ローマでアモーレのレビュー・感想・評価
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シャワーおじさん、好き!
「ブルー・ジャスミン」にも出てた、ボールドウィン、上手な役者だと思う。ここではシニカル(嫌なやつ~!)、ジャスミンでも嫌な奴だけど、有り得ないお金持ちには居るタイプなんだろう。
あと、ホテルの強盗役のリッカルド、素敵じゃないですか!!その後、イタリアやフランス映画に沢山出ている役者さんだとわかりました!かっこよくて色っぽい。
ペネロペ・クルスもすごく可愛かった。facileな服装とは、ああいうちょっと下品で、有り得ない服装のことなんだと勉強できました。
学生チームには、新たに加わった女の子にずっとイライラさせらせた。ああいうタイプいるな、と思って。それこそ、ウッディ・アレンの罠に私もはまってしまったんだろう。悔しい!
そこいら中にアモーレ♥
ちっとも好みじゃないけど、ローマの風景とテンポと役者の説得力で最後まで楽しく観れてしまった。ちょいちょい警告に現れるボールドウィンと急に有名人になるベリーニの二人の設定は現実離れし過ぎてて浮いてたような気もする。シャワーオペラやりきった、まるでコント。馬鹿馬鹿しい設定も小粋な映画にしちゃうのがアレンの才能なんだろうか?「カフェソサエティ」でアイゼンバーグの主役がアレン演出でどんな風になってるか楽しみ。決して好みの映画じゃないのに、役者のそれぞれなりきっててハマってるから魅力的なんだろうか。チョイ役の人々もなりきり度合いのキャラ設定もとても良い。
けっこうすき
実はないけど
見てて面白いしローマが素敵
さすがウディアレン
この人本当に自己分析が得意だよなあ
エレンペイジはコレジャナイ感
まあサリーだけは幸せになって欲しいね
グレダガーウィグね
パパラッチの話はなんか怖かったよね
ロベルトベニーニは本当に個性
ほろ酔い鑑賞が良い
不思議に展開するそれぞれのストーリーに、名優たちが華を添え、まさかなタイミングで発掘された、見事な美声にクライマックスへと持ってかれます。
相変わらず飽きさせずテンポよくまとめてくれます。
ほんの少々の真理と皮肉を添えつつ。
シャワーネタは、某中国映画で観た気がしますが、それともあれは普遍的な真実なのかしら?
そうだ、ローマへ行こう。
ローマを舞台に、4組の男女の恋模様を綴ったウディ・アレン監督作。
それぞれ簡潔にまとめると…
①ローマを旅行中のヘイリーは、地元のイケメン、ミケランジェロと恋に落ち、婚約。ヘイリーの両親もローマを訪れ、父で元オペラ演出家のジェリーは、ミケランジェロの父ジャンカルロの歌声に魅了され…。
②新婚旅行と居住を兼ねてローマを訪れたアントニオとミリー。
ミリーは美容室へ行く途中迷子になるが、偶然憧れの映画スターと出会い…。
ミリーが居ない間アントニオの元に、手違いでセクシーなコールガールがやって来て…。
③ローマで休暇中の建築家ジョンは建築家の卵ジャックと知り合い、恋人サリーと暮らす家に招かれる。ほどなくサリーの友人モニカが傷心旅行でやって来て、いつしかジャックは彼女に惹かれ…。
④仕事も家庭もごく平凡な生活を送るレオポルド。ある日突然何故か“有名”になり、会社のセクシー秘書からもモテモテに…。
①は、順調だった若い二人に水を差すジェリーが滑稽。ジャンカルロの歌声は確かに素晴らしいが、それは全て自分がまた返り咲きたいだけ。最後、オペラは成功するが、オチがまた皮肉。
アレンがジェリー役で自身の監督作に久々に出演、お馴染みのコミカル演技を見せてくれる。
ジャンカルロの歌声が素晴らしいのはシャワー中のみで、舞台上でもシャワーを浴びながらなのがシュール(笑)
②は、パートナーの知らぬ間に秘密を抱える事になってしまった新婚さん。
結婚生活って、こうして秘密が蓄積されていくんだろうなぁ、と(苦笑)
ミリー役の女優さんが美人で可愛らしい。
コールガール役のペネロペ・クルスがまたしてもセクシーフェロモン大放出!
