「Now my life is blessed. 歌いすぎ。」レ・ミゼラブル(2012) アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Now my life is blessed. 歌いすぎ。
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今月は一人で勝手に「アン・ハサウェイ強化月間」やっています。第四回は「レ・ミゼラブル」です。フムフム、本作でアンはアカデミー賞助演女優賞を取ったのか~。確かに髪切られたり頑張ってるな~っと思ったら開始30分で死んだ(゚Д゚)!!アン・ハサウェイ目当てで観る作品ではなかったかも?
しかし、この作品歌い過ぎではなかろうか?四六時中歌ってるといかにも演技してますって感じになっちゃうんで、映画に入り込めないというか・・・。感情移入ができていないので皆さんの決心がメッチャ短絡的に見えてしまいます。あまり縁のなかったはずの女性の子供を引き取ってみたり、一目惚れしてみたり。うーん、ミュージカル映画は基本的に好きなのですが、「適度に歌うミュージカル映画」は好きでも、「常に歌ってるミュージカル映画」は苦手みたいです。
後、ちょっと気になったのは本作ってフランスの歴史のお話じゃないですか?でも俳優はヒュー・ジャックマンはオーストラリア人、ラッセル・クロウはニュージーランド人、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドはアメリカ人のエディ・レッドメインはイギリス人、そして全編英語!日本で例えるなら坂本龍馬を中国人俳優が中国語でやってるみたいなもんですよね?フランス人の目にはどう映るんでしょう?出演俳優は皆好きですけどね。
役者も良かった。美術も良かった。18世紀の革命の時代のフランスって舞台も良かった。それなのに映画の作り方が自分には合わなかった。うーん、惜しいなぁ。正直同じ役者で普通に作り直して欲しい!と思える作品でした。
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