「歌が頭から離れない。これは完全に“ミュージカル”だ。」レ・ミゼラブル(2012) momokichiさんの映画レビュー(感想・評価)
歌が頭から離れない。これは完全に“ミュージカル”だ。
今回はじめて全編通してレ・ミゼラブルを観ました。
(“ジャンバルジャン”という名前と“銀の燭台”の話はさすがに知っていましたが。)
なるほど、この話が全編通して「伝えたいこと」というのが、やっとなんとなくわかってきました。
この映画で驚いたことは「普通の俳優」(失礼、、)が立派に歌っていること。ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、そして極めつけはラッセル・クロウ。歌えるもんなんですねー!(ラッセルは素人っぽい歌声だったが、味があって良かった。彼の歌が最も印象に残っています。)
本職と遜色なく演じるには相当な鍛練が必要だったはず。すごいです。
あとはやはり「歌」。映画観終わったあともいくつかの歌が頭に残ります。
・ラッセルの「24601~♪」という野太いフレーズが印象的な「Look Down」
・オールキャストで歌う、これぞミュージカルな「One Day More」ここもラッセルのパートが好き。
・スーザン・ボイルが歌って最近また脚光を浴びた「I Dreamed A Dream」アナ・ハサウェイの歌もいい!
・陽気なリズムの「Master Of The House」
・そしてお気に入りは「民衆の歌」。力強い!若者たちの熱い鼓動が甦ってきます。
映画ではなく“ミュージカル”を堪能した気分です!
(映画館で観たかった!)
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