③は、恋人が居ながら別の女性に心惹かれるという、よくあると言えばよくある話だが、最もシンプルに見られる。
ジェシー・アイゼンバーグ、エレン・ペイジら若手演技派が快演。
ジャックの内なる声として度々現れるアレック・ボールドウィンもユニーク。
④は、何とも可笑しな風変わりな一編。
有名になるってこんなもの、と皮肉たっぷりに突っつく。
ロベルト・ベニーニの個性が光る。
ナンセンスな話もあれば、ほろ苦い話も。
それらを洒落たセンスで描く辺り、アレンらしい。
ローマの景観も美しい。
ちょっとローマを旅して、色々な恋や人生を経験した気にさせてくれる。
ウッディアレン映画の中ではあんまり
ウッディアレンの作品が好きで、これまで色々見てきたのですが、今回の作品は自分としては珍しくあんまりでした。
これまでも人間の群像劇をユーモアたっぷり、テンポよく描いてこられたアレン。雰囲気としては「恋のロンドン狂想曲」に近いかなと思うのですが作品としてはあちらのほうがだいぶすっきりしていて、見ている方の感情を上手くコントロールしていた作品のように思います。
群像劇といっても、ただそれぞれの人を描写するだけでは映画としてエンターテインメントとして面白くないと思います。「恋の~」ではリアリティがあって、人の生活をのぞいているようなんだけども、キャラクターたちがそれぞれ立っていて、どきっとするような展開もあったりして共感もできた。
本作はそれが少なかったと思います。
そもそも登場人物が多い。それぞれのチャプターはしっかりまとめられていて、ストーリーもありますが、詰め込まれすぎた感があります。あと、もう少し波があれば見ている側をもっと惹きつけてくれたのではと思います。
笑えるところもあり、テンポもこれまでどおりいいのですが、それぞれのお話に波がありません。ちょっとそれが退屈になります。
自分の養女と結婚するオトコ・・それが!?
それがウッディアレン!!!
(*ちなみに・・
♪若い頃、夫と子供を捨て駆け落ちしたのに、その男に捨てられたのが⇒瀬戸内寂聴
♪若い頃、グレて19でインドに渡り、ドラッグと女三昧!
24で付き合ってた彼女との子を認知せず会社経営に集中(後に和解し認知)したのが⇒スティーブジョブズ)
天才や才有る者には狂気や非常識が伴う。・・常に!
変態でシニカルで有り、俳優で有り監督のウッディアレン♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
ロンドン】恋のロンドン狂想曲
バルセロナ】それでも恋するバルセロナ
パリ】ミッドナイトインパリ
〜と、来ましたウッディアレン作品押収シリーズ・・
伯爵念願の・・↓↓↓
ローマ】ローマでアモーレ
〜と、来る(=´∀`)人(´∀`=)
見たかった!やっとDVDを借りれたψ(`∇´)ψ
ウッディアレンらしい群像劇。
数多の著名観光地をバックに・・。
素敵な音楽と、素敵な編集と。
粋な会話と、素敵な家具や小道具と。
ファンタジーやら時間旅行やらシャワーやら・・♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
☆評価は・・
DVD基準で(*^^)v④
DVD買う度 ◎◎
モ1回見たい度 ◆◆◆
おすすめ度 *****
デートで見る度 ◇◇◇◇◇
観た後の行きたい都市】
もちろん!ローマヽ(´o`;
観た後の飲みたいお酒】
シャンパンなりワインなり、グラッパなりψ(`∇´)ψ
観た後の食べたい一品】
キッシュやタパスやピンチョスo(^_-)O
相変わらずの荒唐無稽。
ハチャメチャのメチャクチャ!
でも、そこが良い♪───O(≧∇≦)O────♪
ウッディアレン最高*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*♪
もしもローマで〜だったら
面白かった。発想が突飛でこんな爺さんがこんな面白い事考えてんだと思うと笑えた。今の所僕の中でウッディアレンは「もしもシリーズ」が得意なシチュエーションコメディ爺さんだ。ウッディアレンが作った設定を自分が好きか嫌いかでその作品が駄作にも人生の一本にもなりそうだ。全作品観なきゃならないな…
ワクワク
ストーリーに一部不可解なところもあるけど、人にもオススメ出来る作品でした。
程よく笑えて程よくホンワカ。たまにドキドキのいい作品です。何より役者陣が魅力的。上演後に久しぶりにパンフレットを買いました。
大好きだ!
