・松本の遺影が飾られていた
これまでの苦労を語り合う馬締と荒木
「明日から改訂作業に入る」という
国語辞典の編集という、地味なテーマであるが
与えられた仕事をやり遂げた主人公の物語
良い映画を見た
「日本アカデミー賞6部門で最優秀」に納得
だた、他のファンの評価が想像以上に低くてチョット残念
ケチを付けるとすれば宮崎あおい演じる香具矢の最初の登場シーンが「キラキラ」しすぎ(笑
ドラマでは主人公は馬締ではなく女性編集者に変更されているようだ
こちらはこちらで楽しもうと思う
コメントする