マジック・マイクのレビュー・感想・評価
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刹那でやるせない青春映画だった一作目。
シリーズ第三弾『マジック・マイク ラストダンス』も公開されるということで、久しぶりに一作目を再見。『マジック・マイクXXL』から「MAGIC MIKE LIVE」の流れから『マジック・マイク ラストダンス』が生まれたとのことだが、一作目の時点ではやるせなさが漂う青春映画であり、刹那に生きるストリッパーの限界を描いた物語でもあった。ダンスシーンばかりが記憶に残ってダウナーで世知辛い部分が忘れられがちな『サタデー・ナイト・フィーバー』に通じる部分はたしかにある。
そんな中で邪悪にアッパーなストリップクラブオーナーを演じたマシュー・マコノヒーは出色の演技だが、その後の世間の荒波を彼は乗り切れたのだろうか。そんなその後の人生に思いを馳せてしまうのも、この映画が過ぎゆく時間の輝きを描いていたからだと思う。
ポジティブな方向性に振り切った『XXL』も大好きなのだが、ソダーバーグ、ほんのりサイコパス感あるのにいい青春映画撮ってたんだなと改めて感心した。
「すね毛剃る仕事って何なの?!」・・で吹いたw
男性ストリッパーのお話ですが割と爽やかな???内容です。
主人公マイクは将来オーダーメイドの家具店を開業する資金を稼ぐために、
ストリップクラブの他にも仕事を掛け持ちしている。
そんな中で出会った19歳のアダムの姉に恋をして、
自分の立ち位置を客観的に見直すことで、人生を見つめ直すお話です。
■ストリッパーのプロ意識を感じる
エンタメ性を心から愛し、誇りを持ち、常にレベルの高いショーを提供し、
観客を楽しませるストリッパーに、感心しました。
エロいことすればいいんでしょ?・・・って軽くやってるのかと思ってたけど全く違った。
鏡を見ながら真剣にエロダンスを練習するシーンを見てプロ魂を垣間見れました。
ダンスパフォーマンスは、ほんと素晴らしかった!
■後半はちょっとダーク。
後半は薬やら金やら・・ダークな展開です。
やっぱり夜の世界では、切っても切れない定番トラブルはあります。
■生き方は人それぞれ。
自分の現在の状況に満足していないマイクと、夢と成功を掴んだキッド(アダム)。
ラスト近くの2人の温度差が全てを物語ってた。
キッドもいつか自分の『旬』に気づき変わっていく様も見ていきたいと思いました。
■オーナーの生き様にも天晴れ!
オーナーを演じるマシュー・マコノヒーが個人的に一番カッコイイ!
あの年齢ですっごい腹筋バキバキの肉体美!
続編には出演されてないそうで残念です(´・ω・`)
■唐突に訪れる終わり
あれ??これで終わりなんだ?・・って感じ。
マイクは貯めてたお金ほとんど無くなったし、
アダムは尻拭いしてくれたマイクに感謝してるものの
あまり反省してない感じだし、若干後味悪いかな(;^_^A
でも好きな人と一緒に過ごす道が開けたので
マイクにとって良いスタートを切ったから
冒頭に書いたように爽やかな??内容と記載しました。
終わり方は賛否分かれますね。
続編『XXL』も観たくなりました。
ダンスシーンは最高
アダムがどんどん調子に乗っていき最終的にそのままで終わるストーリーはつまらなかった。ただダンスは本当に圧巻なのでこの星の数です。
XXLの方がストーリーは良かった気がする。うろ覚えだけど。
マシュー・マコノヒー最高!
個人評価:3.8
チャニング・テイタムの若かれし日の体験談を元に作られた作品との事だが、監督の愛情と、この作品の照準が最もむいているのは、マシュー・マコノヒーではなかろうか。
映画のピークはマシューさんによって作られ、その鍛え上げた肉体に魅力される。マシューファンなら必見の作品。
他作品でもちょい役だけでも存在感がハンパないマシューさんだが、この作品はそのキレッキレな演技を存分に楽しめる。
ソダーバーグ監督が一番描きたかった部分は、マシューさんの魅力をどう光らすかだったのでは!?
