「世界初のシネマトグラフ。映画の原点。」月世界旅行 コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)
世界初のシネマトグラフ。映画の原点。
内容は、歴史上初めての劇映画といわれる、メリアスのカラーフィルム🎞発掘に纏わるドキュメンタリー。今から120年前の作品『月世界旅行』を中心に描かれる。好きな言葉は、『彼は時代の風を読み切れてなかった』当時の時代背景の早すぎる移り変わりの恩恵を受けながらも固執した自分の考えに呪われてしまった客観的評価が良くも悪くも人を表してるなと感じた言葉。時代に〜たら〜ればは無いにしてもそれを除いても現代に与える多大なる影響には驚きました。好きな場面は、メリアスが時代の風を読めず失意を感じ全ての作品を自らの手で燃やし尽くしてしまったほどの絶望と寂寥の場面。自らの子供とも言える作品に手をかけるとは…余程の無力感に…と思うと惜しいことしたなぁ。と映画好きな自分は思うばかりです。当時のイギリスHGウェルズ🇬🇧とフランスジューヌベルヌ🇫🇷との話しが出てきたり。SFの夜明けとも言える時代背景は見ていて嬉しいと同時に懐かしい子供の頃を思い出さしてくれました。やはり映画魔術とSF映画は同じ空想と言うことで相性が良かった。それは今も変わらない素晴らしい作品であると共に感謝すら🫂🥲感じる作品でした。
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