「ミケランジェロ」「マイケランジェロ」のくだりとか、小ネタ多くて抱腹絶倒。
ウディ・アレンが演出するペネロペはいつもほんとに素敵よね。それにしてもペネロペって何カ国語話せるんだろう。。憧れるわー
今回も期待を裏切らない喜劇っぷり、ゴチソウサマデス
ウディ節マダマダ健在!オペラも笑えて楽しめました!
私はウディ・アレン映画の大ファンである。そして本作は、久し振りに彼自身も俳優としてカンバックをしている作品である為、つい甘い点を付けたくなってしまう。
その彼が今回演じる役処は、余りにも奇抜な企画ばかりをしていた、時代を先取りし過ぎて大きな成功を収める事も無いままに、引退してしまったクラシック音楽演出家ジェリー。そんな前衛的な作品ばかりを演出して来た彼は、引退後の現在でも、隠居生活などもっての他で、まだ老後は、50~60年は生き延びて、仕事のチャンスを覗っていると言う、根っからの仕事大好きキャラクターで、どこかウディ彼自身の人生に重ね合わせたようでもある。
今年78歳を迎えた彼も1年1作品位のペースをキープしながら作品を世に出し続けているのは、ジェリーのように仕事が何よりも好きである事だが、そんな彼の情熱の秘密とは一体何なのだろうか?
勿論、それこそは、彼がいつも様々に作品で描いて見せる、恋のから騒ぎ的な物語の演出こそが、彼の情熱の基盤になっている以外には無いだろう。
日本の監督で言うなら新藤兼人しかりである。
恋する気持ちをいつも胸に生きるのは、人生を楽しく明るく支える大きな活力源のようである。仕事も一つの恋と同じ働きの様でもある。
今回の作品も、登場人物は少し多めであるため、少しばかり落ち着きが無い感は有る。しかし、ウイット溢れた、彼特有の皮肉たっぷりのセリフではあるけれども、人間が大好きで大好きで命の限り、人生を謳歌しようとすると監督の彼の生きる姿勢がそのまま映画になっている。
彼の世界観は、やっぱり元気になれるし、楽しくて力強い作品だから大好きだ。
今回も恋する若者のエネルギーを描いて、ウディ節は随所に光る。
最近では、ロンドン・パリ・ローマと観光のメッカである、美しい街並と共に、ロマンチックな恋の芽生える街を描き続けている彼の作品は、そのロケーションを観るだけでも結構楽しめる。
そして今回は、イタリアの大表的芸術文化である、オペラを多数聴く事が出来たのも大きな楽しみの一つだった。
普通は、歳を重ねる毎に、故郷への回帰が強くなるものだが、彼は、昔ほどNYの街に執着する事無く、人間の生きる根源である、人を愛する、恋心にターゲットが絞り込まれているようだ。
やはり今作も、観てのお楽しみで、笑いの絶えない作品である為に、細かいエピソードを記すのは割愛するけれども、まだまだウディ・アレンなら50年位は映画を撮り続けそうな気配が残るような魅力に溢れた笑える作品でした。是非その笑いのパワーは、一見の価値が有るので映画館で、観客みんなで、楽しんで欲しいものですね!
やっぱりウディ・アレン。冷静に考えると、ちょっと不思議。
ウディ・アレン脚本・監督・出演のラブコメ。
いやぁ、ウディ・アレンの作品は一筋縄では行きませんね。『ミッドナイト・イン・パリ』の時もそうだったんですが(って言うか、『ミッドナイト・イン・パリ』は元々、現実と虚実が絡み合っているのがテーマ)、現実と虚実が絡み合っています。一日の話のようでもあり、何日も経過している話でもあり。現実の話でもあり、想像・空想・妄想の話でも有る。なんとも不思議です。
出演時は豪華絢爛です。アレック・ボールドウィン、ペネロペ・クルス、ジェシー・アイゼンバーグ・・・。見たことの有る俳優が結構出ています。もちろん、ウディ・アレンも。
あまり深く考えると、訳が判らなくなりそうなので、複雑には考えずに、美しいローマを舞台にした軽いラブコメということで良いのではないでしょうか。
原題が『To Rome with Love』。FromではなくToで有る所がミソなのかもしれません。確かに、ローマからというより、ローマに対して愛をという感じです。
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