ストーリーは二の次でも問題なく楽しめた作品。
もう一度言う!マシュー・マコノヒー最高!!
自分の生き方について
評価があまり良くないけれど、普通に良い作品だった。
ストリップダンサーの主役マイク。
ストリップだけでも十分稼いでいるけれど、瓦葺屋根の修繕、洗車などいろいろ“真っ当な”仕事もして、自分のデザインした家具を売るのが将来の夢。
瓦葺屋根の工事現場で出会ったのがまだ19歳のアダム。
アメフトの優待生として進学したが、コーチと喧嘩して引退、やさぐれていた。
でも生真面目なお姉さんとふたり暮らし、まだピュアな彼はやさぐれてはいたけれど曲がった事ができず、マイクのストリップダンスにもドキドキしてしまう。
でも一度やり、1日で大金を稼ぎどんどん泥沼に。
ドラッグ売人の売り子にも手を貸すまでに。
どんなにハッチャケていても、地に足のついた普通の仕事もし、ドラッグには一切手を出さないマイクと対照的にアダムはどんどん戻れない方に…そして自信過剰に…
アダムは売るつもりだった大量のドラッグを置いてきてしまい、それを代償することになるが、それを肩代わりしたマイク。
その後から、マイクは遠い目でアダムを見るように。
自分の今の在り方、将来、生き方について考えていたように思える。
トップスターだと思っていたが、それは単なる奢りでボスは若いアダムを贔屓目に見ていることも相まって、ストリップを辞めることに。
女の人なら誰でも手玉に取れていたマイクだけれど、本当に愛する人、大切にすべき人に気づいたマイク(相手はアダムの姉)。
ふたりはとうとう結ばれてハッピーエンド。
アダム含むストリップダンサー達の最後は語られていない。続編で…ということかな。
人生お金じゃないんだよな、それ以外の大切なもの、大切にする気持ちについて考えさせてくれる作品だったと思う。
いたたまれないストーリー
ストリッパーにものすごい盛り上がり方❗️
国民性の違いですね💦
裏ではストリッパーも大変な世界。
お客さんを取るために技術も磨き、
魅力も磨き…
どこの世界も大変だなあ。
チャニング・ティタムがこんな世界にいたかと思うと俳優になる道の大変さとか、
人生をかけているティタムの筋が通った生き方とかジーンとくる。
だけどね、純粋?におぼこく生きていたアレックス・ベティファー(顔だけでお客取れるよ❗️笑)が地獄に落ちていく姿の方がいたたまれない。
物わかりがよすぎるお姉さんがいて良かったね。
でもこれから姉弟の関係はどうなっちゃうんだろ。
自分の夢のために貯めたお金を自分が誘った道とはいえ、人のために差し出すティタムの男粋にまたいたたまれなくなった。
ホント、大変な世界だ。
自称起業家ってこんな感じ
チャニングはストリッパーとしてぶいぶい言わしてるが、実は30歳の設定。
起業家と名乗りビジネスも色々やってます。
と言うが、要するにストリッパーが本業。
チップの現金で稼いではいるが、クレカなどは事故を起こしブラック
銀行からの信用0の状態。
あげく好きな女にあなたは何者なの?扱い。
夢を追い続ける事と、そのリスク。
昼間の俺が本当の俺!と言いたいけど、
まったく稼いでない。夜の仕事を抜けられない。
夜の仕事やダブルワーク経験者ならこれ共感出来るかも。
単純に体はマジでヤバイ。
けど、それ以上に得るものは大きかった。
若い部下や後輩がいる方は是非
TSUTAYAで旧作100円キャンペーンをやっていて、
たまたま手に取った作品がこれ。
男性ストリッパーなんて、口では『嫌だ~』なんてカマトトぶる女性は多いだろうが
実は興味のある人の方が多いのではないだろうか。
アメリカンコメディにありがちな、エロでバカで何も考えずに見れる映画
と、油断していたらどっこい。
