劇場公開日 2013年1月18日

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「完全に予想外でしたが船橋くんだりのシネコンかつ土曜日のレイトショー...」テッド よねさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0完全に予想外でしたが船橋くんだりのシネコンかつ土曜日のレイトショー...

2018年5月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

完全に予想外でしたが船橋くんだりのシネコンかつ土曜日のレイトショーなのに完全な満席。最後の一枚をゲット出来たのは幸運でした。サル顔の肉体派マーク・ウォールバーグ主演のコメディに客が大入りなんて普通はあり得ないので、これは完全にテレビCMの勝利。客席もほとんどが20代のカップルでした。
そもそもR15+なのでそれなりにエゲツなくて下ネタ、差別ネタはてんこ盛り。女性は笑うに笑えない苦行を強いられてましたが、畳み掛けるようにブチ込まれる80年代ネタに中年のオッサンは大爆笑、当時まだ生まれていなかったであろう若者達にはチンプンカンプン。サム・ジョーンズなんて知らないわけですから、これは少年期に『フラッシュ・ゴードン』を観たオッサン達の為のファンタジー。
その他カメオ出演も何気に豪華。まさかのノラ・ジョーンズをバックに主人公が歌うアノ歌には腹筋千切れるかと思いました。日本に馴染みのないネタを除けばだいたいのネタで笑えましたが、劇中でかかる恐ろしくチープなシンセによる懐かしい感じのインストの元ネタだけは解りませんでした。あれだけは悔しい。

よね