貧富較差や、人間育成
見ている人の日常の些細な悩みをジワジワと浮き彫りにしてくるような、そんな印象を受けた。
主人公のマイクは、自分の夢を持ち、それを叶える為には何でもやるという男。
現場作業員や、ストリッパー。
それだけ頑張って働いても、結局ローンは銀行から拒否され、夢には一歩及ばず。
挙げ句、目をかけてやった後輩アダムは調子に乗っちゃってとんでもないことやり出すし、基本損してばっかりの主人公。
ただ、アダムみたいな子は今の日本でも多いのではないだろうか。
自分からは積極的には動かないものの、回りにおだてられ囃し立てられると、調子よくなっちゃって常識では考えられないようなミスや問題を犯しちゃう子。
こういう子って、おだてりゃやるから扱いやすいといえば扱いやすいのだが、
自分からなにかをやるという経験がないから、自分を制する能力に著しく欠けている。
会社で若い部下や後輩を持つ方には、アダムを見て、『あるある~』と共感するところはあるかも。
そんな、大変な後輩をスカウトしちゃったマイクが唯一救われるのは、最後の最後のシーンだけ。
それも、すべての問題が解決されてスッキリ!という感じではなくて
『ええぇっっ!本当に大変なのはこれからじゃん?これで終わり!!?』という突っ込み満載なラスト。
続編があるということなんで、次に期待。
アダムには少しお灸を据えてやって
そしてマイクが真の意味で成功する
そんな結末を激しく希望。
んーーーー
どーーーだろーーーー
んーーーーーー
予想を裏切られることなく、
予想通りの展開。
別に面白くないわけでもなく、、、
ふつうに見てる感じかなーー
見ても、見なくても、いい。笑
絶対1だけで終われないつくりになってる。
2出るありきで、やってるストーリーのペース。
案外シリアス
てっきり、ガンガン踊りまくってデロデロに荒れての
はっちゃけムービーかと思ってましたが、良い意味で
裏切られました。
鑑賞後の気持ちとしてはスカッと、よりもほんわかに近いかしら。
マッチョな肉体に興味はありませんが、キレッキレのダンスは
ショーとしてふつうに楽しく拝見いたしました。
「笑える」をつけたのは、マシュー・マコノヒーの
隙のない演技にですw
ただのストリップフィルムではない
男ストリッパーが本当の幸せに気づくまでの話。
観る前はただマッチョが踊るだけの映画かと思ってたけど!
1人の悩める男が答えを出すまでの話!
観る前とのギャップがすごくてなんか感動してしまった。
もちろんダンスもすごい!
女性が観たら興奮するんでしょうな、いや笑っちゃうのか?
とにかくかっこいい!日本といろいろ現実離れしすぎて魅了された!
そして何よりマシュー・マコノヒー。
脇役でも輝ける男、さすがです。
美味しいとこ全部持っていってた。
肉体美と青春ストーリー
テンション高すぎず、重すぎず、
暇だから映画でもみようかなーという時に最適な映画でした。
途中から少しブラックな方向にいくのですが、
マイクのような、芯の強いキャラクターがいると
アングラっぽい世界の話も安心してみれます。
ふと思った事。日本のジャニーズもこういうとこから来てるのだろうか、、どっちが先かわからないけど、ジャニーズのライブで熱狂する女性はこの映画にでてくるストリップを見てキャーキャーいっている女性とデジャヴする。
全体的には満足
ソダーバーグにしてはチャチャっと作った感はあるし「ラストどうかなぁ」とは思うが,全体的にはなんとなくの満足感がある.正直なところショーのシーンしか印象に残っていない,がそれで満足できる,,,のかな.
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